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盗賊の大将

「よくもやってくれたな。クソども」


 フォルンが水の魔法で洞窟を大量の水攻めをし、シックルが雷魔法で微弱な電流を流し込んで数分後に洞窟の奥から一人、目の方に傷が入っている赤い髪で頭の方に猫耳がある獣人の男が立っていた。


「あなたが盗賊のボスですか?」

「おうともよ。俺はドルマ。ザンナ村を襲っている盗賊の大将さ」


 ドルマと名乗った獣人が言うとフォルンが杖を構え


「では始末します。マスター」

「おう。やってしまえ」


 私はフォルンに言うとフォルンは水魔法をドルマに向けて放つ。ドルマの片腕に見事にフォルンの魔法は命中する。


「うぐっ!」

「弱いものいじめは好きではありません。あなたがザンナ村から手を引くと言うなら見逃してあげます」


 フォルンは杖を前に出しながらドルマに言うと


「ふ、ふふ。ははは!片腕を貫いたくらいで調子にのるなよ。俺の魔法で逆にお前を倒してやるよ」


 ドルマは魔法を詠唱しはじめる。

 こいつ無詠唱ができないのか?それならフォルンに負けるぞ?


「遅いですね。それに詠唱の時間が長い」


 フォルンは水の魔法でまたドルマのもう片方の腕も貫く。


「これで両腕つかえなくなりましたね。さぁ?どう戦うんですか?盗賊の大将さん」

「う、ぐ、うぅ。む、無詠唱魔法を使うなんてお前、まさか、アメノツドイの」

「私達の組織の名前を知っているということはあなた方はダークジャックズの」


 フォルンがドルマに言った後、ドルマがにやけ口を開こうとした瞬間、急にドルマの体が膨らみだす。


「あ、がが。な、なん、で、ですか。俺は、なに、も」

「やはりダークジャックズの名前を出すとこうなりますか。あからさま関係者とわかりますが」


 フォルンは私とシックルの体を包むように防御の魔法で防御壁を張るとドルマは自爆し、洞窟の天井が貫通し、洞窟の入り口ら辺はボロボロと崩れる。

 私達は防御壁のおかげで無傷で済んだ。


「助かったよフォルン。しかし、あいつは?」


 私はフォルンに聞くとフォルンは


「おそらくダークジャックズの手先でしょう。ダークジャックズの奴らは必ず足をつかせないようにもし手下のやつがしくじれば手下ごと跡形もなく処理します」


 ダークジャックズ。どこまでも徹底している組織なんだ。こいつらは早急に殺さないと私達の生活に安寧は訪れないな。だがどうしたら。


「今はワンナ様も調べていますからしばらくはザンナ村で過ごしましょう。まだマスターがシズクということはバレてはいませんから大丈夫なはずです」

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