第六十九話 「聖ロース帝国立魔術大学」
誠に勝手ながら、過去話の聖マーロ帝国と書かれていたものを聖ロース帝国に変更いたします。理由としては、他作品様にほぼ同様の名前が登場していたからです。また、すべて修正したつもりですが、万が一、聖マーロ帝国のままである箇所を見つけた場合報告していただけると助かります。
ふぅ。ここマルカー地方に帰ってきて一か月が経った。この一か月で俺は修道院のマリーネなどに挨拶をしに行っていた。
俺が吸血鬼になったと知ってみんな驚いていたが、俺自身は特に変わらず、変わった点といえば、夜しか外に出れないことと、魔力が大幅に増えたことくらいだろう。夜しか外に出れないことは意外と不便ではないし、吸血鬼になってよかったのかもしれないな。それに、昼に用ができた時はクロノアのくれたクリームを塗ればいいし、けっこう欠点は少ないのかもしれない。
と考えていると、
「おいグレイス。そういえば、また聖ロース帝国立魔術大学では働かないのか?」
とダレンに言われた。
そろそろ俺も何かしないとな。と考えていた俺は、その日の深夜に馬車に乗って聖ロース帝国立魔術大学のあるグラッツまで行くことにした。
ラングも一緒に連れて行こうかと思ったが、ラングはすでにマルカー地方の騎士団で働いてたため、一緒に行くことはできなかった。
馬車の中は相変わらず、窮屈でお尻が痛い。カーミラの馬車とは大違いだ。あの馬車はクロノアの魔術で空間を広くしているらしいが、いったいどうしているのだろう?まるで想像がつかない。
ここに来てからカーミラたちは、ずっと館にこもって何かをしている。
そう考えて3日がたった。しっかり、到着する時刻を考えていたおかげで、夜に着くことができた。
俺はすぐに聖ロース立魔術大学に行きグラヴィス教授に会いに行った。先日馬車から手紙は送ったはずなのできっと大丈夫だろう。
と俺がグラヴィス教授の扉を開けると、部屋のソファーに座っているグラヴィス教授がおり、
「よく来たね。一体話はなんだい?」
と言って俺をソファーに座らせた。俺は
「また、ここで働きたいと思ったからです」
と言うと、教授は嬉しそうに
「そういうことならぜひ、また働いてくれ、グレイス君」
と言われた。俺は
「あれっ?契約書は?」
と聞くと
「一応まだ、グレイス君は働いていることになっているから、問題はない。さすがに、休職扱いだがな」
「へぇ~」
と俺がうなずいていると
「よっし」
と教授が腰を上げ
「明日から来てくれ。もちろん夜からでいいから。わしのいないことが多いだろうから、メモは残しておく」
と言われ俺は部屋を出た。
(はぁ~明日からか~)
と思い俺は住むためのアパートにを探しに行った。
こんな深夜に空いているアパートなんてないよな~と思いながらも外に出て少し歩くとなんと、昔住んでいたアパートが空いていた。
おお!となり、俺はすぐにそのアパートを借りた。超激安のアパートだが、懐かしい。それに奇跡的に依然と同じ部屋を借りることができた。
よっし!明日から俺はまた大学で働くぞ!
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