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17話、9 アリス

17話


9 アリス


姉さんが寿命が500年あると知って驚いていた


私はバレッタのパソコンをいじりながら


「うーん?姉さんとりあえずここに武器があるみ


たい!私達専用みたいだよ、ホラ!」


私は姉さんにパソコンの画面を見せる、ナノマシ


ン兵器の性能が写っていた


バレッタと私達と兵器が置いてある場所に向かう


そこには白い砂が、入った箱が2つ置いてあった


「この砂が兵器なの?アリス間違ってない?」


「姉さん間違いないですよ!この砂を触りながら


どんな武器がいいか考えながら触わり、[アクセ


ス]と言えば、姉さんの思った通りの武器ができま


すよ、まあいつでも武器は変えられるみたいです


けど」


「つまり、自分の思った通りに武器がコロコロ変


わるのか?凄いな!」


姉さんが2つ箱を見てると、バレッタが


「サラさん、こちらの箱が貴方にオススメです


よ、こちらにはニナさんが入ってますよ!」


姉さんが怒った


「どう言う事だ!なんでこの砂がニナなんだ、ふ


ざけんてんのか!」


バレッタが説明をする


「この砂は一粒一粒がナノマシンを取り込んだ人


の骨を砕いたものです!この実験施設の被害者の


骨を砕いたものですよつまりその箱はニナさんの


骨が入っています」


姉さんが信じられない顔をして言う


「これ!何人殺してるんだ?私達を作るのに何人


殺した!」


姉さんはバレッタの胸ぐらを掴む


「私の息子を含めて3千人ほどの人が殺されてい


ますよ、私の息子が人質にされているので計画に


参加したけど、殺されているならこの計画には参


加しなかったのに!」


バレッタは泣き出した!私は全て経緯を知ってい


たので黙っていた、姉さんは手を離す


「でもいいのか?これはアンタの息子も入ってい


るだろう?」


「私はもう、疲れました、それに世界の為になる


のなら貴方に使って欲しいとおもいます、アリス


さんではなく貴方に使って欲しい、お願いしま


す!」


バレッタは泣きながら頭を下げる!


「わかった、私が使うよ」


俺は箱に近づいて砂に触る


「アクセス!」


眩しい光が砂から発生する


姉さんが意識を失って倒れた、私は姉さんが意識


を失うのが、わかっていたので受け止める!姉さ


んを膝枕をして、頭を撫でながらバレッタに質問


する


「困るよ!あんな言い方されたら、姉さん疑問に


思うじゃない、記憶をいじるのも大変なんだよ、


もう、貴方には結構目をかけてあげたのに」


「動かしやすい駒としてでしょう、私が馬鹿だっ


た!あの子の為と思い、大量の殺人に手を貸して


しまった、結局あの子は死んだ!誰のせい?皇


帝?それともハウゼン?やはり貴方かしら」


「私は貴方の子供の死には関係ないわ、ハウゼン


が勝手にやったことよ、貴方もわかっているでし


ょう最近のハウゼンは頭がおかしかった!」


「でも、私は全ての経緯を調べたわ、全ては、全


ては貴方から始まっている!貴方さえ生まれなけ


ればこんな事にはならなかった」


「そうかもね、否定はしないかな?で、こんな事


したんだからもっと、私を困らせる事をしたんで


しょう?」


「アハ、それは秘密ですよ!知りたかったら私の


記憶を読めば良いじゃないですか?」


「そう!ならそうさせてもらうわ!」


私は能力ブレインジャックを使う、しかし、バレ


ッタに弾かれる


「バレッタ?貴方そんなに自我が強かった?私の


能力を弾けるのは同じ能力を持つものか、ナノマ


シンの適正値が高い人物だけなんだけど」


「その3つ以外にも、もう一つありますよ、それ


はこれです」


バレッタは胸元の首飾りを見せる、緑色の宝石だ


った、私はそれを見て気づく


「うわ!それ反物質じゃないの、よくそんな物手


に入ったわね、国宝級じゃないの」


「ええ!手に入れるのに苦労しました、これのお


かげで精神系の能力を無効化する事が出来ますの


で」


「やっぱり、私の能力は精神系だと気づいていた


のね、まあ、仕方ないか、貴方の前でつかいすぎ


たね」


「アリス様、私はこの世界が憎い!なので滅ぼそ


うと思います、なのでいろいろ手を打ちました、


さあどうします」


「そうね、何もしないかな?私、姉さんがいれば


後は何も要らないし」


「はぁ!何もしないのですか?世界がどうなって


も良いのですか?」


「うん、それに貴方がやれる事なんてたかが知れ


てるしね、帝国にもソコソコの戦力がいるでしょ


う?基本放置かな?関係ないし?」


「そうですか、残念です、まあ、良いや私の復讐


が叶えば」


「でも、バレッタ貴方ハメられたかも、貴方の復


讐はハウゼンの思い通りだと思うよ、多分アイツ


この為に貴方の子供を殺したと思うし、アイツも


自殺しちゃたしね」


「はは!やっぱり、そうですかね?私もそうじゃ


ないかなーって思っているんですよ!最近ようや


くわかってきて、もう止められないし、もう疲れ


ました」


「今なら、仲間だったし、巻き込んだ罪悪感もあ


るから、楽に殺してあげるけど、どうする?苦痛


もないよ」


「は、はは、お願いできますか?これ以上生きて


いても苦痛ですから、でも本当に何をしたのか聞


かないのですか?」


「うん、だって皇帝に送った魔族化の薬が間違っ


た物とか、研究の成果が違うものとか、そんな事


でしょう?それを投与すると化け物になって国を


滅ぼすとかでしょう?」


「アハハハ!そうです!その通りです、さすがこ


の国の頭腦をトップ達の知識を自分の物にしただ


けはありますね、まさに天才」


「バレッタ!貴方嫌いじゃなかったわ、息子さん


に会えるといいね、さよなら」


私はデバイスを起動する、背中に光の羽がでる、


その羽がバレッタを包んでいく、羽が体に触れた


瞬間に粉になって舞う





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