戦争をしてはいけない理由
まず初めに、私の立ち位置はにつて。
私は戦争(侵略戦争)については反対です。
それがたとえ同盟軍の後方支援であってもです。
ですが、自国の防衛戦までは否定しません。
戦争で負ければ悲惨なことになるのが分かっているからです。
過去に理性的な軍隊が存在したことはほぼあり得ません。
必ず何かしらの問題を起こし、迫害を始め、理不尽な統治を始めるでしょう。
なので、私が言っている戦争とは=侵略戦争と思ってお読みください。
なお、冒頭でも言っておりますが、完全に私見です。
これが絶対と言う訳ではありません。
あくまで考える意見の1つとしてお読みください。
どうも、初めましての方は初めまして。久しぶりの方はリュークです。
さて、今回のテーマですが「戦争をしてはいけない理由」と題しまして、個人的私見を述べさせていただきたいです。
なぜ、このテーマなのか? という所ですが、まぁトンデモ大統領が誕生したり、民間人が政治機密に入り込んだり、シレっと憲法解釈変える首相が居たりしており、本気で第三次世界大戦あるんじゃないかと危機感を抱いたからという建前と、(文章の)神が下りてきたという裏の事情で書いています。
では、なぜ戦争をしてはいけないのか、ですが。
第一に戦争とは最大の消費行為であると言う事です。
戦争とは一度始めると、莫大な金額が動きます。
小国家なら10や20束になっても敵わないような金額です。
この金額を得ようとするのが、所謂死の商人という「武器商人」です。
そう、ココさんがそれですね。(知らない人はヘクマティアルで検索を)
まぁ彼女は究極の所ではちと違う人でしたが、概ねみんな「お金儲け」の為に武器を売り歩き、世界を飛び回っています。
この消費行為ですが、実は戦争をする国は儲かりません。
もちろん、適度に相手を殺して、適度に領土をぶんどって、適度な所で有利な和平交渉を結べば別ですが、基本的には儲かりませんし、そんな都合の良い形での和平交渉まず滅多にできません。
では、どうして儲からないのかですが、分かりやすい様に家畜で説明したいと思います。
平和な国で豚を雌雄一対飼ったとします。
豚ですから繁殖速度は速く、一回の出産で約6匹ほど生まれます。
そして、その子たちは約5~6か月で食べれるくらいの大きさになりますが、別にここで増やしても良いのです。
もちろん色々な経費は掛かるでしょうが、まぁ単純計算で豚合計8匹中4匹を肉に変えても、残りの4匹が今度は12匹産み、12匹から6匹減らしても、次の時には18匹に増え、とどんどん増えます。
ある程度増えてきて軌道に乗ったら、数を増えすぎない様に肉にする量を増やします。
するとどうでしょう? 皆さんの財産はたくさん増えますよね?
では、これを戦時中の国でやってみましょう。
銃弾飛び交う、爆弾ふってくる場所で豚を飼育したとして、増えますか?
恐らく、銃の流れ弾で死んだ。
爆弾で小屋ごと焼け死んだ。
敵兵に連れ去れて食料にされた。
こんな所でしょうか? では皆さんの手元には何が残りましたか?
何も残りませんよね?
ちなみにこれはあくまで「豚」の話です。
人間は豚の様に一度に6つ子で出てくる確率は極めて低いですし、5~6か月だとまだハイハイしているくらいです。
戦争に行き、傷つき、死んでしまうでしょう。
人が死ぬと言う事は、国家の生産力を落とす事になります。
生産力が落ちれば、国力が減り、経済が立ち行かなくなります。
そうなってからでは遅いのです。
これが私の最初の戦争をしてはいけない私見です。
次に、戦争をしてはいけない理由は、「人の倫理に悖る」と言う事です。
さて、皆さんは恐らく小学校を卒業されていると思います。(70~80代のご老人の方はもしかしたら行って無い方も居られるかもしれませんが、今回は考慮しません)
小学校の道徳の時間がありましたよね? あの時間に人にしてはいけない事を教わったと思います。
そう「自分が嫌な事は人にしてはいけない」「人を傷つけるようなことをしてはいけない」というやつです。
では、戦争はどうでしょうか?
戦争は互いに銃を突きつけ、ミサイルをぶっぱなし、どれだけ多くの敵を「殺した」かで戦功が決まります。
そう、殺すんです。
皆さんは、自分で人生を終わらしたいと思う方は居るかもしれませんが、赤の他人に惨殺されたいと思いますか?
残念ながら私は、思いません。
そして、皆さんは腕や足を失って生きていきたいですか?
世界には、地雷によって全力で走れなくなった子供や腕を失くしてボールを投げる事もできない、食べるのにも不自由する子が居ます。
あなたはそうなりたいですか?
相手をそうしたいですか?
私は正直言って嫌です。
自分が傷つくのも、他人を傷つけるのも嫌いです。
戦争は、そんな個人の感情なんて全く考えず、ただ機械の様に人を殺せと命令し、命令され、実行する。
そんな世界です。
そんな事をして良いのでしょうか?
戦争とは、人を人として扱わず、生き残ったとしても深い傷を負ってしまうものです。
最後に戦争をしてはいけない理由ですが、悲しみです。
先程も述べたように戦争とは、人を人として扱いません。
それはあなたの命もですが、何よりも大切なあなたの家族、恋人、想い人、友人もです。
想像してみてください。
愛し合った恋人が、大切な子どもが、父が、友人が冷たい体で帰ってくる姿を。
いえ、体で帰ってくるだけマシです。
遺髪で帰ってきたり、形見の品で帰ってくるかもしれません。
或いは、撤退戦なら遺品すら戻ってこないでしょう。
そんな思いを皆さんしたいですか?
これは感情の話です。
理論的な部分ではありません。
ですが、戦争が起こればこういった事態になるでしょう。
だから私は、戦争をしてはいけないと考えるのです。
以上の3点が、私が考える戦争をしてはいけない理由です。
経済、倫理、感情。
どれも大切ですし、どれも必要です。
どうか、自分から起こす戦争だけはしない様にしていきたいものです。
これで私の戦争をしてはいけない理由を締めくくらせて頂きます。
長々とお付き合いありがとうございました。
感想の受け付けを再開しました。
ですが、私からの返信はかなり待って貰うかもしれません。
正直キャパオーバーしてます。
一個の返信に何時間もかかっているので、お察しください。
それでも待つよ、良いよって方は書いてください(`・∀・´)
時間かかっても返事します。なかなか来ないな忘れてるかな?って思ったらメッセージ下さい。
量にもよりますが、一週間以内に返せるようにします( ̄▽ ̄;)