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おちたセントウ都市

 ゴウゴと呼ばれていた男はフィンスの圧に負け、降参すると闘技場で一番強いのがフィンスということになった。


「マスター。私もワンナ様から聞いたのですがワンナ様はある情報を得てフィンスをこのセントウ都市に潜入させていたんです。そしてフィンスはしばらくは闘技場で有名になるためにこうやって地道に闘技場で戦っていたらしいです」


 私はフォルンからフィンスのことを聞くと試合を終えたフィンスが私達のもとに来て


「旦那。無様な試合を見せたな。話をしたいからさっさと俺っちの世話になってる宿屋に向かおうか」


 フィンスが私達に言うと闘技場から少し離れた場所の宿屋に入ると宿屋の主人が


「これはこれはフィンス様。いつもご贔屓にしてくださりありがとうございます。そちらのお二方は」

「ああ。この二人は連れだよ。俺っち達のね」

「そうですか。この方々が」


 宿屋の主人が私の姿を見た後にフォルンの姿をみて


「この宿は安全ですから安心してください。アメノツドイの方達を優先してとめていますから。特別な部屋にどうぞ」


 宿屋の主人が私達に言うと私はフィンスの後に続いて主人の言っていた特別な部屋?にはいる。


「この部屋は防音だし外に情報が漏れることはない。宿屋の主人も理解のある人だから怪しい客とかはいれねぇよ。主人はワンナ様に恩義があるからアメノツドイを贔屓にしてくれんだ。それじゃ本題にはいるね」


 フィンスは一気に私達に言うとフォルンが口を開き


「このセントウ都市にダークジャックズの幹部がいるの?」

「そうだよ。ワンナ様がこのセントウ都市の闘技場、いや闘技場の裏で行われている闇の闘技場というのがあるらしいんだがそれにダークジャックズの幹部が関わっているらしい。俺っちは闇の闘技場に参加するために闘技場で目立っていたわけだよ」


 闇の闘技場ね。厨二設定のゲームみたいな感じだな。でもそんなものがあるってのは面白いな。


「闇の闘技場はなんでもありの殺しあい。そして闘技場で目立つものかこの都市に運ばれてきた奴隷にしか参加できない」

「奴隷も参加できるんですか。なら奴隷を買って私達はそれを観戦しながらダークジャックズの動きを探せば」


 フォルンが私達に言うとフィンスは


「フォルン。お前はそんなやり方でいいと思っているのか?俺っちは奴隷を見殺しにしてまでそこまではしたくないね。俺っちは自分で闇闘技場に参加し、ダークジャックズの尻尾を掴む。ワンナ様もそのために俺っちをここに潜入させたはずだぜ」

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