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セフレはお友達に含まれませんか?  作者: 暦海
第1章

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26/122

ちょっと気になって。

「――それでは、失礼します。お疲れさまです、秋奈しゅうなさん。そして、本日もありがとうございました」

「お疲れさま、奏良そうらさん。こちらこそありがと、気をつけて帰ってね」

「はい、それではまた」



 それから、数十分経て。

 ほんのり暗くなってきた空の下、扉の前にて改めて挨拶を交わす僕ら。うん、今日も楽しかった。お客さんもみんな優しいし、それに秋奈さんとの時間もとても楽しくて――



「……あの、秋奈さん。つかぬことをお聞きするのですが……僕らって、お友達でしょうか?」

「…………へっ?」


 ふと、そんなことを尋ねてみる。すると、ポカンと目を丸くする秋奈さん。……まあ、それはそうだよね。突然にもほどがあるし、そもそも質問自体が謎でしかないだろうし。


 ……だけど、ちょっと気になって。自分でも烏滸がましいとは思うものの……それでも、仕事のこと以外もお話ししたりもするし……ひょっとしたら、僕を友達だと思ってくれている可能性も決して皆無とまでは――



「……うーん、そうだね。私としては、友達だとは思っていないし……正直、そうなりたくもないかな。ごめんね?」

「…………そう、ですか。いえ、こちらこそ突然、変なことを聞いて申し訳ありません」



 すると、仄かに微笑みそう口にする秋奈さん。……うん、そうだよね。彼女は、あくまで戦力として僕を評価してくれているだけ。なのに、僕ときたら仲が良いのではと勝手に思い上がって……うん、ほんと恥ずかしい。



 

 

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