素敵なおねーさん
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皆さんこんにちは、ひなです！
今日は、武器屋に来ています。
昨日の戦いで手もちが３５００Ｇになったので、何か買えるものがないかなぁと思って武器屋物色中です。
木の杖とゴワゴワのローブって・・やっぱねぇ・・
見た目大事。
ということで、武器屋で武器を見ていますが・・
「うーん」
私の前には２種類の武器
【始まりの杖】
初心者の杖で物足りなくなったらこちら！
ＬＶ．１から装備可能。
＋ＳＴＲ ２
＋ＩＮＴ ７
３０００Ｇ
【Ｌｖ．５の杖】
Ｌｖ．５になった人に！
Ｌｖ．５から装備可能。
＋ＳＴＲ ４
＋ＩＮＴ １２
６０００Ｇ
杖の名前・・・安易すぎ・・・じゃなく、見た目！
始まりの杖は、初心者の杖よりもっと滑らかに木を削った感じの杖。
Ｌｖ．５の杖は、始まりの杖に赤い宝石が埋め込まれてる。
ぶっちゃけどっちも・・・うーーーん
もっと可愛い杖はないのかな・・
Ｌｖ．５の杖がもうちょっと見た目良ければ、
今の装備でもＬｖ．５までモチベーションあげて狩れるのに・・
よし、武器は今はあきらめる。
次、防具屋行ってみます！
※※※※
ということで、防具屋についた私。
「た・・・高い」
可愛い防具を見つけてＬｖ．１から装備できると喜んだのはいいけど・・・
なんと１００００Ｇ！！
こんなの買えないよー！
レベルの低い装備なのになんでこんな高いんだ！
初心者はみんなお金ないはずなのに！！
しょぼんとしていたら、後ろから声をかけられた。
「ねぇねぇ、君、・・・金髪の・・初心者？」
「あ、はい。昨日から始めましたー」
「へぇ・・、初心者じゃ、ここの防具屋高いでしょ？
フリマ行ったら掘り出し物あるかもよ？
よかったら一緒に・・・」
「フリーマーケット！！！
見知らぬお兄さんありがとうございます！！
ちょっと見に行ってきます！！
しつれいしまーす！」
「あ・・え・・ちょ・・」
なんといいことを聞いたんだ！
フリマ！盲点でした・・
プレイヤーが狩りでドロップしたアイテムを売るフリーマーケット。
掘り出し物をゲットすべく、ダッシュでフリマまで向かいます！
※※※※
「ここがフリマ・・・」
いろんなプレイヤーさんが、思い思いのアイテムを並べている。
毛皮やカラフルな色の瓶・・・、宝石もある！
なにかの獣の爪とか、羽根とか・・なんでも売ってるんだなぁ・・
えっと・・お目当ては、武器か防具・・
きょろきょろと歩きながら見回していると、赤目で赤いロングの髪の毛のおねーさんが目に入った。
「・・カッコイイ女の人・・・・素敵だなぁ・・・」
赤目、赤髪の剣士っぽいおねーさんは、私がおねーさんを見つめながらつぶやいたのが聞こえたのか、
こちらを向いて微笑んで話しかけてくれた。
「こんにちはー！そこの金髪のお嬢さん、嬉しいこと言ってくれるねぇ。
サービスするよー見ていってー！」
話しかけられた私は、誘われるまま、おねーさんの露店に近づいていく。
「あ、あのー・・初心者でも装備できる、かわいい武器か防具を探してるんですけど・・」
私の言葉を聞いて、おねーさんの目が丸くなる。
「・・初心者！？金髪だから、高レベルのプレイヤーかと思ったよ！」
「・・・え？」
「あぁ、その装備だとほんと最近始めましたって感じだね！金髪かぁ・・
すごいねぇ！」
「・・えぇ！？」
どういうこと！？
