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200字小説

浮気(200字小説)

作者: 紅月赤哉

「忠彦さんに、間違いないですね」


 探偵の差し出した調査書に添付された写真に写ってるのは、ラブホテルに入っていく夫とその相手だった。


 秋絵はこみ上げてくる感情を抑えきれずに口に手を当てる。


「まさか……そんな……」


「お相手は知ってる方ですね?」


「……私の友人です」


 声に含まれるのは絶望。


 裏切られたという落胆。


「こう言っては何ですが……残念ですね」


「ええ」


 秋絵の視線は、写真に写る男二人に向けられたままだった。



浮気は困りますよね。いろいろと。

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― 新着の感想 ―
[一言] 確かに困りますよね? 浮気。 それにしても男性とだなんて・・・。 以前、同じ目にあった友人曰く、女性と浮気されるよりもショックが数百倍、大きいらしいですよ?
[一言] 素晴らしい
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