第六十六話 「二日酔い」
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朝が来た。数時間前まで俺はサヴァたちと浴びるように酒を飲んだせいでまだまだ頭が痛く、体も言うことを聞かない。二日酔いだ。
(夢のような時間だったが、こうなるなら飲まなきゃよかった…)
前世から約15年ぶり。この世界に来てから初めて酒の席で俺は調子に乗って大量に飲んでしまった。
だが、もうすぐで出発の時間だ。幸いここのホテルは日当たりが悪く少しなら吸血鬼になった俺でも外に出れる。
俺がベッドから起き上がろうとすると急に胃に力がかかり、俺は
「ウェ~ゲロゲロゲロゲロ」
と吐いてしまった。床は一面俺の吐き出した吐しゃ物の海だ。
「やべぇ…」
俺はとりあえず立ち上がり廊下に出た。
(はぁはぁ。誰かを探さないと…)
俺は震えながら廊下を歩いた。
(確かラングの部屋は…)
と震える手でラングの部屋を開けると
「おっグレイス起きてたのか。今日出発だな。昨日は楽しかったのか?んっ?大丈夫か?」
とラングが俺の状態を心配で肩を貸してくれた。
「おいおい。酒臭いな。二日酔いだろ?」
と言われながらも俺はラングを吐しゃ物の海になった俺の部屋に案内した。
「おいおい…。これどうすんだよ。俺剣士だぞ?」
「なんでも…いい…から」
と俺は声を絞り出しそう答えた。
「じゃぁ。清浄なる水よ、流れとなりて穢れを洗い流せ『水拭き』」
とラングが俺の吐しゃ物を洗い流してくれた。
「はぁ。お前が魔術師なんだし自分でどうにかすればよかっただろ…」
「無理…多分今酔ってて…魔力調整できないから…きっとこの建物ごと流しちゃうかもしれない…」
「おう。そうか…」
と話していると。俺の部屋にランスターが
「おい。もうすぐで出発だ。早く用意を済ませろ」
と言い入ってきた。
「おい。グレイス。どうかしたのか?」
「ええ。グレイスが二日酔いだそうです」
「そうなのか…しょうがない『浄化』」
とランスターが俺の体に手を当てて放った。すると、俺は頭が痛くなくなり吐き気も収まった。
「おいおい。魔術師なら『浄化』で二日酔い治せるくらい覚えておけよ」
言って部屋を出て行ってしまった。
「へぇ~便利なんだな!俺も覚えとこ。俺部屋を片付けてくるから。」
と言いラングも出ていった。
俺が自分の部屋の片づけを終わりホテルの外に出た。ホテルの前にはすでに馬車が止まっていた。俺が馬車の中に入ると、掃除をしていたクロノアが、
「おはようございます。グレイス様お早いですね」
と言い俺は
「おはようございます」
と返した。この馬車にも1年は乗った思い出がある。
俺はそんな思い出に浸っているとラングやエリーナたちが乗り込んできた。
「やっと聖ロースに着くのね!」
と嬉しそうにエリーナがはしゃいでいると出迎えにランスターとサヴァたちが現れた。俺が馬車から出ると
「グレイス気を付けておけよ。」
とサヴァたちに言われた。俺は
「うん。てか、みんなあんなに飲んでたのに酔ってないの?」
と俺が聞くと
「グリバッツ国人は酒に強いからな。ハッハッハ」
と笑って言われた。確かにアルコール度数が高かったような気がする。
俺が馬車に戻ろうとするとランスターが
「また会おうな」
と言われそのまま帰ってしまった。
(相変わらずだな…)
と思って馬車に乗ると
「さぁ行きますよ」
とクロノアが言い出発した。
きっとあと1週間ほどでつくだろう。
キャラクター紹介
【サヴァ・ヴァイズ】
種族:人間
性別:男
魔術:最上級まで(詠唱あり)
剣術等:不明
年齢:23歳
身長:179㎝
外見:まぶしいほどの金髪
イケメンであり、グリバッツ国を中心に活動しているS級パーティーのリーダー。
9年前から幼馴染の弓使い弓使いのミラと剣士ギャバスでパーティーを組んでいたが、ずっとEランクのままだったが、8年前にグレイスがやってきたことで、3年間でA級パーティーまで上り詰めた。
グレイスが抜けた後も努力を続け、S級パーティーに上り詰めた。魔術師としては凡人だが、グレイスつながりで、最上級魔術師のランスターやグリバッツ国立大学の王級魔術魔術師であるツェネガー教授に教えてもらったことで最上級魔術師になれた。
※第六十六話時点
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