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ザンナ村

 通行人と盗賊の大将を放置した後私達は目的地のザンナ村に向かう。


「意外とシックルはエグいことをするんだな」

「え?急に何ですか?」


 私はザンナ村の道中でシックルに言うとシックルは驚いた表情で言う。いや驚くところではないと思うが


「いやあんなエグいことをするなんて想像以上でな。驚いたんだ」

「シズク様の作った道具よりは驚かれることはないと思いますが」


 いやそれとこれとは話が別だと思うが


「うちに比べればあれくらい序の口ですよ。というか物足りないくらいです」


 あれで物足りないって拷問が好きなのか?


「シックルってさ。拷問的なやつが好きなのか?」

「はい。大好きですよ。悪人にしかしませんがあの苦しんでいる表情。あれを見るのが最高で。特に悪人の苦しむ姿と見たら無様すぎて本当に楽しいんです」


 な、なかなかにいい趣味をしているな。まぁ私も研究が好きだからそれの拷問版と思えばいいか。

 私とシックルが話をしながら目的地に向かい、数日後シックルは「ここです」と小さな村に案内した。


「ここがザンナ村です。しばらくはここを拠点にしましょう。うちがワンナ様に昨日連絡したらあいつも来てるはずですから」


 シックルは私に言った後に村の中に入ろうとすると警備の人が


「はじめまして旅のお方。この村に何のご用ですか?」

「ワンナ様から話は聞いてないですか?」


 警備の人にシックルが言うと警備の人は慌てて村に入った後、若い男性ともう一人、女性を連れてきた。


「お、久しぶり。フォルン」

「お久しぶりです。マスター。雨龍様のことはお悔やみ申し上げます」


 フォルンは私に頭を下げると私は


「気にしないでくれ。私がいたらなかっただけだから。だが必ず仇討ちはする。かならずね」


 私はフォルンに言うとフォルンは首を縦に振り


「微力ながら私もお手伝いしますマスター。ザンナ村からは私も同行します。ワンナ様や他のシズクテンラの方は今別件のお仕事をしていますので。セカンズは私が行くと言ったらかなり羨ましそうにしてました」


 セカンズかぁ。あいつももう長いことあってないな。あいつ私のことやたらと好きだからな。何でかは知らんが。

 私とフォルンが話しているとフォルンと一緒に来た若い男性が


「話のこしをおって悪いが俺にも自己紹介させてくれないか」

「あ、すいません。それであなたは?」

「俺はクワバラ・ザンナ。ザンナ村の村長をやってる。まだ村長になって日は浅いが前の村長からワンナ様のことは聞いてる。ワンナ様はアメと呼ばれている方にあったらまず住まいをちゃんとしてほしいと」

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