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ダンジョンノート  作者: ふ~こ
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第二十一話 暗闇の中で

「うわあああああ、ゆ、床が消えた!? お、落ちる~! さっきセクハラ勇者からおっぱい代をせしめようとしたら代金に美少女魔王アスモデウス様のぱんつを渡されて大興奮のこのあたし、魔将軍アルメダちゃんは勇者に千九百九十ミスリル払って更にぱんつ詰め放題にチャレンジしようとしたんだけどその矢先に謎の声が聞こえてきたと思ったらいきなり床が消えてこれだよ! あたしと勇者、そして使い魔のムエッサイムはいったいどうなってしまうの!?」

「うるさいぞアルメダ! ちょっと黙ってろ!」


 急な展開に錯乱してわめきながらじたばたするアルメダとすぐ背中合わせで一緒に落ちながら、勇者は器用にも空中であぐらをかいて落ち着き払った態度をとっていた。暗いので照明代わりに光の粒子を放っているその姿はどことなく仏像を思わせる。彼は目を閉じて精神を集中し、この不可解な事態について考えているのだ。


(う~む、さっきまで立っていた床が突然無くなるなんて。底がぬけた、というよりは消滅した、という感じだったぞ。もしかしてこの世界には空間を自由に操れる何者かがいるんじゃないか? クソッ、だとしたら厄介だぜ。そんな危険な奴がどうやら俺たちに敵意を向けているみたいだからな。それにしてもこの落とし穴はずいぶん深いな。さっきからずっと落ち続けてるぞ。妙だな…)


 閉じていた目を開けて下を見ると、どこまでも続く暗闇。いまだに底が見えない。上を見ると、もはや魔王の私室の明かりは見えなくなっていた。けっこうな距離を落下しているはずだが、そんなスペースは謎の閉鎖世界に浮遊している魔王城にはないはずだ。とっくに城の下に抜けていてもおかしくはない。なのに一向に底に着く気配すらないのだ。これはいったいどういうことなのだろうか?


「もしや…」


 勇者はポケットから十ミスリルの硬貨を取り出して人差し指と中指の間につまむと、ぐっと力を込め、光の魔力を流し込んだ。それに反応して、緑色にキラキラ発光し始める硬貨。その材料である魔法金属ミスリルは、魔力に反応する性質を持っているのだ。魔力光を放つそれを、勇者は何を思ったか下方に向けて投げつけた。


 ヒュー…ン


みるみるうちに闇に吸い込まれていく硬貨の輝きを睨むようにじっと見つめる。


「お?」


 その瞬間を、勇者の動体視力は見逃さなかった。突然視界から硬貨が消えてしまったのだ。そしてほぼ同時に、背後からうめき声が聞こえた。


「痛っ!?」


 振り向くと、そこにはなんと胸の谷間をピカピカ光らせているアルメダの姿が!


「やだ、なにこれ!? 何かが落ちてきてあたしの胸に挟まってしまったわ!?」

「おい、ちょっと見せてみろ」

「え、見せろって…まさか。この光、あんたのしわざなんじゃ…? そーまでしてあたしのおっぱいが見たいってわけ!?」

「ちげーよ!」


 度重なるラッキースケベのせいでおっぱい星人のレッテルを貼られてしまった勇者はこの流れにうんざりしていた。だが今は、そんなことを気にしてる場合ではない。


「そこに何が挟まったんだ?」

「ん、えーと、もそもそ…ちょっと、こっち見ないでよ!」

「見てねーよ!」


 と言いつつ本当は見ていた勇者は慌てて視線を逸らした。前はそうでもなかったが、一端意識してしまうとどうしても目が行ってしまうのでやりづらい。


「あ、これ、お金だわ。十ミスリル硬貨」

「やはりな…ちょっと貸してみろ」

「はいどうぞ」


 勇者は装備していた皮の手袋を外し、そっと光る硬貨をつまんでみた。光のほのかな温度が伝わってくる。


「この温もり…間違いない」


 何かを確信し、にやりとする勇者。


「うわキモッ! そうまでしておっぱいの温もり感じたいの? わざわざ手袋まで脱いでるし。この変態!」

「ちがうって! 魔力の温もりのことだ。この硬貨は俺がさっきあらかじめ魔力を込めてから下に向けて投げたものだ」

「それが何で上から落ちてくるのよ?」

「ふむ、どうやらこの穴、ループしているみてーだ」


 そこまで言ったとき、突如穴の中で巨大な声が反響した。


『ふははははは、よく気づいたな、勇者よ』


「うわうるせえ!」

「耳が、耳が~!」


『この落とし穴は我が力によって無限にループを…』


「うるせえつってんだろ!! 誰だか知らねーがもちっと静かに言え!」

『なんだと! …ちょっと待て。ええと、このボタンかな』


 声がやみ、代わりに何やらゴソゴソと音が聞こえる。と思ったら。


キィイイイイン!!!


 いきなり耳をつんざく不快音が一面に鳴り響いた!


「うぎゃあああああ!?」

「耳がつぶれちゃう~!?」

『あれ、間違えたかな!? こ、こっちのスイッチかな』


 と、今度は眩しい赤と青の光が穴の中で猛烈にフラッシュし始めた。


「ぬお、眩しい!」

「あああああ、目が、目が~!」

『あわわわわ、ど、どどど、どうしよう!?』


 ひどい有様である。炸裂する音と光の不調和空間。その中で、不思議と涼し気な声がすうっと聞こえてきた。


「ノートの左上に描かれているボタンを見るのです」


 ムエッサイムの声だ。彼はこの地獄のような状況の中で、一人涼し気に腕組みし、穴の壁際をクールに落下していた。


「ムエッサイム!? てかノートって何のことだ? ダンジョンノートか?」


 耳をふさぎながら必死に言葉を発する勇者。だがそれを無視するムエッサイムはどこか遠いところを見つめるようにして言葉を続けた。


「そのボタンを下にスライドするのですぞ」

『こ、これか!? えいっ!』


 と、謎の声が発した掛け声とともに、一切の音と光が停止した。ふたたび静かな暗闇を取り戻した落とし穴の空間。勇者は頭をぷるぷる振って正気を取り戻すと、指をパチンと鳴らして、明かりとなる魔力光を再び発生させた。と、何かが頬のところでパチンとはじけた。シャボン玉のようなものが上に向かって流れているのだ。


「まったく誰だよ、こんなときにシャボン玉なんて…」


 やれやれ呑気なことだと泡が昇ってくる下を見ると、アルメダがぶくぶく泡を吹いて気絶していた。


「うわ! お、おい、大丈夫か!?」


 慌てて彼女の手を掴んで引き寄せるが、白目をむいたまま起きる気配がない。


「大変だ、息をしていないぞ! まいったな、こいつは魔族だから俺の回復魔法もダメージになってしまう…。クソッ、いったいどうすればいいんだ?」

「お困りのようですな、勇者さん」

「おおムエッサイム、教えてくれ、こいつを助ける方法を…って、うわ!?」

「何を驚いているのです?」

「だってお前…」


 にっこりと微笑んでいるように見えるムエッサイム。そんな彼を、勇者は仰天したまま思わず指さした。


「顔が!?」

「顔がどうかしましたかな? もしや驚くほどイケメンだとでも?」

「いや、そーじゃなくて…。目が無くなってるじゃないか! それに耳もだ…!」

「ああ、これですか。さっきうるさかったり眩しかったから消しておきました」

「消したってお前、そんな器用なマネできるのかよ…?」

「こう見えてわたくし、高位の魔族ですから。こんなことは朝飯前のお茶の子さいさいですぞ。ほれ、このとおり、フガッ、モガッ…」


 まるで手品を見ているみたいだった。鼻をつつくと鼻が消え、口をなぞると口が消え。のっぺらぼうのようになったかと思ったら、今度はつるんと顔を撫でて、同時に目、鼻、口、耳がそろい踏み。だがその付いてる位置は福笑いのごとくムチャクチャで。それを指先でスライドさせて自在に位置を変えてみせるのだ。この男の顔、まさに変幻自在。


「あ、ほれ。目、耳消えたら鼻が生え。鼻をつまめば口が開き。舌ひっぱったら目玉がポン」

「うわ!?」


 ぽぽん!


 おかしな歌に合わせて、ムエッサイムの顔からいきなり目玉が飛び出し、勇者のほうに飛んできた。それを落下中の不安定な体勢にもかかわらず反射的に両手で一個ずつナイスキャッチした勇者は、野球選手の素質があるかもしれない。そこですかさず歌を続けるムエッサイム。


「あ、それ。ポン、と飛び出る玉手箱。はい右手見て~」

「え?」


 言われて自分の右手を見る勇者だったが、たった今掴んだはずの目玉がない。


「あれ?」

「はい左手見て~」

「お? おおっ!?」


 言われるままに今度は左手を見ると、何と目玉の代わりに小さな玉手箱があるではないか。


「いつの間に…?」

「ささ、どうぞ。ささやかなプレゼントでございます」


 男からプレゼントをもらったってちっともうれしくなかったが、せっかくなので恐る恐る開けてみた。


「これは…薬? 丸薬か?」

「はい、デーモンショックの特効薬ですぞ」

「デーモンショックだって?」

「アルメダさんの症状です。魔族の中には一定割合で特定の大音量魔力音や魔力光フラッシュに敏感な人がいるのですよ。特定魔力過敏性発作というやつです。先ほどのアレが、ちょうどアルメダさんの弱いツボにハマってしまったのです」

「アレがアルメダのツボにハマったのか…意外とデリケートな奴だな」

「しっかりして見えますが、まだ少女ですからな」


 ダンディな声で優し気に言うムエッサイム。もっともその福笑い顔のおかげで台無しであるが。


「それにしても。おまえ、どうして薬なんか持ってたんだ?」

「はい、わたくしの娘も魔力過敏性の発作持ちでしたので。それでちょうど薬を持ってたんですよ」

「へえ。それは大変だな」

「ささ、早くアルメダさんに飲ませてあげましょう」

「そうだな。しかし…」


 アルメダを抱き寄せて薬を飲ませようとするのだが、丸薬を口に入れたそばから泡を吹いて押し出してしまうのである。入れてすぐ口をふさぐと、今度は鼻から泡とともに出てきてしまう。


「こうなったら穴を全部ふさいで…」

「ダメです、窒息してしまいますぞ!?」

「じゃあどうしろってんだ!?」

「口移しです」

「な、なんだと!?」


 く ち う つ し。


 何という魅惑的な響きだろう。おとぎ話の中などでたまに見かけるが、現実ではついぞお世話になることの無い行為。人工呼吸の上位版。それを実際に自分がやるというのか!? 


(おいおい、マジか! なんかさっきからこんな展開ばっかだな。やけについてるというか…レベルだけじゃなくて運のよさまでカンストしちゃったかな?)


勇者はそっとアルメダを抱き寄せ、口に丸薬を一粒含んだ。そして気絶した彼女の顔を見つめる。さっきまでは白目をむいてたし、大量の泡を垂れ流してお前は洗剤を飲みこんだカニか、と突っ込みたくなるくらいだったが、今は瞳を閉じておちょぼ口でぷくぷくと泡が吹き出してくるだけだ。これならイケる! 十分だ、というか百点満点の花丸をあげちゃいたいくらい、正直可愛く見えてしまった。実はもうそんなに泡を吹いていないのでそのまま飲ませることもできそうなのだが、今の勇者は口移しすることしか頭になかった。


 ゴクリ…。


 思わず生唾を飲み込む勇者。しかし。


「んぐ? しまった、間違えて飲み込んじまった!」


 実に間抜けである。スケベ心で支配された状態ではよくこういうことが起きるものだ。だけど勇者はへこたれない。アルメダを抱いたまま、いそいそともう一粒の丸薬を取り出し、あわてて口に入れる。そして不必要にぎゅっと彼女を抱きしめたまま、ゆっくりと唇を近づけていく。その様子を、厚いメガネのレンズ越しに興味深そうに観察するムエッサイム。彼はその瞬間が訪れるのをうっすらと笑みを浮かべながら待っていた。しかし。


『ダメーーー! やめろ、やめ、やめ! そのキス止まれ! 禁止だ! キス禁止令だっ!!』

「うおっ! んぐ!?」


 いきなり聞こえてきた例の声。音量は小さくなっていたが、不意をつかれた勇者はまたびっくらこいて丸薬を飲み込んでしまった。


「ふむ、失敗ですか、まあいいでしょう。それよりも今は…」


 ムエッサイムは眼鏡をクイッと押し上げながら、上を向いて身構えた。


ゴゴゴゴゴ…


 地鳴りのような音を立てて、彼らの上から何かが近づいてくる。


「勇者さん、明かりを! 上を照らしてください!」

「なに、上だと!?」


 ただならぬ気配を感じた勇者は上に向けて光の粒子を放射した。するとはるか遠くに、巨大でいかつい岩の塊のようなものが見える。


「おい、なんだあれは!?」

「分かりません。が、おそらく気に食わないわたくし達を攻撃するために送り込まれたものでしょう。とてつもなく危険なものと見て間違いないでしょうな」


 見ると、それはみるみるうちに大きさを増しているようだった。


「なんだよ、どんどんでかくなって、いや、違うな…。あれは…」

「はい。どうやらこちらに近づいているようですなあ」

「このままじゃ激突するぞ! 俺一人ならまだいいが、アルメダは気絶したままだ…。ぶつかったらやばい、回避だ!」



 勇者は片手でアルメダを抱きかかえると空いたほうの手でムエッサイムのネクタイをむんずと掴む。そして強く念じると、光の粒子を濃縮して円形の光板を作り出し、それを蹴った反動で横方向にものすごい勢いで跳んでいった。


「よし、これでぶつからないぜ」

「ちょっと勇者さん。上、上」

「げえ!?」


 ムエッサイムに促されて上を見ると、そこにはまた同じような岩塊がこちらに向かって落ちてくるではないか!


「なんだよ、もう一個あったのか!? クソッ、もう一度だ!」


 ドヒュン!


再び横方向へと跳躍する。だが、また頭上に岩塊。しかも増々近づいている。


「おいおい、いったいいくつあるんだよ!?」

「ふむ、何だかさっきと全く同じものに見えますが…あの岩の欠け具合とか…」


 言われてよく見ると、岩塊の縁に特徴的に抉れた形がある。あれは最初に見たものとそっくりだ。


「どういうことだ…? あ、もしかして…!」


 これと似た状況を勇者は何度か経験していた。


 空間のループ。


 魔王城周辺の閉鎖空間。今落ちている底なしの穴。いや、ただの底なしではなかったのだ。横方向にも空間がループしているに違いない。確認すればすぐにわかることだ。勇者はムエッサイムをポイ捨てすると、空いた手を掲げ聖剣の名を呼んだ。


「来い、マーナヴル!」


シュバン!


 空間を超えて顕現する聖剣マーナヴル。それをすぐさま前方の闇に向けて投げつけると、おもむろに横に向かって手を伸ばす。次の瞬間、勇者は後方から飛んできたマーナヴルをバシッとその手に見事キャッチした。


「やはりな。ここも一種の閉鎖空間ってわけか」

「どうします、勇者さん。念仏でも唱えますか?」

「いや、俺に考えがある」

「おや、それは…」


 さきほど勇者が下に向けて投げたコインである。それを取り出してじっと見る勇者。


「こいつを下に投げたら上から落ちてきた。つまり…」

「我々も下に跳べばあの落ちてくる岩の上に出られる、というわけですな!」

「そのとおりだ」


 猶予はない。光の足場を作り出し、跳躍のために両足にぐっと力を込める。


「よし、いくぞ!」

「あ、いけません勇者さん、待ってください!」

「なんだよ、邪魔すんな!」

「でもあれ! 下のほう! よ~く見てください!」

「はあ? なんにも…って、何だ? 何かうっすらと白くなってきたぞ?」


 落ちていく先。そこが次第に明るさを増してきているのだ。


「おい、あれって地面じゃないか? でもなんか変だな、どこまでもずっと真っ白だぞ」

「あれはまさか…! 無限の地平面…! あらゆる時空間の最果てにあると言われるどこまでも広がる壁面ですぞ!! このままではあれと岩の間に挟まれて押しつぶされてしまいます! まずいですな…(まさかあのお方がこれほどの力を持っていたとは…)」

「フン、また空間を操って退路を断ったつもりか。だが。無限の地平面だかなんだか知らないが、俺の前に立ちはだかる生意気な壁は片っ端からぶち破ってやる。この聖剣マーナヴルでな!」


 聖剣を構え、不敵に笑う勇者。一方ムエッサイムは顔を青くしてその前に立ちはだかった。


「ダメです! あれは絶対に壊れない存在! この世の全てを拒絶し、跳ね返してしまうのです。しかも倍返しで! 下手に攻撃すればバラバラになるのはあなたのほうですぞ! それがこの世界のことわり。絶対のルールなのです」

「なに、ルールだと!?」

「はい。って、勇者さん?」


 どうしたことだろう。ムエッサイムの言葉に反応して、勇者がぷるぷる震え出したではないか。青筋が立ち、さらさらしていた銀髪は炎のようにいきり立ち始めた。心なしか顎が割れて筋肉が盛り上がったような凄みを感じる。


「俺はよぉ、大っ嫌いなんだよ。ルールって言葉が! どいつもこいつも口を開けばルール、ルールってそればっかりだ。なんでいちいち縛りたがるんだ? ああ!?」

「え、そんなことわたくしに聞かれても困りますぞ。いったいどうしちゃったんですか…?」

「くだらねぇ…。そんなくだらねぇルールなんざ、この俺が全部ぶっ壊してやるぜーーー!!!」

「ああっ、いけません! ダメだって言ってるのに! チッ…なんてバカな野郎だ」


 ドヒュン!!


 ムエッサイムが最後まで言葉を言い切る前に、勇者はまるで光の矢の如きスピードで無限の地平面へと突っ込んでいった。その激突はすさまじくて、地平面の彼方まで衝撃波が飛んでいくように見えた。巻き起こった爆風から必死にアルメダをかばうムエッサイムは、爆炎の中を上に向かって先ほどの二倍速で跳ね返っていく勇者とすれ違った。


「クッソ、壊せなかったぜーーー………!」


 そう言い残してぶっ飛んでいった勇者は、数秒後、上空に迫る岩塊へと突き刺さって大爆発した。


「ああっ!? ゆ、勇者さーーーん!!」


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