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第六話 魔法

早速僕は先ず今の実力がどのくらいなのか確認するために家から少し離れたところに行き、山火事になると危ないので火属性は出来ないがそれ以外の属性の魔法がどの位出来るのか確認した。


この世界には魔法名はあるがよく前世の日本であった、初級、上級などの区分は無いそうだ。


僕は夜になるまで確認をしたりしていると火属性は分からないが一般的に入門と言われるようなものは出来た。

これは僕の考え方なのだが魔法名とかいうのはめんどくさいし名前には長いのもあったりするから僕は基本的に魔法名とかは言うつもりが無い。


火属性はやっていないが大体おんなじ様なもんだろう。


魔法の知識があるからって初日から魔法が使えるのは大賢者のおかげだろう。

本来で在ればいかに才能があったとしても職業持ちであっても一週間、職業持ちでなければ早くて一か月と言われている。


僕はまさか初日で出来ると思っていなかったので今からは火属性の練習を出来るところを探さないといけない。



魔法の上達方法はたった一つ、ただひたすら練習をすることである。

才能の差によって上達スピードは違うが上達するには努力しかないのだ。


魔法が使えるだけでチヤホヤされるし最強とかを目指さなければ正直そんなに努力しなくても十分なのだ。

なぜなら人でいうと魔法が使えるだけですでに勝ち組で在り十分贅沢な人生を送れるのだ。


それなのにわざわざきつい練習などで努力をするだろうか?


そんな理由もあり、本当に強い魔法使いは相当の才能に恵まれ、その上常人以上の努力家でないといけないのだ。

しかし残念なことに人には年齢的な制限があるのだ。

魔法の技術が伸びるのと反面、体力的には衰えていくのだ。

もしどんなモンスターでも倒すことが出来る魔法が使えるようになったとしてもモンスターの所まで行けなかったら意味ないのだ。前世の僕のように


まぁーそんなこともあり、人だと成長には限界があるが今世は時間もたっぷりあるし最強の才能があるからぐんぐん成長をする筈だ。


だから火属性を練習しないと火属性だけ置いて行かれることに気がする。


それに直観なのだが、僕はエルフだけど一番火属性に適正があるような気がするんだ。


本来エルフは火属性を使えることは無く一番風属性に適正があることが多いのだが、僕は前世がベースで前世はほとんど鍛冶をしていて火とほとんどの時間を過ごしたし、最後には火の精霊の精霊剣を作り出したのだ。


だから僕は一番火属性が得意な気がする。


ちょっと余談にならが将来は人の国にハイエルフというのを隠して生活する予定だから、火属性が使える方が色々便利なのだ。


僕は次の日から火属性も使えるような所を探していると世界樹の奥に木も無いめちゃくちゃ大きな開けた土地があった。

これは東京ドーム30個分ですね!(知らんけど)


もしかしたらここが大火事の現場なのかもしれない。

だとしたら前世で見た大火事説が濃厚になった。



まぁーそんなことはどうでもよくてここなら思う存分火属性の練習が出来るだろう。

それにもし何かあっても水魔法で消化すればいいし、


僕は次の日から朝いちばんでそこに行き、夜遅くまでそこで練習をする生活を行った。


親は元から比較的自由にしなさい。という感じだったのでちゃんと夜には帰ってくるので特になにか言われることは無かった。


それから三年の時が経ったある日、僕はいつもの魔法の練習をしていた。

もしその内容を他の人が見たら本当に人なのか疑うだろう。まぁー厳密にいうと人では無くハイエルフなのだが。


今僕がしている内容は火の玉を同時に50個だしそれを正面にものすごいスピードで出すと風魔法を自分に使い、空を飛びながら火の玉に追いつき、あたりそうなのは地面から土を出し、火をかき消し、完全に追い越すと水の壁を出し、火を消したりしていた。

その時間わすか2秒。

もう完全に人を辞めている。


すでに相当やばいのが分かると思うが、少し解説すると先ず、魔法を同時に展開するだけで相当凄いことであり、人でいうと魔法使いの中でも才能に恵まれその上努力家でないとできないもうすでに境地ほどと言われるほどである。

ちなみに今までの人の最高記録は3秒ほど4つ魔法を維持できた。である。


それに加え、当たり前のように飛んでいたが風属性界隈では飛ぶことが一つのゴールで、研究者たちが何代にも渡って研究したり風の魔法師の人が生涯をもって練習をしても出来なかった程だ。


そんなことを軽い移動手段のように使っているからそれもおかしいのだ。


それに加え常人が使っているファイアーボールではなくマグマのようなものを土で消したり水の壁で一気に消したり等まだまだ突っ込みたいことは沢山あるが、彼からしたらこれはウォーミングアップのようなものなのだ。


その後も彼は練習を続け夜になると、


「そろそろ次の行動に移ってもいいか」


と一人ごとを言って、ついに旅立ちの日が近づいてきた。


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