「帝国」の歴史まとめもしくはメモ(のち追加あり)
初代皇帝―――イリヤ・クアツ
皇后ダーリヤ
・ダーリヤはイリヤに滅ぼされた部族の生き残り。
大した力も無かった女性が怒りに駆られて復讐に走ったら返り討ちにあってイリヤの女にされた。
まだこの時点ではただの人間。
情が湧いたのか判らないままともかく生きてくためについていく。
その道行きの中で「落ちてきたもの」とイリヤが遭遇、一体化。これが雄体しかあかんやつだったので、その後も身体を乗り換える時には男子ということになってしまう。でまあ天使種と同じような「優秀な兵士」「死なない戦士」のできあがり。
そのあとに身ごもったダーリヤが孕んだのが男子だった時、彼女の身体が変化した。
だいたい三十代前半。
二代皇帝
皇后
・二代皇帝は自分の中の「何か」を信じられず、不安に駆られること多すぎて、皇后の生んだ男子を殺そうとする。
皇后は孕んだ時のショックで正気を失って閉じこめられていた塔から身を投げて春に亡くなる。
三代皇帝
皇后イチヤ
・ここで藩国「桜」の話。
海の近い、もしくは囲まれている藩国「桜」に三代目は父親を殺害したのち武人として名をなす。
間者の里の抜け忍の様なイチヤを拾って親切にし、武術大会に出させ、藩国の姫将軍・紅梅姫の直下の七人衆に入れさせる。無論この時点で彼はそこに居る。人員補填の際に武術大会が行われた。イチヤの棒術使いの道場から出てるが体術が基本。
(この時の七人衆は初期設定ではそもそもが和風ファンタジーだったので地名がつけられていた。加賀・近江など。ただ記憶にないのがなあ)
そのうち藩国内で内乱。
当時の国主は紅梅姫の双子の兄。白梅君だったが、三代が裏から手を回し、彼に妹に対する疑念を抱かせ、壮大な兄妹けんかが繰り広げられる。
また、七人衆の加賀とその相方が紅梅姫を裏切る素振りを見せたりもする。
が、実のところ三代の仕掛けたものだったことで、乱の収拾の結果、「帝国」に「桜」は直轄領として組み入れられることとなる。
ちなみにこの時の残党がのちに「残桜衆」となる。中心となったのはイチヤの七人衆の同僚「オウミ法師」。
イチヤは紅梅姫に心酔していたので城の崩壊時に殉じたかったのだが、三代に止められ、その上犯され子を孕む。それがカヤだが、彼女は生んだあと彼を殺そうとしたので、友人であるカイが自分の子にするから二度と来るな、と追い出す。
四代皇帝カヤ
皇后アリカ
・皇帝カヤはイチヤの同僚だったカイ(華衣)に「宿屋の息子」として育てられる。(この話紛失)
武術は収めていたが。自分の素性は全く知らぬままに「宿屋の息子」をやっていた。
そこにイチヤが若いままの姿でやってきてカヤを唆して帝都へと連れて行く。
途中でアクシデントがあり、道が分かれたがカヤは帝都へ。そこで三代の「夫人の二人目の皇女」サシャと出会い、ほんわかと恋に落ちる。なおサシャは夫人の不義による娘なので、皇女として認められてはいるが、カヤと血はつながらない。
サシャの近くに居るうちに実の父である三代と対面するが、お互い判っていても口に出さない。そして武術大会に出場を勧められる。
大会にはイチヤも参加していて、決勝に残る。決勝で戦うのは皇帝そのひとであり、彼女は唯一皇帝を殺せる人物だった。接戦の上、皇帝の敗色が見えた時、カヤが間に飛び込む。皇帝は瀕死の息子に代替わりをして命をとりとめさせ、同時に譲位して消滅する。
この時より残桜衆はカヤを「桜」の血を引く者として支援していくこととする。ただし非公式及び独立部隊のため、皇帝ににつくか皇后につくか、それとも誰にもつかないかはその時の統領の判断にゆだねられる。
・なお皇帝になったからと言ってカヤは好きなサシャ姫を後宮に妻の一人として入れる訳にはいかない。
実際に血はつながっていなくとも、名目がそれを許さなかった。サシャは「皇妹」のまま、延々後宮で暮らし、いつかカヤと共に解放されるのを待つことになる。
・長い年月が経って、サボン/アリカが男子を孕んだことによって、ようやく彼等は解放される。
一方アリカはよく回る頭を駆使して帝国の改革を当初目指すが、皇帝の好意を一番にもらえないことで無意識に心が歪んで行き、とうとうサシャの暗殺を企てる。皇后となって二十年以上経っていたし、その時にはサシャ自身がもう寿命が近かったにもかかわらず。もしくは、寿命と共に殉じようとする皇帝に対する怒りだったのかもしれない。
その結果アリカは帝都永久追放処分を受け、後の歴史には「流浪皇后」の名称で呼ばれることとなる。
そしてここから女性が政治に参加することが禁じられることとなる。
五代皇帝
皇后
・この皇帝はどちらかというと、父が無関心で母が偉大だったことで押しつぶされ系。
・皇后もまた、格別には目立つことはなし。
六代皇帝
皇后カラシェイナ
・皇帝の在位期間が長い。
この時代には「連合」の技術革新から大砂漠を横断する列車が走る様になる。これにより、個人の通行は大陸沿いを長いルートで航海する必要が少なくなる。
・辺境の独立の気運高まる。カラ・ハン等。
七代皇帝
皇后(非公式)ナギマエナ