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千年と一夜の物語  作者: 和泉
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プロローグ

年老いた椿の木に月の雨が降る

そこは都会の喧騒から離れた田舎をずっと行った森の奥


木に一輪だけ咲いている華

それは老木が咲かせる最後の華


見る者を魅了する白く美しい花弁

真珠に金色を戴くしなやかな雄蕊

完璧な美と儚さを兼ね揃えた白の華


しかし誰の目にも触れる事は無いと知る老木は

華を憐れに思いそして無垢な華を愛しんだ


退屈していた華は老木に面白いことは無いかと噺をせがむ


華の頼みを聞いた老木は静かに語り始めた

とある千年生きた椿の噺を

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