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クライマー  作者: Aki
5/9

新メンバー登場。

そこに現れたのは、20歳ほどの黒髪の美しい女性だった。

橘「ひさ〜!猿ちゃん♡会いたかったのよ〜!!」

猿「なんや、おもんな。会いたかったのよ〜、とか気色悪いわ。巳花(ミカ)。」

巳花【橘】「そやね。気色悪いわな?」

すると、子子に指をさして。

巳花「あんなんと、おったらな?」

巳花は不機嫌そう子子を見る。

子子「それんしても、生きとったんやなぁ?」

巳花「・・・」

それ言葉に巳花はほのかに笑った。

猿「巳花、あんた、イランで戦争やなかった?」

巳花「そーよ?折り入って相談しに日本に帰ってきたの。」

子子「相談?」

巳花「ええ、お偉いさんからの指令が出たの。」

猿「はぁ」

巳花は、数分黙った。

巳花「みんなと、国を潰せって。」

子子「みんなって、クライマーのか!?」

巳花「そーよ!」

猿の目付きが変わった。

猿「んで?どこを潰すんや?」

巳花「猿ちゃん!?なんも思わんの?」

子子「そや!平和のための殺しやのに…」

猿「子子、おめぇは楽しんでんだろ?」

猿は、子子を睨む。

子子「少々やけどな?」

巳花「・・・」

猿「みんななら、揃えれるでー。」

猿は携帯でメールをし始めた。

巳花「なんか、猿ちゃん変わったな。」

すると、子子がその言葉に反応し、巳花を引っ張りヒソヒソ話を始めた。

子子「なにゆーてんね!そんなこと言わんの!!」

巳花「あんた達、何があったの?」

子子「・・・。それは、言わん。まぁ、あんな事もーゆうな!」

巳花「ぅん。」

猿「なんや、2人でヒソヒソと。変な話かぁ?」

子子「なんでもないで。」

猿「ふーん。そぉか?ならええわ!」

子子「うん!」

猿「あと、巳花?みんな、もう来るで?」

巳花「はやっ!?」

子子「そういや、巳花?どこの国を潰すんや?」

巳花「あー、イランよ。面白い侍がいるの。」

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