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12話、4 アリス

12話


4 アリス


私は17歳になった、なんだかんだ言ってエリザの


元には何回か行っていた!最近ハウゼンの様子が


おかしい!もう限界なんだろう!子供達の犠牲も


2000人を超えた、ハウゼンは精神的に参っていた


ので、部屋に閉じ込めた!


実験は私とバレッタの2人で行う!さすがにこの


人数の人体実験をしたのでかなりのデータが取れ


た!ナノマシンとの相性が高くないとダメな事が


分かった、こればっかりはDNA次第だ!才能とい


ってもいい!これを満たしているのは63番だけと


なった、金髪の可愛い女性だ!恐らく変な事にな


らない限りこの子は魔族化するだろう!


私は63番と仲良くする事にした、


(うーん?どうしよう?63番と仲良くなるにはど


うすれば?研究者側から入ってもダメだろうな?


となると生活に不便はあるけど、共同生活すれば


いいか!同じ苦難を乗り越え、63番が私に依存す


るように仕向ければこちらの物か!あの子可愛い


し能力で人形にして遊べば最近のストレスも解消


されるし!よし、やろう!)


まずは、63番とすごす愛の巣作りだ!トイレのあ


る2人部屋の独房を作らせる!後新しい首輪を作


らせるボタンを押せば電撃が流れる仕様だ、それ


と2人で共同生活はハウゼンが命じた事にした、


私は今、63番が来るのを待っている!


「ほら、63番入れ俺は忙しいんだ!さっさと入っ


て寝ろ!」


看守は63番の背中を蹴って独房に入れる!63番は


ふらつきながら、独房に入る!痩せているがかな


り可愛い女の子が入ってきた!正直言って好みだ


った!


(そうだ、演技しないとバレちゃう)


私は怖くて震えている演技をする!


63番は私に近づき看守達がいなくなった時に話し


かけてきた!


「ねぇ、君の名前は?私はサラよ!歳は17歳、よ


ろしくね」


私はわざと怖い演技していた!そしたら63番は私


を抱きしめて来た


(へー!凄いなこの子!かなり優しい子だ!どれじ


ゃあ可愛い反応をしようかな?)


「わ、私の名前は、アリスです、歳は今年で17歳


です、よろしくお願いします」


「そうなんだ、じゃあ私の方が少し姉さんなんだ


ねよろしくね、アリスちゃんあと番号は何番って


言われているの?私は63番だよ!」


「私は29番です、サラさんよろしくお願いしま


す」


お互いに自己紹介をした後私がサラさんを抱きし


めた!いい匂いがする!夜が楽しみだ!


その日の夜、私はサラさんを人形にする、サラさ


んの目が虚ろになる!そして2人で独房を出る!


鍵を私が持っているからだ!私の研究部屋にい


く、私はサラさんにキスをする、サラさんが指示


通りに舌を絡めてくる!なんでも言う事をきく!


2人でいろいろしてその後2人でお風呂に入って独


房に戻って寝る!


独房にいる間はサラさんが常に手を結んだり抱き


しめあったりして過ごした!サラさんは2年間1人


で過ごしていた為、こうやってベタベタすると喜


ぶ、サラさんが薬の副作用がキツイ時は私が背中


をさすったり、抱きしめてあげたりして、慰めて


あげている、私も時々薬を投与されたふりをして


苦しんだふりをする!するとサラさんが私を抱き


しめて背中をさする!少し罪悪感があるがサラさ


んが可愛いくてたまらない!


バレッタが提案して来た!


「本物を投与して自分でもどんなものか経験して


みればどうですか?そうすると罪悪感も消えるか


も知れませんよ?」


(そうかな?そんな事ないと思うけど?まあいい


か!)


サラさんがいつも投与されている薬を投与される


独房に戻ると副作用がくる!


かなりキツイ!悲鳴をあげる、体中から血が吹き


出す!


「うぐ!苦しい!がはぁ!苦しいよ!誰か!誰か


助けて!」


私が悲鳴をあげたので!看守達がやってきた!す


ぐに鍵付きの扉を開け看守達が警棒を持ち中に、


はいってくるサラさんが私を抱きしめる!


「うるさい!静かにしろ!ぶっ殺すぞ!」


「待ってください!今静かにさせますから!お願


いです、この子を殴るなら私を殴ってください!


お願いします!」


サラさんが看守にお願いする!


(ダメ!なんで!止めないと、サラさんが暴力を受


ける必要がない!ぐぁ!痛みで能力が使えない!)


「そうか仕方ない!殴らないと!」


看守達がニヤニヤしながらサラさんを警棒で殴っ


てきた!サラさんは2人の暴力を私を抱きしめな


がら受けて耐えた!


[バギィ!ドス!ガッ!バギィ!]


「うぐ!うぐ!ウグゥ!」


サラさんが暴力を受け呻く!しばらくすると、殴


るのか飽きたのか看守達が独房から出て行く


「クソ!次うるさくするのなら29番ごと殴るから


な!わかったな!」


「はい、わかりました」


サラさんはぐったりしながら答えた、私が小さい


声で


「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」


私は謝った!本気で謝った!サラさんは私の頭を


撫でながら微笑んで


「いいよ、気にしてない!こんな怪我すぐ治るか


らさ!アリスちゃんも謝らないでね!」


(こんなに痛いなんて!思わなかった!)


「わ、わかった!あぅ!痛いよ!」


私が痛みで呻くサラさんが抱きしめて背中をさす


る!しばらくすると私は寝ていた!私は夜中に眼


を覚ます!隣にサラさんが寝ていた!傷がまだ治


りきっていない、少しうなされていた!私はすぐ


に回復魔法を使う!すぐに寝息が楽になったよう


だ、私はサラさんの頭を撫でながら考える!


(今回の出来事でサラさんは完全に信用出来る!む


しろ私が善人すぎて依存しそうだ!後この独房は


ダメだ、もっと快適な所にしないと!そうだ私の


部屋を独房の代わりにすればいい!私の荷物を空


き部屋に移動させ、部屋の鍵を外と中両方から開


けれるようにすればいい!この人を守る!この人


は私の物だ!誰にも渡さないぞ!)


私は決意する!



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