設定とか
新しい小説(空が敵になった日。)について軽く書いておきます。
【登場人物】
〈八王子本部立川基地所属高等士官学校〉
(1):王子 小早
3年A組所属。中山班。援護手。飛び級で進級した。神力タンクと呼ばれるほど底なしの神力を持っている。
(2):関 悠斗
3年B組所属。桜木班。攻撃手。安宅と小学校からの親友。攻撃手としては5年に1度の逸材と言われる。
(3):安宅 一希
3年A組所属。中山班班長。援護手と司令官。関と小学校からの親友。
(4):中山教官
八王子本部立川基地所属高校士官学校の教官。援護手。桜木教官の同期。小早と安宅の指導教官。
(5):桜木教官
八王子本部立川基地所属高校士官学校の教官。攻撃手。中山教官の同期。関の指導教官。
〈福岡県福岡第2基地明光隊〉
(1):相原 桜花軍曹
隊長。攻撃手。民兵。リーダーとしてチームのことを第一に考えている。小早もチームの一員として認めており、チームの一員として共に戦いたいという思いはある。
(2):鴨居 李子伍長
副隊長。援護手。民兵。サブリーダーとしての誇りと責任感がある。後輩が大好きで、後輩のためなら死んでも構わないと思っている。桜花は昔自分を救ってくれた人間だと思っており、桜花に対する愛は誰よりも重い。
(3):菊名 悠梅伍長
攻撃手。桜花と李子の中学時代からの同期。マイペースで普段は温厚だが、キレたら手が付けられない。小早をかなり気にかけてるか態度に出ない。
(4):片倉 紫陽上等兵
援護手。民兵。3人の中学時代からの後輩。小早が明光隊で唯一心を許している相手。
(5):南野 楓一等兵
援護手兼衛生手。民兵。小早の中学時代の同期。器用な性格なので割となんでもこなせる。
(6):成瀬 夏純二等兵
攻撃手。民兵。4人の中学時代からの後輩。
【ざっくりとした時代背景】
日本は首都東京で数年後にオリンピックを控えたある日。
一体の未確認飛行物体の核攻撃を受けた。
場所は日本の鉄道の中心…東京駅。
死者は数万人に上り、行政も破綻し、東京はオリンピックどころか、人が住まない街になった。
しかしこのような中、23区から遠く離れ、被害が免れた“東京”が存在した。
多摩地域である。
日本政府は八王子、立川、あきる野、昭島、青梅等に全機能を移動させた。
日本を大混乱に陥れた未確認飛行物体は世界中に発生。
この未確認飛行物体の正体はだれも解明できないまま今に至る。
未確認飛行物体を倒すには、弱点と呼ばれる部分に攻撃を充てることだが、どのような国の軍隊の爆撃機を使っても当たることは難しかった。
また、普通の攻撃では傷さえつかないことが判明。
世界は絶望の中、死ぬのを待つだけと言われるようになった。
その中、第一被害国の日本と協力し、中国は昔の文献に似たような記載を発見。また、台湾でも同様の言い伝えが残っていた。もともと人体には「神力」と呼ばれる力があることを発見。それを攻撃に変えるための装置を日中台合同で開発。完成させた。
日本政府は9条を放棄し、対未確認飛行物体のため国の軍を創った。
そして軍人たちは「神力使い」と呼ばれるようになる。
神力使い育成のため、国は軍の基地と共に士官学校を各地に設立。
そんな日本から100年以上経った頃の話。