極論男プレゼンス ~引きこもりを労働力に変える政策は失敗する~
今、政府は、就職氷河期で溢れて引きこもりになってしまった人達を労働力に変える政策を打ち立てている。しかし、これは失敗するのが目に見えている。なぜなら、〝引きこもり=病気〟という大前提を無視しているからだ。心の病の人を無理やり働かせると心は更に壊れる。政府は頭数の事しか考えてない。引きこもりを働かせて少しでも将来にかかる生活保護費を減らそうとしているが。では、どうしたらいいか。答えは簡単。引きこもりを労働力にしたいのなら、短時間労働高収入にするしかない。勿論、生産性に見合った手当てではない。そこに投入するのは税金だ。
重度の引きこもりの人には失われた数十年という月日がある。これをひっくり返すには最低でも月50万円は支給しなくては割りに合わない。労働時間は一日三時間程度で。失われた時間を取り戻すには、ケースによって引きこもりの人の言い値でカネを渡すしかない。宝くじ1等レベルの金額を一人一人税金で、となったとしても。カネで解決できる引きこもりは一部だが。
生活保護はセーフティネットではない。あくまで自立支援だ。セーフティネットとは働けないほど精神が壊れた人を救うものだ。それなのに日本はこのセーフティネットがない。〝働かず者食うべからず〟老害が大好きな言葉だ。年金返納して労働しろよ。死ぬまで。
こういう大事な政策に対し、野党は何もしない。桜を見る会と大容量シュレッダーの事で頭がいっぱいだ。
日本の政治家は他国に比べて、マトモに見えるかもしれない。しかし、他と比べてる内は三流の考えだ。
〝引きこもり=低生産性〟だから、政策を成功に導きたいなら、引きこもりの人達に税金をばらまくしかない。くだらない職業訓練なんかせずに。
ーー今日も平和だな、日本はーー