27話、4 サラ
27話
4 サラ
俺達は町から逃げ出した!なんか悔しい!まあ、
あの町にとって俺達は疫病神だろうから仕方がな
いのだが!
アリスのデバイスの羽は凄く性能がよく!あっと
いう間に目的地の森に着いた、俺達はここでまた
引きこもる予定だ!
アリスがまた、地下の家を作る!
「相変わらず凄いね、中も広い!」
「姉さん、私さっき手に入れたペットがあるか
ら、調教してくるね!」
「えっ!アリス、ペットってなに、犬?それとも
猫?私も見に行ってもいい?どんな子か知りたい
し、アリスが手に入れたんなら、可愛い子なんで
しょ?」
「うん!いいよ!姉さんも一緒に躾をしてもらう
と助かるよ!最初が肝心だからね!」
アリスはそう言うと、亜空間を開けて、そこから
女性が出てきた!軍服を着た若い茶髪の女性、し
かも、ギルに暴力を振るわれていたアニーだっ
た!アニーは亜空間から出て、すぐに周りを見回
し、アリスを見ると悲鳴をあげた!
「ひぃ!やめ、やめて!また、あの真っ暗なとこ
に閉じ込めるのはやめて下さい!」
アニーは怯えながら、そう言って俺を見かけて俺
に抱きついて来た!
「助けて!お願いします!なんでもしますから!
助けて!助けて!」
「大丈夫だよ!ほら、アリスはこちらから仕掛け
ないと酷い事しないから!」
俺がアニーを抱きしめる、彼女は泣いていた!
「姉さん、その子を渡して下さい!まずは徹底に
痛めつけないと、躾になりませんから!」
アリスが真面目な顔でそう言った!
「待って、アリスもう必要ないよ!こんなに怯え
てるんだ、逆らわないよ!」
(こんなに怯えてるし可哀想だ!助けないと!)
「姉さん、その子、1時間ぐらい亜空間に閉じ込
めただけなんですよ?だから、もうちょとトラウ
マを作らないと私のペットにならないよ!姉さん
は私の邪魔しないよね!」
アリスが怖い!軽く怒っている
「えっ!うん!私はアリスの邪魔は、しないけ
ど」
俺は軽く涙目になり、軽く震えるそんな俺の様子
を見てアリスは舌舐めずりをして
「うふふ!姉さんを少し苛めたくなりました!後
でたっぷり遊びましょう!姉さんは私の事だけを
考えていれば良いんです!」
俺からアニーを奪っていく!
アニーは泣き叫びながら、俺に助けを求める!
「うぅっ!やだ、ヤダよ!あの暗いのは嫌だ!助
けて!お願いします!」
アニーは服を脱がされて鞭で叩かれていた!
[ビシィ!ビシィ!ビシィ!]
「痛い!やめ、あぐぅ!やめてください!」
俺はアニーから目をそらした、逃げたと言っても
いい
(アニーさん、ゴメン!私はアリスに逆らえないか
ら!)
アリスが俺にアニーを渡す、アニーは傷が痛むの
か泣いている
「姉さん、アニーに回復魔法をお願い!私は次の
調教に必要なものを持ってくるから!」
俺はアニーを抱きしめて背中をさすりながら回復
魔法をかける
「ゴメンね、私も同じ事された事あるから、逆ら
えないからこんな事しか出来ないの」
「あ、ありがとうございます、あの私、痛いのは
嫌なんです!どうしたらいいですか?」
「うーん?逆らわないが1番だと思うよ!従順に
なり指示に従うこと!これが1番だと思う、ツラ
イと思うけど頑張って!」
次の日、アリスが怒って俺のとこに来た
「姉さん!昨日アニーにアドバイスしたでしょ?
せっかく反応を楽しみながら調教するつもりなの
に、つまんないよ!そうだ、代わりに姉さんが受
ければいいんだよ!犬にしてあげるよ!」
アリスが俺の顔に両手でホールドしながらキスを
する
俺はアリスに抱きつき泣いて謝る!
「アリスごめんなさい!ごめんなさい!ごめんな
さい!」
アリスは俺の頭を撫でながら、
「本当に悪いと思ってる?姉さんはアニーを庇っ
たりしたらダメなんだよ!姉さんは私の言う通り
にすればいいの?わかった?」
「うん!わかった、ゴメンねアリス!」
アリスが俺にキスをしてくる!俺はその日アリス
の指示通りに、アリスにサービスをする!アリス
はご褒美に俺にいろいろしてくれた!俺はぐった
りしながらアニーの調教を見ていた!
アニーは俺に助けて欲しそうな目をしていたが、
俺は無視をした!
(正直助けたい!でもアリスが何もするなって言う
から、ゴメンね!)
アニーはアリスの能力で犬にされて首輪をつけら
れていた!アニーの調教は酷かった!俺の時は愛
がある調教なのだとわかった!俺の時はミスをし
たり、粗相した時は軽くお尻を叩く程度なのだ
が、今回は鞭を使って拷問していた、俺はアニー
が拷問されるたびに慰める!アニーは3日ほどで
心が折れたみたいだった!
この部屋にアニーが連れてこられて1週間が過ぎ
たアニーは、アリスの物になった!少しでも逃げ
ようとか考えたら酷い拷問をされていたので考え
る事もなくなり、常にアリスが喜びそうな事を考
えるようになった!
なのでアリスも、アニーを可愛がるよになった!
アニーは俺の事を姉様と言い、アリスの事をご主
人様と言うようになった!
普段はアニーはメイドをしている、俺達の食事や
洗濯をしてくれている、かなり、尽くしてくれて
いるので助かる、時々アリスがご褒美にいろいろ
して遊んでいる!
時々3人でベッドでイチャイチャするようになっ
た!
「ねぇ、アリスなんで、アニーをペットにした
の?別にここに連れて来なくても、あのまま軍に
返せば良かったんじゃないの?」
私がアリスに質問する、アニーは興味深そうに隣
で聞いている!
「姉さん、あのままアニーを放置すると多分殺さ
れているから、助けたんですよ!ギルが生きてい
る状態で軍に戻ると、ギルは行動に問題があるの
で、それを上に報告される前にギルに口封じされ
る確率が高かった、だから助けたんですよ!」
アニーは、凄くビックリした表情になっていた!
俺は恥ずかしくなった!
「凄い!アリス私ただの趣味で拐ってきたと思っ
たよ!ゴメンね、間違っていたよ!」
アリスは私を抱きしめて
「いいんだよ、姉さんが最後にわかってくれれば
後はどうでもいいし!」
アリスはアニーと俺を抱き寄せ、イチャイチャし
てきた!俺もアニーもアリスに甘える、そんな感
じで引きこもり生活が続く!