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26話、3 サラ

26話


3 サラ


俺はギルに刀を向ける、ギルは笑い出す!


「ハハハ!ここまでやられるとは思わなかった


ぜ!これを使わせて貰おうか?」


ギルはポケットから小さなカプセルを飲み込んだ


「へ!今何を飲み込んだの?まさか、お約束のパ


ワーアップする薬?うわ、ないわー!」


俺はそう言いながら刀を振るう、ギルが躱す、あ


り得ない動きだ、片手と片足を切り落としたの


に、よく見ると体の傷が無くなって手と足が生え


ていた


「まさか、この薬を使う羽目になるとは、この薬


は使用すればするほど、副作用で人間を辞めてい


く、薬だ!テメエ、マジで犯して、ガキを孕ませ


て死ぬまで犯してやる、女で生まれた事を後悔さ


せてやる!」


ギルがそう言いながらガトリングガンを拾う


「うわ、マジでしつこい!男でしつこいと女の子


に嫌われちゃうぞ!」


俺は可愛いく言った


「うるせえ!テメエは俺様の前で股を開いてれば


いいんだよ!」


ギルがガトリングガンの引き金を引こうとした瞬


間、ギルの後ろにいきなり男が現れてギルの服を


掴み一瞬にして消えた


「えっ!」


俺は驚いたが、すぐに未来視が発動して攻撃が来


る事がわかったので未来視通りに躱す


[ダン!ダン!ダン!]


俺の頬に銃弾がかする、頬に傷が付く


30メートル離れた所に銃を持った男とギルがいた


「今のを躱しますか?凄いですね!何かの能力で


すかね?どうしましょうコレ!」


そこに光の波がギルと男を襲う


2人がまた、一緒で移動する、光の波の発生源を


見るとアリスが怖い顔で


「ちっ!やりにくい!でも、使いがってがいい能


力ですね、姉さん怪我は大丈夫?」


アリスが俺の顔を撫でる、すると傷が治る、回復


魔法をかけたのだ、アリスが微笑む


少し離れた場所で男と一緒にいたギルが暴れる


「ジュリアンなんでお前がここにいる!俺は教え


てないぞ!」


「やれやれ、煩いですよ!」


ジュリアンがギルに蹴りを入れた、その瞬間ギル


が消えた


俺は殺気を込めて


「ギルは何処に行ったのかしら?彼を殺すつもり


なんだけど!」


ジュリアンは笑いながら


「まあまあ、そうピリピリせず、可愛い顔が台無


しですよ、さて、自己紹介をしましょう、私は特


務隊ミストルテインの8番隊隊長ジュリアンと言


います、よろしくお願いします!」


「あっ、ハイ、よろしく?」


俺は可愛いなんて言われて少し照れて挙動不審に


なる


(ちょと嬉しいかも!いつも化粧とか、アリスに任


せてるけど、俺も勉強しようかな?)


「姉さん、少し黙って!怒るよ!」


アリスが怒っている、失禁しそうになった


「ひぃ!ご、ごめんなさい!」


私はアリスにガチで謝る、涙が出て軽く震える、


アリスは俺が震えているのを見て、抱きついて来



「あっ、ゴメン姉さん、本気で怒ってないから


ね!ほら大丈夫だよ!」


アリスが俺の胸を軽く揉みながら、俺の涙を舐め


る、俺はふと我に返って、特務隊のジュリアンに


この痴態を見られている事に気付いた


「ふむ、君達はそんな関係なんだね、勿体ないそ


んなに綺麗なのに!」


「うわー!見るな!見るなー!」


俺はデバイスをアサルトライフルに変え、ジュリ


アンにぶっ放す


[ダ!ダ!ダ!ダ!]


すると、ジュリアンの前に黒い空間出て、吸い組


まれる、そして、俺達の死角から銃弾が襲って来


た!俺は未来視で来るのがわかっていたし、アリ


スには俺の心が常に読まれてるので、アリスが光


の羽で盾を作り、銃弾を消滅させる


「予想はしていたけど、よくアニメである、空間


を操作する能力か!それでギルを逃したのか」


アリスが考えながら答える


「ふむ、コレも防がれますか、どうしましょう?


そうだ、2人とも一緒に来てはいただけません


か?2人の安全は保証しますよ!」


アリスが怖い顔で


「断る!お前ら付いていってもどうせ姉さんに害


をなす!そんなお前らに私の姉さんを渡すわけが


ないだろう!それに私は姉さん以外は要らない、


姉さんに危害をなすものには死をあたえる!」


アリスが本気になった、アリスの目が黒から青に


なり青く光る


背中の羽が巨大化していく


[バチィ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!」


羽が大きくなるにつれ、周りの物が分解されてい


く俺の周りは青白い羽に包まれていた


ジュリアンが少し焦りながら


「ちょと、こんな街中で本気を出すつもりです


か?ここらの住民が全員死にますよ!」


「貴方なにか思い違いをしてない?私は姉さんが


いれば後は要らないの、この町の住民が全員死ん


でも別にいいわ!」


「貴方が良くても、そこのお嬢さんはどうです


か?この町を守る為にこの戦いをしたのに、成功


報酬がここの住民の死では納得がいかないので


は?」


「貴方、頭が回るようだけど根本的に間違ってい


るわ!姉さんは私がやる事には不満があっても逆


らう事もなく、従う様に何度も何度も脳に刻んで


調教したんだから!貴方がどう姉さんを揺さぶっ


ても、意味がないわよ!」


アリスは俺に抱きつきながら、キスをする、舌を


絡めてジュリアンに見せつける様にする、俺は抵


抗しなかった、その様を見ていたジュリアンは笑


いながら


「確かに、一流の戦闘技術がある人物が戦闘中に


少し怒られるだけで、泣いたり、キスして、され


るがままというのはおかしいですね、調教と言う


のは本当の事なんですね!ここは撤退します、私


1人では荷が重い、では、お嬢さん達また会いま


しょう!」


ジュリアンが一瞬で消えた、取り敢えず、帝国の


特殊部隊ミストルテインの初襲撃は撃退に成功し


た、ただ町の被害は大きく、家が10軒ほど無くな


っていた


俺達は戦闘前に買い物を済ましていたので、この


町に用は無いので逃げ出した











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