第七話 「就職活動」
ついに、グリバッツ国編のスタートです!!
主人公グレイスが連れてこられた地、グリバッツ。そこで出会う新たな仲間たちとの冒険を描く章。
ぜひご覧ください!!
あのクソ親父め…。
いつか絶対にぶん殴ってやる。
とはいえ、立ち止まっていても借金は減らない。
俺は重い足取りで街へと繰り出した。
俺はとりあえず街に行くことにした。
街に行けばとりあえず何か見つかるだろう。
街へ着くと街の中は多くの人でにぎわっている。
「わぁ…」
俺が見とれていて立っている。
すると、俺はドンッ!と通行人に肩をぶつけてしまった。
「ごめんなさい!!」
俺がすぐに謝ると、
「なんだよてめぇ...。ちぇっ...」
相手の男はキレてどこかへ行ってしまった。
なんだあいつ…。気分悪いな。
俺はそのまま特に何も浮かばずに街を散策していると、1つの看板が見えた。
おっ!あれはギルドの看板だ。
ギルドか...。
ギルドならきっと働くところもあるかも知れないだろう。
俺はギルドに入っていく。
初めてギルドに入ると、そこには異世界ならではの光景が広がっていた。
黄色、ピンク、緑……色とりどりの髪をした連中が、酒を酌み交わしながら騒いでいる。
ひとまず、ギルドの受付に俺はミッションについて尋ねた。
「あの~。すいません…。ミッションとかってありますかね?」
ギルドのお受付のお姉さんもこれぞ異世界と言わんばかりのナイスバディを揺らし、困ったように微笑んだ。
「すいません...。ギルドでは、ミッションは15歳になってからなんですよ…。なので、もう少し大きくなって来てください」
おいおい…。まじかよ…。
俺って確か7歳くらいだからあと5年はできないということか…。
さすがにそれはまずい。
さすがに5年も待つと借金が利子でえげつないことになる。
5年も無駄に過ごすことはできない。
何かいい策はないのか…?
俺が思考を巡らせていると1ついい方法を思い浮かんだ。
思考を巡らせ、ひとつの結論に達した。
一人で登録できないなら、既存のパーティーに潜り込めばいい。
俺は早速ギルド中にいるパーティーに声をかけに行った。
しかし、案の定、声をかけたすべてのパーティーに断られた。
くそ…。
俺が落ち込んでいると俺は目の前にいた15,6くらいの歳の男2人、女1人のパーティーを見つける。
初心者っぽいし、さすがにあれならいけるだろ...。
俺は彼らのパーティーに話に行った。
「あの、すいません。僕をパーティーに入れてくれませんか?」
俺の声に気が付くと、一人のリーダーらしき男が俺に向かって優しく話しかけてきた。
「そうかぁ...。なら俺に戦って勝てたら、入ってもいいぜ」
あーあ、言っちゃったよ。冗談のつもりだろうが、こっちは本気だ。
やるしかない。
俺たちは戦うことになり近くにあった公園に移動した。
さぁ。やってやるぜ!
パーティーのリーダーも魔法使いだそうなので俺の魔法の腕前を見せてやることに決めた。
俺は開始の合図とともに、位置に着くと俺はすぐに『聖水壁』を詠唱する。
「万物の命を育む水よ、天より降り注ぎ、大地を潤し、深淵に満ちる永遠の流れとなれ、その浄化の力を今ここに解き放ち、全てを包み込み、破壊も癒しも超えた守護の壁と成せ、聖水壁!!」
「地獄の業火の如く燃えよ『業火』!!」
リーダーも『業火』をほぼ同時に放ってきたが、放たれた『聖水壁』を見たリーダーの顔はなめていた顔から一転恐怖で固まって失禁している。
そして、大量の水がリーダーめがけて落ち、木々をなぎ倒しながらリーダーを流していった。
水が引くと、リーダーは気絶していた。
「あっ...。やりすぎちゃった...」
俺は急いでリーダーのもとに行くと、『回復』を使ってリーダーを起こす。
そして、俺は起きたリーダーに謝った。
「ごめんなさい…。やりすぎちゃいました…」
「ああ。入りたいなら入ってくれ」
俺はすぐそばにいたほかの仲間に、パーティーに入る許可を頂くことができた。
これでひとまず安心だ。
俺の入ったパーティーの仲間はリーダーの男が金髪で中級魔術師のサヴァ 身長の高いほうの男が中級者剣士のギャバス 金髪で中級弓使いのミラの3人だそうだ。
とりあえず宿を探しに行くために公園を出ようとすると、俺たちは公園の管理者から顔が真っ赤になるほどの怒号を浴びせられ、15マーラもの賠償金を請求される羽目になった。
中級以上の魔術使用禁止なんて、先に言えよ!
金の持っていなかった俺に代わってサヴァが払ってくれたが、さすがにひどいだろう。
そのまま宿に行って飯を食って話していると15歳のあいつらはもう成人しているらしい。
15歳か、。
あと8年近く待つなんて真っ平ごめんだ。
俺はこのパーティーで、最短ルートで借金を完済してやる。
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