強盗集団の存在
奇妙で美しい少女アルゴスと別れた後来た道を辿ると落としていた食材があった。
「あぶねぇー、あったあった。」
そしてそのまま食材が入ったカゴを持って家へ帰って行った。
家に帰ると俺の父と母、フーリッドとカルテッドが出迎えてくれた。
「遅かったな、ユーグリムド。」
「ほんとに心配したのよ?さぁ、ご飯をつくりましょう。」
その日の夜食はみんなで美味しい翼竜肉のハーブ焼きとサラダ、野菜炒めを食べた。
その日の夜、俺はアルゴスのことが忘れられなくなり眠れずにいた。アルゴスがとても可愛いこともあるが、特筆すべき点はあの異様な存在感だ。
そんなことを思いながら2階から外を見ていると、空が光ったように見えた。空が光った後、俺は何かがぶつかったような衝撃を受け、意識を失った。
翌朝、俺は地べたに寝ていた。だが、なぜ自分が地べたに寝ていたのかわからなかった。もちろん昨日の昼の出来事は覚えてはいる。
そんなことを思いながら1階に行き、外へ出ると村がいつもよりざわついていた。なんでだろうと思ったため、近くで話していた父に聞いてみた。
「パパ、今日はなんでこんなに騒がしいの?」
「うん?ああ、この村の近くの村がな、強盗集団に襲われてな。」
「強盗に?ここら辺に強盗集団がいるの?」
「ああ、強盗集団ユルミッド、それがこの周辺にいる強盗集団の名前だな。ユーグも気をつけろよ?出かけるなら。」
「うん!分かった!ありがとう。」
そう言って俺は父のいる場所から離れた。
最近モチベがないんですが、今日から投稿頻度上げようと思います。




