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二十二 最後の会話

神の力を与えられた、三人、、、

最初に、ヒガンとクノレが話し合う、、、

そして、最後の戦いはほんの数十分後、、、

世界を壊す衝撃が、広がろうとした瞬間、「ゼフィサス」が反応をする。


「、、、!!まずい!!神壁魔術不壊の百樹林インディ・ツリー・ハンレッド!!」


「ゼフィサス」がそう唱え、空中まで届く、木々が伸び、衝撃を受け、威力を軽減する、、、


「、、、っ!!壁を作ったうえで!!この風圧!!いったい、、中はどれだけ、、、」


そして、壁の内側にいた、ヒガンとクノレは、お互いの眼を見ていた、、、


「、、、はっ!なんて、真っすぐな眼だ、、、ほんと、、、お前らはよく育ったよ、、、」


「、、、それは、、、ありがたい言葉ですね、ご主人様、、、最初は、どうなるかと思いましたけど、、、皆でなんとか頑張って、色々な人に助けられて、いろんな人から笑顔をもらいました、、、」


「、、、、、」


「ですが、、、私たちは、、、あなたの笑顔を引き出すことはできなかった、、、あなたの、輝くような笑顔を、、、」


「、、、何が言いたい?」


「、、、教えてください、、、あなたが、あなたほどの人が、どうして、そこまで自分を殺さなければいけないのか、、、」


「、、、お前は、愛したものを守れず、、、挙句、私の目の前で殺され、殺したものを、、、!!民を、、、!!守らなければならない、、、!!この気持ちが!!お前に!!お前らにわかるか!!?なぁ!!」


「、、、わかりません、、、私は、、、まだそれを経験していません、、、ですが、私がその立場ならば、きっと、、、きっと、私は民を殺してしまいます、、、でも、あなたはそれをしなかった、、、やっぱり、優しいですね、、、」


「、、、それが、、、あいつの、、、私の愛しい人が、願ったことだから、、、でも、、、でも!!それでも!!俺は、、、約束は守れなかった、、、」


そう言った、ヒガンの声は今にも泣きそうで、、、今にも、消えそうな声であった、、、


「、、、そんなに、後悔をしているのなら、、、私たちと一緒に!!やり直しましょうよ!!ご主人様!!」


クノレがそう叫び、手を差し出した、、、しかし、ヒガンの答えは、、、


「、、、すまんな、、、お前ら、俺はもう、、、敵だ、、、」


ヒガンがそう答え、笑顔を見せた、、、


「、、、ご、、、師匠、、、わかりました、、、水神魔術新たな海で生命を(ニューシー・ライフ)、、、」


クノレが唱え、頭上に巨大な水の球が形成され、その水の球の中で、さらに、水が形を成し、生命が生み出された、、、


「、、、、、、」


ヒガンはクノレを見た、、、クノレの表情は、どこか悲しそうな、、、どこか、虚しそうな顔をしていた、、、


「、、、師匠、これが、決別の魔法です、、、」


そう、クノレがいい、ヒガンに向かって水の球を撃った、、、

ヒガンの眼前に来ると、水の球が割れ、中にいた水獣がヒガンを襲う。


「、、、武神魔法全てを網羅する(オール・パーフェク)


ヒガンが唱えた瞬間、水獣を殴り、消し去った、、、


「、、、それで、、、やられてほしかったです、、、」


クノレがそう言い、カレアとリーフを自身の近くに呼んだ、、、


「、、、クノレ、、、」


「、、、やろうか、二人とも、、、」


「「、、、、、」」


カレアとリーフが顔を見合わせ、何かを察したように、二人はヒガンを見る、、、


「、、、先生、、、本当に、、、」


「、、、主よ、、、あなたは、、、」


カレアとリーフが言葉を詰めた、、、


「、、、カレア、リーフ、もう、師匠は私たちの敵だよ、、、」


「「、、、うん、、、」」


カレアとリーフが目を閉じた、、、


「、、、こっちから、行くぞ、冥神魔法深淵覗き引きずり込むアビス・ジー・スラッズ


ヒガンが唱えると、空中に大きな穴が開き、目が現れ、三人を認識し、無数の手が出てきた、、、


「、、、っ!!カレ、、、」


「聖神魔法神がほほ笑む明るき空ゴッドズ・スカイ・ハイ


リーフが手を向けた瞬間、明るい光が目くらましとなり、穴の眼は、怪訝そうに塞がる、、、


「、、、使えたんだな、、、リーフ、、、それにしても、やはり、お前の威力はけた違いだな、、、リーフ、、、」


「だからこそ、、、手加減はできない、、、風雷神魔法雷鳴き風で飛ばせ(ライ・フゥ・スカイズ)


ヒガンの周りに台風が起き、雷が鳴り、無差別に落ちていく、、、


「お、落ちる!!三人とも、、、!!」


「カレア、リーフ、合わせて。」


「「うん。」」


三人が手を上に向け、魔法を唱える、、、


「「「聖神魔法天幕引かれ万物受けるスカイラル・オール・スラット」」」


それを唱え、三人の手を中心に、目を凝らして、やっと見えるほどの薄い幕が引かれる、、、


「、、、あ、あれは、、、!!私たち、旧神が世界を守るために作った、、、天幕、、、どうして、、、ですが、あの幕なら、、、」


「ゼフィサス」が納得をし、雷が無数に落ちてきた、、、しかし、三人が張った幕によって世界には一切の危害も出さなかった、、、、


「、、、これでもか、、、本当に、、、強くなったな、、、」


「、、、、では、次はこちらです、火神魔法世界を壊す炎の巨人スルトール・ワール・ビルド


クノレがそう唱えると、炎の巨人が現れ、拳を振り下ろした、、、


「、、、はぁ、、、」


ヒガンがため息をする、、、


「、、、やっぱり、、、そろそろ、、、かな、、、」


すると、ヒガンは、、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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