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39話

はい、メリークリスマス。

今さらですけどねw

昨晩はお楽しみでしたか? 私はもう色々とやりたいことがあって小説に手が回らない状態ですよ……

まぁリア充じゃないのでそのやりたい事のほとんどがゲームなんですけどねw


と、いう事でモテない男子代表の私から嫉妬とそろそろ書かないとという義務から作り上げたので今回は短すぎですが、文句は受け付けません!

言い訳は一つ。リア充爆発しやがれ!



……あ、リア充じゃない人は変な八つ当たりすみませんw


そんな平和(というには二日に一回は血を見ている)な日常が続いていたが、今日も仕事のためギルドに来たら何かいつもにも増して人が集まって同じ方向を向いていた。


「今日は人が多いな……」


そして人込みが苦手な俺はいつも通りに仕事をしようと依頼掲示板の方へ向かおうとしたところで、アウラを見つけた。


「今日のこれはなんだ? お祭り?」


いや、お祭りなわけないだろと自分でも言ってて思ったが、冗談でも言ってないと人混みがウザすぎて死にそう。


「……ん。緊急事態」


「緊急事態……? 町に魔物が襲って来るとか?」


「もっと複雑」


一足先に来たアウラは集まってる場所に張り紙があって、こう書かれていると教えてくれた。


『諸君。日々魔物の討伐から街の雑用の依頼までご苦労。そんな諸君に私からの直々の依頼をする。今、私の娘が病にかかり、神官でも治すことは不可能だと言ってきた。そこで最後の手段として、「欲望への道」だったか? そう呼ばれているダンジョンに入ってもらい、薬を入手して頂きたい。礼は弾むことをこのアーリハイマー伯爵の名のもとに約束しよう』


頼んでいる側が上から目線なのは気に入らないけど報酬は期待できそうだし受けても良いんじゃないか?

それに、貴族からの依頼、しかも緊急性が高いようなものらしいのでギルドからも別に特別報酬100万リルも出してくれるような事を言っていたらしいのでこれは是非やらなきゃ。


「じゃあ早速この依頼を受けて、欲望への道って所に行こうぜ!」


「……それは難しい」


「何で?」


「欲望への道はその名の通り奥にはその辿り着いた人の欲しいものが手に入ると言われてる。でも、欲望に満ちた人間にはクリアできないようになっている。更に過去奥まで行けたのは先々代の勇者のみという最高難易度にも認定されてる」


「つまり、奥に行きたい奴は何か欲しいのがあって行くのに、その欲のせいで進めないという事か……」


それは面倒な話だな……

目的があって奥に行きたいのにその目的のせいで進めないとは。

……それどんなムリゲー?

それともゲームみたいに何か攻略法でもあったりすんのかな?


「でもさ、やっぱり報酬は破格に良いし、やるだけやってみない?」


「……そこまで言うなら」


「ありがとう!」


態々付き合ってもらうのも悪いと思ったけど、一人じゃ色々と大変だし本当にありがたい。


「それで、その欲望への道ってのはどこにあるの?」


「……三日」


「へ?」


「三日馬車に乗ればダンジョンに一番近い町に着く」


あの馬車に三日も乗るのか……

うーん……この際俺の我がまま聞いてもらったんだしそんくらいは我慢しないとね。


「じゃあ明日にでもすぐ出発する?」


「……明日は予定いれちゃったから明後日でも……良い?」


「それは勿論良いよ」


なにせ俺は付き合ってもらう立場だから何も言えないしな。


「じゃあ今日の仕事もなしって事で解散する?」


「ん。準備の時間にしよう」


幸いまだクリアは勇者くらいしか出来ていないって言うし、少し遅くなるけど挑戦する分にはまだ時間切れにはならないだろう。

そして行く気はなかったけど初ダンジョン。

しかも怪しい名前だし油断せずに行こう。















もうちょい書きたかったけどここら辺で区切らないと中途半端になるか、とても長くなって作者も読者も大変という事になるので今回は短く行かせて頂きました。

次回は一月一日に更新出来たらいいなぁ~

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