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獣人 フィンス

 私達は門番と別れた後セントウ都市のもっとも目立つ場所闘技場にフォルンと向かう。

 闘技場につき中に入ると闘技場で受付的な場所にまで移動するとそこで見知った男が話しかけてきた。


「旦那!会いたかったぜ!」

「フィンスか。久しぶりだな」


 フィンスは私に抱きついてきた後に顔に頬ずりしてくる。男に頬ずりされても嬉しくはないが獣人は親しいものにこうやって頬ずりするらしいからね。それを知ってからセカンズやフィンスのこれはあまり鬱陶しくはない。限度はあるけどね。


「フィンス。お疲れ様です」

「フォルンか。お前こそお疲れ。お前のことはワンナ様からから聞いてる。しばらくは旦那と一緒に行動するんだろ?」

「はい。私はしばらくマスターと行動を共にします。フィンスはワンナ様の命令でここにきたんですよね」


 フォルンはフィンスに聞くとフィンスは頭を縦に振り頷く。


「このことについては夜に話そう。この場だと誰が聞いてるか分からないからな」

「わかった。後フィンス。私が仮面をつけて」


 私は今の偽名を教えようとするとフィンスは私の顔の前に手を出し


「この場ではどこのどいつが聞いてるかわからねぇ。だから旦那。その話も後ほど。今は俺っちの戦いぶりを見てくれ」


 フィンスは私に言った後闘技場にはいるとフォルンは私に


「それではマスター。次の試合、フィンスがでるらしいので観戦しましょうか」


 次の試合フィンスが出るのか。確かあいつはセカンズほどの脳筋じゃないけどなかなかいい戦いをするはず。どんなもんか見てみようか。

 私とフォルンは闘技場の2階、観戦席に移動すると闘技場の中央にフィンスとフィンスの相手、人間の男で腕にメリケンサックを装備している格闘家?がフィンスの前に立つ。

 二人が向き合うと試合を進行する人が


「それでは本日最後の試合、突如現れたスーパースターな獣人!フィルステッド!」


 なかなかかっこいい偽名だな。


「そしてその相手は空手家のゴウゴ選手!ゴウゴ選手は毎回闘技場で良き成績を残しているので今回も楽しみです!」


 ゴウゴと呼ばれた空手家の人は司会の人からマイク的な魔道具をとると


「今回もこのゴウゴ様のメリケンショーを見せてやるからみんな楽しんでくれよ!」


 ゴウゴという男は観客に向かっていうと観客は楽しそうに盛り上がる。すごく盛り上がるな。そんな強いやつなのか?フィンスの相手。


「マスター。心配いりませんよ。フィンスなら負けませんから。あのゴウゴという方もまぁまぁできるようですけど私達から見ればまぁまぁなんです」

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