表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/49

3年後

 ワンナが島に来てから3年が経った。私も7歳になり、ワンナは島を出たり帰ってきたりを3年間何度も続けていた。島の外の調査をしていてくれたらしく、それと並行して人材集めをしていたらしい。ワンナに聞いた話だと


「主人様。私が調査をしている間、道端で私のようになりかけている人を何人も助けてきました。そして及ばずながら私の手に余るものは連れてきますので主人様にどうにかしてほしいのです」


 多分自分みたいになっている人を見捨てられないんだな。可哀想に。

 3年間の間にワンナが連れてきた魔物化しているやつが2体、ワンナはは弱らせて私の前に連れてきた。ワンナ同様じっくりと研究しながら魔力を注いでいるとワンナ同様2体も人の姿に戻った。

 1人は髪がストレートロングに頭に犬のように可愛い耳が2つ生えており、もう1人は金髪でショートヘアで耳が横に長い子だった。まさか、獣人とエルフってやつか!?これはまさに


「ファンタジー」

「ファンタジー?」


 私が感激しながら2人の姿を見ているとワンナは私のセリフに対していう。おっと感激しすぎて思わず口に出てしまった。


「お前!あちをどうするつもり!あちは父に捨てられた身。あちは弱かったから捨てられた!弱いやつは死ぬ!だからあちは殺されるのを待っていた!」


 黒い髪の頭に犬耳が生えた女はいう。そうか。死にたいのか。なら私の奴隷にしてやろう。簡単に死ぬとか言うこいつの頭を矯正してやる!


「いいか。お前の名は今日からセカンズだ。これからは私のために生きろ」

「なんであちがあんたのために!あちは」

「黙れ。私は1人の方がすきだから別に仲間とかいらないけどな。簡単に死にたいとか言うやつはムカつくんだ。だから私のもとについて私のためだけに生きろ。勝手に死ぬことは許さん」

「か、勝手すぎる!それにあちは弱いから役に立てな」

「大丈夫だ。そこのワンナが鍛えてくれる。それにこの島には父さんもいる。だからお前は強くなれる。私のために力をふるえ」


 私は無理やりセカンズの心臓に奴隷心臓をおしこむとセカンズの体に奴隷心臓は埋め込まれ、セカンズは奴隷心臓を取り込んだ後かなりの自信を身につけていた。


「これは、今のあんた、いやボスと呼ばせてもらいます!ボスがうめた何かのおかげで力がみなぎってくる!これならあちは強くなれる!」


 セカンズは喜びながら興奮する。そう。私のつくった奴隷心臓には私に服従する代わりにかなりの魔力を奴隷心臓にうめこんであるからうめこまれたものは使い方次第にはよるがかなりは強くなる。魔力量があがるからな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ