橘とは!?part2
一瞬、橘は2人を見て微笑んだ。
そして、2人の前から瞬間的に姿を消した。
猿「子子、構えぇ。」
子子「あのクソビッチ、手だれやな。」
カチャ…
橘は、既に猿の後ろで猿の頭に銃口を突きつけていた。
橘「子子さん、クソビッチだなんてやめてくださいよ。どっからどーみても、普通の人ですよ?」
子子「普通の人が銃口なんか人に向けんわ。
それでも、普通の人言いたいんなら、そりゃ、ただの、精神異常者や」
そう言い子子は、大笑いする。
子子「あっ、そ〜そ〜。クソビッチ?猿を人質に捕られているからといって、あては、どーでもええんですわ。」
橘「はぁ〜!?あんた正気!?」
子子「正気もなんも、元々あて達はアブノーマルやから」
猿は、ため息をつく。
橘「あんたも、大変ね。」
橘は、頬を引きつらせる。
猿「何ゆーとるんや、人質なんて犯罪に巻き込まれてもーた、ある意味付録やろ?あってもなくても同じや。」
橘「古い考え方だなぁ...」
猿「そーゆーと思ったで。」
そう言うと猿は、橘を足で後ろ蹴りし拘束をといた。
そして、橘がヨロけるスキを狙い両肩の刀を抜き橘の首のツンッと軽く構える。
橘「さすが、一瞬のスキもない。」
猿「さぁ、身元をはいてもらいます?」
すると、橘の外見が変わっていく。
変身でもするかのように…
そして、現れたのは先ほどまで橘の要素がない者だった。
子子「はぁ…」
猿「やっぱりなぁ…」