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閑話05話 勉強会の続き(この世界の国など)

数分遅れたけどセーフ……という事にしといて下さい。

きっとパソコンの調子が悪かったんですよ笑


とまぁそういうわけで、一応出せましたね。

今回は世界の国の数とか名前とか色々考えていたのを書いたけど、閑話で出した理由は読まなくても他国に入国するたびに説明はしようかと思っているからです。

後、話の流れ的に国が出て来てそこで説明って感じもあるかもしれませんし。

なので、忙しい方はこれ読まなくても大丈夫なので安心してください。


それでは、それでも読んでくれる優しい方はお読みください。

グラントはとりあえず置いといて。

俺も文字だけの本を読んで学ぶより、人から聞いた方が早いし楽なので今の内に知りたいことを聞いておこう。


「そういえば、国って何個あるんだ?」


こういうファンタジー世界なら人間、獣人、そして魔族と三つに分かれて戦争なり不干渉なりしてるけど、この世界は獣人が普通に冒険者ギルドに居たりもしたので色々と聞いた方が良いだろう。


「国、っていうと人間では六つ、獣人は二つ、……そして人間の敵である魔族が一つですね」


人間の国だけで六つか。

地球だともっと多いが、この世界がそこまで広くないなら頷けるな。

まぁ本当の理由は、魔族だったり魔獣だったりその脅威に対抗するために何個も集まって、そして六つの国だけが残ったとかなんだろうな。


「この国はご存知かと思いますが、リヒト王国と呼ばれています」


うん、それは多分本かなんかで見たので覚えている。

入国した覚えはないので不法侵入になんないか不安……って、流石にばれないか。


「リヒト王国は他種族すべての国を入れても一番広く、また歴史もあります」


どれくらい広いのかな?

日本くらいかな?


「どれくらい広いか分かる?」


「え? ……そもそもそうやって調べようとした人が居ないのでそんな考えも浮かんでないです」


あれ? この質問駄目だった?

っていうか、伊能忠敬みたいに歩いて計測した人はいないのか。


「気にしなくていいよ。ただの興味本位だったし」


「はぁ……分かりました。他にもアグニ帝国、ベイダ皇国、ヴァン商業国家、テラ公国、ノワール聖国の五つが人間が治めている六つの国です」


ふーんとしか言いようがない……

学校の授業でも世界史や歴史は苦手だったし嫌いだったのが裏目に出てしまった。

ま、まぁリヒト王国もいれて六つだけだし覚えられるだろう、多分……

っていうか、皇国と公国、王国、帝国の違いって何なんだよ。


「聖国ってクレアーレ教のか?」


これには今度こそ何言ってんだコイツって目で見られてるぞ……

俺変な事言ったかね? 


「……知らないのですか? もう何年も前に賊によって国は乗っ取られており、名前をノワールと変えて聖国は何故か残しているという国を」


はい、説明ありがとうございます。

そしてすみません知りません。


「田舎の村から最近来たばっかりだからそういう情報には疎くてね」


「そうですか……申し訳ありません。態々理由を話せさせてしまって」


「別にどうでも良い事だから問題ない。他の国は……まぁ行くことが合ったらその前に聞くとしよう」


「分かりました」


というか色々な事知っているし、やっぱり選んで正解だったな。

聞いてもいない事を離したり無駄にアピールしてくるやつとは大違いだ。

有能すぎてもう図書館行かなくてもいいかもしれないレベル。

まぁ魔法については自分で読んだりした方が良いと思うので結局行くが。


キュルルル・・


「ん? お腹すいたのかグラント」


「……うん、じゃなくてはい。そうです」


「じゃあとりあえず昼飯にするか」


「本当ですか!」


めっちゃ喜んでるよ。

まぁ朝夕とおいしくないご飯で、昨日の屋台を思い出して期待でもしているのだろう。

まぁ俺も今日は何食べようと期待しているのだが。


「だけど、昼からは俺は出かけるからちゃんと勉強しとけよ?」


「うん!」


あ、もう直しもしなかったよ。


「というわけでカリーナ、頼んだよ」


「お任せください。一週間以内に何とかしてみせます」


その言い方怖いぞ……



♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢



今日の昼飯は豚汁みたいなスープにうどん・そば・そうめん・ラーメン・担々麺・パスタのどれとも違う麺が入ったやつを食べた。

一つ800リルとしかも安い。

三人で2400リルなんだからもうこれ毎日で良くね? ってほど安い。

まぁ流石に飽きるから嫌だけど。


食べた後は二人と分かれて図書館に来ている。

寄付料(と言う名の入館料)に1000リルも取られたのがムカつくが、言い争っても負けるのは必至なので諦めて払った。


ここに来た意味は勿論魔法について調べに来た。

違う町なら置いてある本も当然違うだろうと思ったからだ。

実際に置いてある本は違ったから無駄足にはならずに済んだ。


「えっと……『出来ないあなたにこれを! 生活魔法コツ』『人生を変える三つの魔法』『呪術の扱い方』」


パッと見この三つが目に入った。

生活魔法は未だに『クリーン』と『ライト』しかできてないからこの機会にでもやってみるかな。


人生を変える魔法って言ってるけど、三つもある時点で多分言葉かなんかだろう。

地球にも同じような感じの題名があったし。

時間があるか暇な時にでも一応読んでみよう。


そして新しく出てきた呪術。

魔法は好きなんだけど、呪術ってなんか言葉から怪しさ全開だからあまり好きになれないんだよな……

しかも「使い方」じゃなくて「扱い方」になってるって事は多分あまり世間からよく思われていないって事なんだろう。

これらを踏まえて、一応目を通すか。

勿論後で。


「うーん……今日は早く帰るつもりだしどれか読んだら集中して閉館まで読んじゃいそうだから止めとくか」


非常に残念だが、仕方がない。

生活魔法を軽くならまぁ大丈夫そうだし今日はそれらを読むことにした。



♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢  ♦  ♢



「お帰りなさいませケイ様」


「お帰りなさいませ、ケイ様」


お、グラントもやっとまともに話せるようになったのかな?


「グラントはもうちゃんと出来るようになったのか?」


これは直接グラントに聞いてみることにした。


「いや、まだもう少し……いえ、もう少し時間がかかりそうだ……です」


「まぁ急がなくていいよ。時間はまだ幾らでもあるしね」


カリーナに任せとけばきっと立派に育ってくれるだろう。


「申し訳ございませんケイ様。私の教え方が下手なようでして……」


「いや、さっきも言った通り時間はあるから何の問題もないよ」


なんなら明日はアウラと会う約束してるし、その間にもやってくれて全然問題ない。


「明日は朝から出かけていつ帰るか分からないから、グラントの事よろしくな」


「かしこまりました」


よし、じゃあもう今日は寝ようか。

……不味い飯を食ってからになるけど。






前書きに家の国のと意味わからないこと書いてあったのを修正しました。


気づかないなら良かったけど、気づいた人は申し訳ありません。

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