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16話、8 アリス

16話


8 アリス




警備室に着いた、中には5人いた、私達はタイミ


ングを合わせて中に入る、姉さんは扉を開けてす


ぐのとこにいた奴を警棒で頭を殴る


[ゴキン!]


私はその隣にいた女性の頭を殴る


[ゴシャ!]


すぐに周りの警備員達がこちらを見る


「な、なんだ!」


「隊長!貴様らなにを!」


「嘘だろ!やめ!」


姉さんはすぐに行動を起こして3人の頭を殴る


「桜花流、1の太刀、1の変型」


警棒が異常にしなり看守達の頭を3人同時に横薙


ぎに殴り砕いていく


[シュッバッン!]


「凄い姉さん、そんな事出来たんだ!マジ、カッ


コイイ!」


「アリスに前に言っていただろう?私には前世の


記憶があるって、その記憶の技だよ1の太刀は


縦斬りの技なんだけどそこに1の変型をつけると


横薙ぎになるんだ、戦況に応じて変えるのが桜花


流なんだ!」


「凄い!今度私にも教えてお願い姉さん、頑張っ


て覚えるから!」


取り敢えず、初めて人殺しをした演技をしない


と、私は軽く震えてみせる


2人で警備室にある死体を片付ける、私には警備


室で監視カメラで後どこに警備員や看守がいるか


監視する役をする事になった、私が警備室で指示


を出す


念のため扉には鍵を掛けバリケードを作り、姉さ


んと私は無線機をつけ、私の指示に従いながら姉


さんが警備員と看守達を次々と殺していく


「桜花流、1の太刀」


[シュッ!]


警備員の頭蓋骨が砕け頭部がなくなった


「姉さんこれで最後だよ、後はいないみたいそれ


と警備室の資料を見たんだけど、もう実験体は


私達だけみたい、後は処理済みになってる、念の


ため他の独房を調べたんだけど誰もいないの、ゴ


メンね」


「ううん、謝る必要はないよ、助ける余裕がある


場合だけだから仕方がないよ!ありがとうアリス


そちらに合流するから待ってて!」


私達は警備員達を皆殺しにした、後は研究員だ、


ほぼ全員人形になっているので簡単だろう、私が


場所を姉さんに教える、姉さんは次々と研究員の


部屋にこっそり入り、警棒で撲殺する


私は姉さんの目的のハウゼンの部屋を紹介する


姉さんは静かに開けるそこにはハウゼンがパソコ


ンを見ながら書類を整理していた


「やあ!ハウゼン久しぶりだね、なかなか最近居


なかったからこちらから来たよ!」


姉さんは嬉しそうに言う私は姉さんの後ろから


ハウゼンに軽く手を振る!


「フハハ!63番か、29番よく来たね、待っていた


よ、ここに来ているという事はもう、この施設は


制圧されたという事かな?」


「当然だろう?後はアンタとバレッタだけだ!」


「ふむ!バレッタを最後にしたのか?君の選択で


はないね、29番君だね!なら後は彼女に任せる


か、私の仕事もこれで終わったというものだ!」


「はぁ!なにを言っている、今までの子供達を殺


しまくった責任を取ってもらう、楽に死ねると思


うなよ!」


ハウゼンは自分の腕に注射器を打つ、ハウゼンは


苦しみ出した私は舌打ちをする


(やってくれる!姉さんに仇を撃たせる事に意味が


あったのに!)


「やっとだ!やっと死ねる、63番君には感謝しか


ないありがとう!」


(最近精神がおかしくなっていたのは、知っていた


けど?ここまでとは、皇帝の指示があったとは言


え、自分で始めたくせに後片付けぐらい自分でし


てよ!面倒だな!)


呆然としている姉さんに私は姉さんの手を握る、


姉さんは我に帰り、私達はバレッタの研究部屋に


いく


研究部屋でバレッタは寝巻き姿で研究の書類を読


んでいた、私達はバレッタに姿を見せた!バレッ


タは驚いた感じだったが手を挙げて降伏した!


私達はバレッタを拘束して姉さんが色々聞き出す


ことにした!まずはこの人体実験の計画について


だ!


姉さんがこの計画の半分を知った!


(でも、本当はもっと酷いんだけどね!)


「私達か、私達、魔族になったんだね!アリスな


んか凄い事に巻き込まれたね」


姉さんは他人事のように言う


私はバレッタのパソコンを触りながら


「姉さん、私達外でウロウロしてるだけでナノマ


シン不足が解消されるみたいだしとりあえずここ


から逃げるだでもこの世界の為になるんだっ


て!」


「どういう事?私達を作ったのは、世界を救うた


めじゃないの?」


「うーん?なんか違うみたい、計画書には私達の


脳を損壊させて植物人間にしてカプセルに閉じ込


めて、帝国だけナノマシンの恩恵を受けて他の国


が滅ぶのを待つ作戦みたい」


(まあ、それは第1段階で、第2段階は、皇帝が私


達の体を使って不老不死になり世界を統べる!そ


れが皇帝の計画なんだよね、だから、私1人だと


逃げれないから、ハウゼンを騙してここを作らせ


たんだけど、全て上手くいったね、ナノマシンの


適正値が高い人を魔族化する薬を30本作れたし姉


さんと知り合えた!むしろ皇帝に感謝しないと!)


「じゃあここを出て、いろいろな国や町に冒険の


旅に出れば世界を救えるのか」


「うん、その場に2ヶ月くらいいればそこの土地


が安定するみたい、姉さん落ち着いて聞いてね


私達、寿命が500年ぐらいあるみたい、しかも不


老だって!」


姉さんはびっくりしていた








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