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24話、1 サラ

24話


1 サラ


俺達は小さな町アーメンにきた、2ヶ月間近く、


引きこもりだったので、流石に食料とか、服、洗


剤、石鹸、シャンプーとリンス、化粧品などがな


くなってきたので、新しい隠れ家に引きこもる前


に買いに来た


ざっと見た感じ1000人ぐらいの町だ、俺達は次々


と店で買い物をしていく


「姉さんこの服どうですか?姉さんに似合ってる


とおもうのですが?」


「あっ!確かに可愛いかも?いいねコレ、買お


う!アリスはコレなんかどう」


俺はアリスに似合いそうな服を差し出す、可愛い


フリフリの付いた服だ


「姉さん、流石にコレは、元男性だからってセン


スがなさすぎです!私もう18ですよ、コレなんか


完全な少女が着る服じゃないですか、恥ずかしで


す」


アリスが酷い事を言う、俺は少し涙目になる、横


を見ると服の店員が頷いている、おれの味方がい


ない


「酷い!アリスにせっかく似合いそうなのに、そ


れを着ていろいろして欲しかったのに」


俺がそんな事を言ったら、アリスが顔を赤くして


「姉さんがそこまで言うなら、仕方がないです


ね、店員さんコレもお願いします」


アリスが文句言いながら買った、俺はついニマニ


マしてしまい、それをアリスに見られた


「姉さん隠れ家に着いたらお仕置きですよ!」


アリスが顔を真っ赤にして恥ずかしそうに言う、


俺はニマニマしながらアリスに抱きついて


「うん!楽しみにしてるよ」


2人で店を出る、町の食堂でご飯を食べる、店員


さんにオススメメニューを頼み食べた、この町は


ジャガイモ料理みたいなものが有名らしい、初め


て食べたので、2人で美味しく食べた、会計を済


ませて店を出る


散策をしていると、人だかりが出来ていたそこに


俺達も加わり


「何だろう?なにかのお祭りかな?」


「姉さん、マズイかも!今すぐフードをかぶっ


て」


アリスの真剣な声に俺は反応してフードをかぶ


る、人だかりの奥の店から、女性が壁を壊しなが


ら吹っ飛んできた!隣の家の壁に叩きつけられる


[バギィ!グシャ!]


「がはぁ!う、痛い!」


よく見ると女性は軍服を着ていた、周りの人は動


こうとしない、私が助けようと動こうとしたらア


リスが俺の手を握り、俺がアリスの顔見るとアリ


スは顔を振る


「姉さん、いっちゃダメ!敵の前で目立つ行為は


やめて!」


「でも、可哀想だよ!」


俺達のやりとりを見ていた、おじさんが小声で俺


に言って来た


「あんたら他所から来たのかい?なら関わらん方


が賢明だ、最近この町に駐留している軍のお偉い


さんが酷い方でね、あのぐらいは日常茶飯事さ!


あんたらもべっぴんさんだ、早くこの町にから出


た方がいいぞ、お偉いさんは美人を見るとすぐに


犯してくる、酷い子だと殺される事もある、もう


この町で3人の若い子が殺されているんだ!早く


逃げなさい」


俺は3人も殺されている事に憤りを覚えた


「そんな!誰もとめないのですか?例えばこの町


全員で出て行けと騒げば何とかなるかもしれない


のに」


「相手は軍の特殊部隊の隊長だ!1人でこの町の


住民を虐殺するぐらいの力があるから無理だよ、


最初の犠牲になった父親が刃向かったけど、皆ん


なの見てる前で、なぶり殺しされてね誰も逆らわ


なくなったのさ、だから逃げなさい、そうなった


ら誰も助けてはくれないよ」


(特殊部隊がここに?なんで?ここは国境からもか


なり離れてるし、重要な施設も無いだろうし?あ


っ!俺達が壊した研究施設、もしかして此奴ら俺


達を探してここに!じゃあ犠牲になった人達も俺


達のせいかも?)


そこに、アリスが小さい声で


「違うよ!姉さん、私達のせいじゃないよ、奴ら


は女性を犯したり、殺したりはしなくてもいい事


を勝手にやってるだけ、私達関係ないんだよ!」


(相変わらず、アリスは俺の心を読んでいたらしい


でも、アリスはそう言うけど、やはり俺らのせい


ではないかと思ってしまう)


そこに、壁の穴から男が出てきた


「ほう、アニーまだ生きてたか!普通なら死んで


るぞ、まだ生きてるならちょうどいい、俺の部下


達の玩具にしてやるよ!いい女は俺が食っちまう


から部下にやる女がいなくてな、だいたいお前は


女の癖に生意気なんだよ!平民に何しようが俺様


の自由だろうが!」


肩を抑えたアニーが男は睨みながら、


「違います!我々は帝国軍人です、民を守る組織


であって民に害する組織じゃない!ギル隊長貴方


は間違っています!」


「そうかよ、だが、貴様は力が無い!気持ちだけ


で一体何ができるんだよ!」


ギルがアニーに何度も蹴りを入れる


[ドガ!ガッ!ゴッ!]


「あぐぅ!あが、やめ、」


「バカな女だ!死ね!死ね!死ね!」


ギルが蹴りをやめる、アニーはもう虫の息だ、ギ


ルが笑いながら


「おい、お前らこの女に回復魔法をかけて好きに


していいぞ!後は適当に俺が任務中に事故で死ん


だ事にするからよ!」


後ろに控えていた、ギルの部下達が様子を伺いな


がらやってくる


「さすが、隊長、へへ、やっとお楽しみタイム


だ!この間の女も遊びがいがあったけど、お仲間


に手を出すのは久々だぜ!」


「この間のって後から父親が復讐に来たやつだ


ろ?隊長がかなりお楽しみだったやつだろ?バカ


だよな、隊長に逆らうなんてさ!」


「まったくだ!まあ、その分楽しめたけどな!隊


長は女を犯して、ついでに父親をなぶり殺しにで


きたから機嫌よし!俺らは隊長の使用済みの女を


抱ける、この隊に入ってよかったぜ!」


俺は此奴らは生かしておいてはいけないと思った


(なんだ、此奴らもう人じゃない、ケダモノじゃな


いか!もう、殺した方がいいんじゃないか!)


俺はフードをとり、アリスの方を見る、アリスは


俺の顔を見て


「仕方がないですね、雑魚は私に任せてくださ


い、後周りの被害も気にしなくて大丈夫ですよ、


私が盾を貼りますから」


「ありがとう、アリス愛してる!」


アリスは顔を赤くして挙動不審になっていた、俺


はすぐにデバイスを起動して、刀でギルに飛びか


かる!


ギルは俺がいきなり襲いかかってきたので少し驚


いた風でデバイスを起動して受け止めた、ギルの


デバイスはガトリングガンだった


「おい!おい!おい!なんだこりゃ!ってよく見


れば手配書の女じゃねえか!ハハハ!やっと見つ


けたぜ、この1ヶ月探しまくったんだぜ!写真通


り綺麗じゃねえか、嬲りがいがありそうだ!」


「ゲスが、殺す!」


俺が殺気を込めて構える











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