表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

第五話 転生

僕は夢から覚めると全身の激痛に加え酷い頭痛がおき、うめき声のようなものをあげながら意識を失った。


僕が気が付いて目を覚ますと前に夢を見た日から一週間経過していた。

流石に親に心配されないのはおかしいと思いまさかもう死んだ判定になっているかと思ったので取り敢えず自分の部屋からリビングを出ると家族に凄く祝福された。


生きていたことについて言われたのかと思ったがそれにしてはやりすぎと思ったので何でそんなに祝福しているの?と聞くとなんと僕はハイエルフになっていたそうだ。

それもハイエルフの中でも珍しい人よりのハイエルフだそうだ。


僕が寝ている間に起ったことは最初に二日ほど起きなかったので心配していたら急に絶叫のようなうめき声をあげたので様子を見に行ったら失神していたので村のお医者さんを呼んで見ても特に異常が無いと言われたのでどうしたらいいか迷っていると体が少し変形し始め、エルフの特徴である横長の耳が変わったのでまたお医者さんを呼ぶとこれは人よりのハイエルフになっていたのだ。

ハイエルフは今までは生まれた時からハイエルフでエルフとして生まれてそこからハイエルフになるのは初めてだそうだ。


それを知った家族は今は進化する期間と考え安心していたところで僕が起きたそうだ。

そして人よりのハイエルフは基本的にエルフを統べる長になるそうだが百二十歳上に人よりのハイエルフもいるし僕はそんなのは特に興味ないからエルフの長は年上の人に任せようと思う。


僕は家族とお話をしたり、ご飯を食べた後そういえばまだ自分の容姿を見ていないな。と思い鏡を見ると顔の容姿は特に変わっていなく中性的な顔だが長い耳が短くなっていて少し身長が伸びた気がする?

変化はそれくらいであまりぱっとした変化は特に無かった。


僕はそのあとは特にやることないし夜なので眠ることにした。


次の日僕が目を覚ますとなんと僕の前世の記憶を思い出した。というか今まで夢を見ていたのが前世の出来事だった。


何故そんなことを急に言い出したのかと言うと朝起きると夢の出来事の内容が一人称視点での記憶がよみがえりその人の名前、喋っていた内容、あの棒の名前。等々全ての内容が分かるのだ。


ここで一つ仮説が出て来たのだが、それは本来は石井拓斗はこのハイエルフに転生することが決まっていたがハイエルフはとても頭がいい為、転生の記憶がよみがえるまでに自我を確立してしまったのかもしれない。


だから今は自分の自我と前世の石井拓斗の記憶があることによって混乱しているんだろう。


どうするべきかと思ったけど僕は本来自我を持たなかった可能性があるし石井拓斗の望み道理の転生をしたし僕も実際夢の中で彼を師事したいと思っていたので僕は彼も行きたい人生を優先してみたいと思う。


早速そうと決まれば魔法適正だな。

僕は生活魔法は使えるけどそれ以上の魔法は使う必要が無かったから適正とか興味なかったけど今からは必要だから確認しよう。


前世の記憶によると魔法適正がある人はステータスオープンと唱えると魔法適正が見れるんだよな。

それに加えてさらに才能がある人は魔法適正ではなく職業として現れるんだよな。

理想は職業が出ることだけど出来れば全属性に適正ほしいから、一つだけ適性の魔法師、基本属性だけの魔導士とかよりは全属性適正だけの方がいいな。

よし見てみるか!


(ステータスオープン)




石井拓斗 5歳  剣聖 大賢者



なるほど。まずは僕の名前はカインなのに石井拓斗ということは転生したということで確定だろう。


そして職業についてだが二つあることは初めて見たが前世の剣聖の職業に加えて今世の大賢者の職業ということだろう。

さらに前世で調べた中には大賢者というのが無かった。

知っている中では賢者が最高の職業で内容が全ての属性に素晴らしい才能があるという、最高の職業の筈だ。

大賢者は普通に考えて賢者より上の筈なのだが賢者で、できないものは無いと思うので現時点では具体的にはどのようなものなのかは分からなかった。


だがこれで、火、水、風、土、光、闇のすべての属性に適正があったから今からは、すべての属性を無詠唱で出来る位に練習しよう。


よし、これからの目標を立てよう。


先ずはどの属性も大きなモンスターをワンパン出来る位の魔法を無詠唱で出来るようになり、そこからはこの村を旅立って前世の拠点に行き精霊剣を確保しよう。

取り敢えずはこんな感じでいいだろう。


さて魔法の練習を時間をかけてでもいいから完璧にしよう。


だって今回は時間もたっぷりあるし、最強の魔法適正もあるんだもん。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ