表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/23

Ⅲ 少女の、、、

ヒナツが、三人を教会まで案内をした。

そこで、ヒナツは、、、

それを止めたのは、、、

「ほら!!こっちだよ、お姉ちゃんたち。」


「待ってよ~、ヒナツ~。」


「元気だね、あの子。」


「うん、元気。」


そう言いながら、ヒナツについていき、教会に着いた。


「ほら!!ここだよ!!」


「うわぁ~、この教会、だいぶでかいよ、リーフ、クノレ。」


「ほんとだね、でも、本当にこの教会もらっていいの?」


「うん!!いいよ~!!私たちにはもういらないものなの。」


「どういうこと?もういらないって?」


「私たちね、ある人に助けられたの、その人は私たちにあることを命令したの、だから、私たちはその命令を果たすために動くから、もういらないってこと。」


「そうなのね、、、」


「、、、でも、あの人優しいよね、、、私たちのような呪われた身に近いような奴らを助けてさ、、、家族として、迎え入れたりしてさ、、、ほんと、、、優しいよね、、、」


「ヒナツちゃん?どうし、、、」


クノレが心配そうに聞こうとしようとした瞬間、目の前が一瞬で火柱が立った。


「クノレ!!大丈夫!?」


「うん、、、何とか、、、でも、どうして、、、」


「、、、ヒナツだよ、あの火柱を立てたの。」


「え?ヒナツちゃんが、、、それなら、なんでいきなり、、、」


「、、、どうしてだろうね、、、」


「クノレお姉ちゃ~ん、どう?私とっても輝いてるでしょ?」


「ヒナツちゃん!!どうしたの!!いきなり!!」


「いきなり?いきなりじゃないよ、私は受けた命令を果たそうとしているだけ、さっきも言ったでしょ?私たちは命令を受けてるって。」


「でも、、、」


「はぁ~、クノレお姉ちゃん~、、、今、目の前にいるのはあなたの敵だよ?なのに、どうして、すぐにでも攻撃をしないの?甘いんじゃない?」


そう、機嫌が悪そうにヒナツが言った。


「そ、それは、、、」


「はぁ~、もういいや、バイバイ、お姉ちゃんたち。」


そういい、手を伸ばし、火球が生成される、しかし、その火球は、どこからか飛んできた、槍によってかき消される。


「!!「神槍」!!邪魔をするな!!」


「「炎霊」、お前は命令違反でもやりたいのか?」


「そうよ~、「炎霊」~、おちつきなさいよ~。」


「うるさい!!私は、どうして、あの三人が愛されてるのかが気になるの!!だから、邪魔をしないで!!」


「仕方ないわね、「豪刀」、「炎霊」を止めて。」


「かしこまりました、お嬢様。」


そう返事をした、「豪刀」が目にもとまらぬ速さで、「炎霊」の背後に回った。


「おやすみなさいませ、「炎霊」様」


そういい、「炎霊」の意識を飛ばした。


「、、、あなた達は何者?」


「ん?俺たちか?あ~、「炎霊」の仲間って言うか、保護者?的なもんだ。」


「、、、お名前を聞いても?」


「ん~、それは無理だな、まぁ、その時が来たらいうよ。」


「まぁ、今回は俺たちは去るよ~、その教会はお前たちの物だから、どうするかはお前たちに任せるぞ~、せいぜいがんばれよ~。」


そういい、四人は姿を消した。


「き、消えたね、、、」


「えぇ、そうね。」


「どうするの?クノレ。」


「とりあえずは、今日は帰りましょうか。」


「え?」


「カレア、帰ろ。」


「う、うん。」


そう言い、三人は宿へと歩き始めた。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ