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11話、3 アリス

11話


3 アリス


私は16歳になった、沢山の人達が実験の名の下で


犠牲になっていた、1000人ぐらい殺されていた!


そろそろ私のデバイスを作ってもいいだろうと思


う、デバイスとはナノマシンの制御をしやすくす


るものだ!その材料はナノマシンに汚染された、


人骨を砕いたものだ、なので、この研究施設には


1000人分の人骨を砕いたものがある!


私はエリザの胸を揉みながらパソコンをいじって


いた!


エリザも19歳になっていた!最近は調教しすぎて


私が可愛がってあげると嬉しすぎて失禁するの


だ!なんかこの子を見ると残念な子に思える


(こうなったら人はお終いかな?でも楽しめたし薬


であんまり汚染されてないし、解放してあげても


良いかも?さすがに情も湧くしね!エリザ以外の


子も何人か玩具にしたが彼女たちは私に懐かなか


った、心を折ってやると精神がおかしくなる子ば


かりだった!元々、ここで実験されて、軽く精神


に異常を起こした子が多かったせいもあるが、エ


リザはここに送られて来た人の中で初めての生還


者になるかもね!)


私はナノマシンの材料のある場所にいく!倉庫に


着いた、大量の人の骨が砕いてある箱の前に着い


た!私は取り敢えず両手を合わせて拝む


(成仏してください!まあ、私のせいもあるけど、


元はこの国の王様が欲しがってハウゼンにやらせ


た事だしね、この実験が成功しないと私がヤバイ


し!私1人だと戦う力も無かったしねゴメンね!)


私は罪悪感が出てきたが、それを振り払い骨を砕


いた粉に触る!


[アクセス!]


私専用のデバイスが完成した!私の背中には青白


い光の羽が生えている!羽の形は私の思うがまま


だ!そして今、体が浮いている!羽を操作してか


らの木箱に当てる!木箱はすぐに分解され粉にな


る!


(かなり使い勝手がいい、デバイスが出来たね!常


に体を覆う事も出来るし、羽から針状の物を発射


して当てたものを分解できる!体を覆うバリアを


手に濃く展開して剣のようなものも作れる!)


私は空を飛びながら、考える部屋の中を凄いスピ


ードで飛び回る!一瞬で加速して目標の前に移動


する!


(完璧だ!このデバイスの名前はどうしよう!カッ


コイイ名前がいいな?妖精の羽みたいだな?面倒


いから[妖精の羽]にしよう!シンプルが1番だ


ね!)


デバイスを解く普通のデバイスは持ち歩きなのだ


が、私みたいな魔族は体の中にデバイスが一体化


しているので、念じるだけですぐにアクセスが出


来る


私は部屋に戻る、部屋にはエリザがメイド服を着


て待っていた!


「お帰りなさい!アリス様!食事にしますか?そ


れとも私になさいますか?なんでも命令していた


だければ!」


エリザは、嬉しそうだ!


「そうだな、じゃあエリザで、私は仕事があるか


らまたいつものをやってよ!」


「はい!かしこまりました!」


私は机に向かって研究の資料をみていた、エリザ


は机の下に潜り込む!私のスカートの中に顔を突


っ込む、中でモゾモゾする!私はエリザの頭をス


カートの上から撫でてあげる、私が満足するまで


エリザは入念にする!


(うーん?この子の事を考えると、やっぱり解放し


てあげよう!寂しいけど、ここに置いて置くと殺


される確率が高い!自分の身を守る事が出来ない


なら、せめて危険から遠ざけるべきだ!寂しいけ


ど!それなりにお金を持たせて、小さな村とかに


移住させよう!ハウゼンにバレないようにしない


と!)


「ねえ、エリザ話があるの!こっち向いて」


エリザはスカートから顔を出す


「はい!なんでしょうか?ご主人様!」


「貴方を解放するわ!小さな村に移住してもらう


わ!当面の生活に困らないだけの金もあげる!だ


からこの施設を出るの!」


「そ、そんな、ここに居させてください!アリス


様の側がいいです!私!アリス様の事が!」


「ダメよ!いい!貴方はここを出て、そこら辺の


男と結婚して子供を作りなさい!ここに居てはダ


メよ!実験動物扱いを受け、貴方はナノマシン適


正値が低いからすぐに死んでしまうわ!貴方は私


が気まぐれに選んだだけだけど、選んだ後に私が


貴方を気に入ったのは貴方の努力のおかげよ!」


「アリス様、私は最初は逃げる事はばかり考えて


いましたが、他の子の様子を見せてもらった時は


ここにいる事、アリス様に選んでもらった事に感


謝しています!もし、あの時選んで貰えなかった


らもう死んでいるでしょう!何かあったら私のと


こに来てください!助けますので」


「安心して、何ヶ月に一回は様子を見に遊びに行


くから!」


それから一週間後エリザと別れの日が来た!私は


デバイスを起動してエリザを抱えて空を飛ぶ!


「凄いです!ご主人様!空を飛ぶなんて!それ


に、なんて綺麗な羽!こんな綺麗な羽!見た事が


ないです!」


「そうでしょ!こんなサービス、滅多にしないん


だから!羽に触ったらダメだよ!指が無くなるか


ら!」


「は、ハイ!でも凄いスピードですね!目的地は


どこなんですか?」


「もう少しだよ!これから色々あるはずだから、


面倒な事が起きる場所から離れないとね!」


「これから、面倒な事が起きるのですか?」


「うん!起きるよ!5年以内に確実に!帝国の首


都は滅びるんじゃないかな?あ、でも私がするん


じゃないよ!滅ぼすのは皇帝だから!」


「自分の国の首都を自分で滅ぼすのですか?」


目的地の村に着く


「そう!だから首都の近くは危険だから、ここに


来たの!この村の村長には話を通してあるから!


後は良くしてくれるよ、お金も普通に暮らせば、


一生暮らしていけるぐらいあるから、一応、時々


様子を見に来るけど」


2人でエリザの住む予定の家に入る、なかなか広


い一軒家だ


「アリス様!必ずまた来てください、私は貴方に


助けられた恩は忘れません!」


私はエリザの頭を撫でながら


「ありがとう、また来るよ、今まで楽しかった


よ!」


私達はキスをする!エリザが舌を絡めてくる!そ


してエリザが私を押し倒して、サービスをしてく


る!私は軽く抵抗したが、エリザが凄く興奮して


いたので諦めた!


その日私は研究施設に帰れなかった!エリザが帰


してくれなかったのだ!私は朝にエリザを少し怒


って研究施設に帰った!






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