獣人フィンス 2
フォルンが言った後、司会の人はゴウゴという男からマイク的な魔道具を返してもらうと試合開始の合図を出し、試合がはじまる。
試合が始まった瞬間ゴウゴはフィンスに殴りかかる。
「おらおらおらぁ!」
フィンスはゴウゴのラッシュを全て避ける。
「フィンスもなかなかやるんだな。あいつとはしばらく会ってなかったからあいつの戦いちゃんとみるのは初めてかも」
「マスター。ここではフィンスは本気を出さないですよ。いや、出せないんです。この闘技場、ルールがありますから」
フォルンは私に言った後私は戦っているフィンスを見ると退屈そうだった。逆にゴウゴという相手の男はかなり疲労していた。
「はぁはぁ。避けてばかりでなんで攻撃してこない?」
「ん?いや別に俺っちお前くらいは楽勝なんだよ。たださ、何もさせないで勝つって言うのはあまり気分は良くないからさ。この闘技場はあくまで観客が楽しむもんだし、腕自慢の奴らがそれをひろうする場でもあるわけじゃん。俺っちが戦うと観客もひいちまうし、あんたらも自信をなくす。だから満足したなら降参してくれ」
フィンスはゴウゴに言うとゴウゴは
「獣人風情が人間様を舐めてんのか?あまりこのゴウゴ様をなめるなよ!」
ゴウゴという男は両手のメリケンサックをあわせた後に更にゴウゴはラッシュのスピードを上げる。
「こんくらいのスピードならどうだぁ!避けられるか!」
「......この闘技場にはルールがある。魔法は使ってはいけない。武器はありだがその武器に魔法を付与してもいけない。お前、どこでその武器を」
「誰が教えるかよ!ほら!くらえ!」
ゴウゴはメリケンサックでフィンスの顔にパンチをくらわせる。
「どうだぁ?ゴウゴ様のパンチは気絶するほどにいてぇだろ?」
「......俺っちはな。こういうのしらけるの嫌いなんだよ。俺っちはな。試合なら試合でちゃんとやりてぇ。でも俺っちは大体見た感じでわかるんだよ。そいつがつええかどうか。お前は弱い。卑怯な手を使ってしか勝てないほどに。そういう卑怯なやつはまじでしらける。ここが闘技場でよかったな。でなければ俺っちはお前を殺してる」
ゴウゴはフィンスの顔面を殴りながらすごい脂汗をかいている。それほどにフィンスの殺意と圧がかなりやばかった。
「私も魔法ならあいつに勝てますけど格闘とかならあいつにか勝てませんね。フィンスの得意とする戦いはなんでもありの殺しあい。この闘技場は殺しは禁止ですからフィンスはああやってしか戦えないんですよ。ここの奴ら弱すぎますから」




