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0.5%の恋  作者: まんぷくねこ


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第2話 ローズクォーツ

僕の高校は男女別で体育をする。




アップとしてグラウンドを走るのだが、


それだけは男女合同で行われる。


男子は三周、女子は二周半。


ランニングにおける男女差は、何となく納得がいかない。


走るのが嫌いだからそう思うだけなのだが。




男子と女子では距離が違うため、


スタート位置が半周ずれている。


僕はそれほど足が速いわけではないが、


女の子を抜いていく。




ちなみにシゲはバスケをやっていたので、


僕より圧倒的に速く、体力もある。


まあ、今はあまり関係ない話だ。




後半になると僕のペースも落ちてくる。


だが周りも同じように落ちていくので、


基本的に抜かれることはない。


そう思っていた。




しかし、僕は誰かに抜かれた。


疲れて下を見ていた僕は、思わず前に目をやる。


前を走っていたのは小柄な女の子だった。


そう認識したときには、


もう追いつけそうにないところに彼女はいた。




体育が終わった後も、その後ろ姿が目に浮かぶ。


一生懸命な姿。誰だろう。


別に下着が薄く見えたから思い出したわけではない。


授業中にそんなことを考えていた僕は、


きっと当時も先生に怒られていただろう。




ゴールデンウィークが明けてから、


僕はどの部活に入るかを考えていた。


入部時期は特に決まっていなかったので、


もうとっくに入部している人、


仮入部で転々としている人、


端から部活に入る気のない人などがいた。




シゲが四月の時点でバスケ部に入っていたことも、


この時知った。


僕は中学校では野球をしていたが、


高校球児になる気はなく、


何をしようか悩んでいた。




そんな時、同じ中学の「コータ」から誘いがあった。


コータはクラスに友達ができるまで会いに行ってた友達だ。


コータは小学校・中学校とテニスをしていたので、


てっきりテニス部に入るものだと思っていた。




「バレーボールしない?」




ビックリした。


なぜバレーボールなのかと問いただすと、


人口が少ないからレギュラーを狙えるということだった。


テニスは良いのかと聞いたら、


テニスは飽きたと言ってのけた。




そんなこともあって、


僕はバレーボール部に入部した。


この選択はきっと間違っていないと思う。




バレーボール部には七人入ることになる。


思い出した時にまた紹介したい。


きっと思い出すことになるから。


喧嘩もあったが、楽しいメンバーだったことは間違いない。




まもなく、文化祭が待っている。




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