ジングルベル(200文字小説)
もうすぐクリスマス。
商店街に流れるジングルベル。
チラシを配るサンタ。
些細なことで彼女と別れた。
今年のイヴは一人…。
裏通りで休憩しているサンタを見かけた。
傍らに置かれた付けヒゲ。
「サンタさんも大変ですね」
隣に並んで座った。
「イヴを一人で過ごすのなら、この方がマシ」
聞き覚えのある声。
サンタは別れたばかりの彼女だった。
「美紀、もう一度やり直そう。 今なら、イヴに間に合うよ」
「美紀は姉。 私は双子の妹で由紀」
もうすぐクリスマス。
商店街に流れるジングルベル。
チラシを配るサンタ。
些細なことで彼女と別れた。
今年のイヴは一人…。
裏通りで休憩しているサンタを見かけた。
傍らに置かれた付けヒゲ。
「サンタさんも大変ですね」
隣に並んで座った。
「イヴを一人で過ごすのなら、この方がマシ」
聞き覚えのある声。
サンタは別れたばかりの彼女だった。
「美紀、もう一度やり直そう。 今なら、イヴに間に合うよ」
「美紀は姉。 私は双子の妹で由紀」
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