Ⅱ スラム街へと
翌朝になり、神国での布教を本格的にし始める。
最初に、スラム街に行く三人、そこで、絡まれた。
しかし、そこには、、、
翌朝になり、三人が部屋から出てくる。
「あ、おはようございま~す。」
「うん、おはよう。」「おはよ~。」「ん。」
「今日はどこに行くのですか?」
「今日は、布教を本格的にしていこうかなって思ってるよ。」
「え、布教ですが、、、」
「ん?どうしたの?」
「いや、、、この国は宗教に対して厳しいところがあるから、、、」
「そうなのね、、、じゃあ、あなたが神国の一番最初の信者になる?」
「え、わ、私ですか?」
「そう、あなた。」
「でも、、、貢物は出せませんし、、、」
「そんなものいらないわよ?」
「え!?宗教に入るには貢物が必要では、、、」
「ん?それでは、宗教ではなくて、乞食じゃないの?」
「そ、そんなこと!!」
「まぁ、決めるのはあなただから、ゆっくりと考えといて?それじゃ、私たちは行くわ。」
「クノレ~、どこから行くの~?」
「そうね~、貧困層のところにでも行きましょうか。」
「貧困層?なんで?」
「私たちは愛を掲げる宗教よ?か弱きもの、危うきものを積極的に救っていきましょ?」
「なるほど~、わかった~。」
クノレがそう言い、リーフ、カレアを連れて歩いていく。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
そうして、歩いていくとスラム街に着く。
「ここがスラム街ね。」
「な~んか、いろんな視線が来るね~。」
「そうだね、まぁ、私たちの格好はあっちから見てみれば貴族に見えるしね。」
「へへ、お嬢さん方、ここへは何用で?」
「ここ?ここには、布教よ。」
「は?何言ってんだい?あんた、ここはスラム街、神様信じてる奴なんかいねぇんだよ!!」
そう言うと、その男が襲い掛かる。
「風よ、吹き飛ばせ」
「恥を知れ、力の差すらわからぬものが。」
「な!?ま、魔術だと!?」
「た、助けてくれないか?へへへ。」
「どうする?」
「いいよ、あなたの手を汚す必要はない。」
「あぁ、ありがたい、本当に!!」
男がそう言いながら、後ろに回り、ナイフを取り出し飛び掛かる。
すると、その男に対し、どこからともなく槍が降ってきた。
「は?ど、どういう、、、」男がそう言い、息絶える。
「!?どういうこと、どこから!?」
「逃げよ!!走って!!」
「え?う、うん。」
「ちょっと、「神槍」!!当たったらどうするの!!」
「大丈夫だって、当たらんあたらん、心配すんなって「零望」」
「いやぁ~、しかし、あれから三日が経ってんのにいまだに神国に情報が来てないんだな。」
「そうね、神国は閉鎖的だし、それに、こんなことを発表すると、民たちが出ていくから、してないんだと思うわ。」
「それは、随分と、、、」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「はぁはぁ、こ、ここまでくれば大丈夫だよね?」
「うん、大丈夫だと思うよ~。」
「で、でも、いきなり走ってどうしたの?」
「それは、、、」
「私が走ってって言ったの。」
「!?あ、あなた、誰?」
「私?私は、「ヒナツ」、よろしくね。」
「えぇ、よろしく、私はクノレよ。」
「私は、カレアだよ~」
「、、、リーフ。」
「そう、よろしくね、クノレ、カレア、リーフ。」
「ところで、あなた達はどうしてここ、スラム街にいるの?」
「私たちは、、、」
「待って、クノレ、あなた、ダークエルフよね?どうして、私たちを助けたの?」
「、、、私の命の恩人が、たとえ、違う種族でも助け合いが大切だって言ってたの、だから、あなた達を助けたの。」
「、、、私たちの師匠も同じことを言ってたわね、、、そう、ごめんなさい。」
「ううん、私もいきなりだったよね、ごめんね?」
「あ、そういえば、どうして、スラム街に来たの?」
「喋ってもいい?リーフ。」「うん、ごめん。」
「じゃあ、私たちは布教をしようと思ってここに来たの。」
「布教?どんな宗教なの?」
「それはね、「リーブァ・ワスレナ教」って名前なの。」
「へぇ~、どんなことをうたってるの?」
「愛だよ。」
「愛?愛ってどんな愛?」
「いろんな愛、家族愛、友人愛、恋人、夫婦、動物愛、万物を愛すことが大切っていう宗教よ。」
「ふぅ~ん、それはいいね、なら、教会が必要だよね?」
「え?ま、まぁ、そうだけど、、、」
「なら、私たちが使ってた教会があるの、よければ使う?」
「それは、どこにあるの?」
「確か、、、スラム街の通りに面していて、貴族なんかも来るところにあるよ。」
「それは、、、魅力的だね、案内をお願いしていい?」
「うん!!いいよ!!じゃあ、ついてきて!!」
「ヒナツ」がそう言い、三人を案内する。
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。




