表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残り、残る  作者: 友霊
5/13

川田 さつき

お昼休みになったとたんにお弁当を持って教室飛び出す。人の多い廊下を小走りで目的地を目指す。

目的の教室をのぞけば、いたいた!

「葉ー菜ーちゃーん!」

振り向いた葉菜ちゃんと目が合った。

「はーやーくー、お弁当が逃げちゃうー」

お弁当は逃げないわよーっていつもの優しい声。

じゃあ、行こっかって笑顔で出てきた葉菜ちゃんを急かすように前を歩く。

こんな子供っぽい私に合わせてくれる葉菜ちゃんは本当に優しい。ちゃんといるかな?なんて後ろをちょっと見てみる。大丈夫、ちゃんといる。

天気が良いこんな日はお外が良いって言った私が言った時から雨が降ってなかったら、お昼はいつも中庭。

午前中にあった今日のこととか昨日の夜あった話をするの、楽しそうに聞いてくれてる、良かった。

あ、あと5分。そろそろかな…

「さつき、そろそろ戻ろう!」

いつも後5分ってとこで戻ろうって言ってくれるの、まだまだ話していけど放課後に話そうって言ってくれるの。

2人で今日の放課後はどうしよっかって話しながら教室に戻る。

午後の授業なんてそっちのけで、何を話そうかなんて考える。

先生の声なんて聞こえない、気づいたら授業終了の合図がなっていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ