表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/23

Ⅹ 考えを求め

自身の考えをまとめられないクノレはカレア、リーフに話をする。

そして、鋭いリーフの言葉がクノレをさす。

覚悟を決めたのか、、、

そして、約束の二日後、英雄たちが神国を、、、

帰ってきたクノレが二人に話をする。


「ただいま、、、」


「あぁ~、お帰り~、どこ行ってたの?」


「ちょっとね、、、ねぇ、もし戦争が起こるとしたら、どうする?」


「えぇ~、そうだね~、もし起こったとしても、私は戦うよ。」


「私も、戦う、、、かな?」


「そう、、、なんだ、、、でも、どうして、、、?」


「もし、私が戦わなかったとしたら、それだけで死んでしまう人が多く出る、それは目覚めも悪いし、私が託された思いを裏切ることになると思ってるからだよ。」


「私は、戦うことになったら戦う、話し合えるなら話し合う、私はその人が求めてることをする、それでも、結局何かを止めるためには動かなきゃいけない、そのために戦うしかないなら戦うそれが私の信念だから、決めたことだから。」


「そう、、、私は、、、弱いわね、、、」


「弱くてもいいんじゃない~?」


「え?、、、ど、どうして、、、」


「クノレ、あんたは色々と抱え込みすぎなんだって、私たちは家族でしょ?話せないこともあるかもしれないけど、話して少し楽になるなら話してよ?私たちはそんなに頼りない?クノレ?」


「、、、、」


「クノレ、どうして、そんなことを聞いたの?」


「、、、私、、、自分の親友に宣戦布告されて、、、すこし、、、焦っちゃったんだ、、、それで、こんなことを聞いたの、、、」


「、、、クノレ、私は嘘が嫌い。」


「え?し、知ってるけど、、、」


「なら、なんで嘘をつくの?宣戦布告をされて焦った?違うでしょ?師匠と友人が敵になって吹っ切りれないから、それを友人に指摘されて自分の気持ちに気づいて不安になって、自分じゃ守れないって思ったから聞いた、違うの?」


「、、、リーフ、、、あんたは、本当に昔から鋭いよね、、、なら、、、なら、それに気づいていて、、、なんで、、、それでも、あなたは私の意見を尊重するの、、、?」


「、、、何かを決めることは、その人自身の意識が必要、だから、その人の意識を縛るんじゃなくて、自分で何かを決めることが大切、だから、その人に考えを尊重することが第一だと私は考えてるから。」


「そう、、、それなら、少し考えてもいいのかな、、、?」


「いいんじゃない?でも、戦いながらいろいろと考えればいいんじゃないの?それで、いつ起きるの?」


「、、、二日後に起こる、、、」


「「!?ふ、二日後!?」」


「うん、早いよね、、、でも、、、しなきゃだよ、カレア、リーフ。」


「はぁ~、いきなりすぎるでしょ?準備とかあるじゃんか、、、」


「そうだよね。」


「でも、戦わなきゃだよ、、、」


「まぁ、いいや、それなら、今日はもうご飯食べてねよ?」


カレアがそう言い、三人はご飯を食べ、各々の考えを持ちながら眠りについた。


~~~~~~~~~~~~~~


それから、二日が経ち、三人の英雄たちが門の前に現れた。


「ん?お待ちください、通行書などはございますか?」


「「零望」通行書なんかあるか?」


「あるわけないでしょ?何言ってんのよ、「神槍」」


「だよな~、てことでここ通るわ。」


「は?いえ、だめでしょ?通行書ないんだから、、、」


「ん?誰が通行書で通るって言ったの?」


「は?何言って、、、」


「神槍」がそう言い、問い返そうとした門番は、気づいた時にはもう、真っ暗であった。


「さぁ、行くぞ、「零望」「炎霊」」


「指図しないで。」「は~い」


そして、三人の悪魔の英雄(悲しき者たち)が神国へと侵入をした。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ