シズクテンラ
ワンナ達シズクテンラが島から出て2年が経ち、私も12歳になった。12歳になっても島を出ようとしない私に痺れをきらしたのかオウドーが
「シズク。すまない。島の防御面を整えてもらっておいてすまないんだがお前はやはり島の外に出てもっと学んでくるべきだ」
オウドーは私の前に立って言うが私は「へー」と軽く返事をしておく。当たり前だ。私は島から一切出る気はないしこの万能ツールさえあれば私はなんでもできる。前世の知識もあるし。それに人間関係は面倒臭いし
「いやだよ父さん。私は島にこもって研究し続けるんだから」
「あのね。我は確かに龍としては強い方だが我がいなくなったらシズクはどうする気だ?この島に籠るのか?」
「うん。もちろん。この島にこもってせいかつするよ。食料とかはみんなが持ってきてくれるし」
みんなとはシズクテンラのことでシズクテンラのみんなは大体1ヶ月ごとに交代でこの雨竜島に帰ってくる。今いるのは6番目のシックル。シックルは赤い髪のショートヘアが特徴のエルフだ。シックルはシズクテンラの中では拷問を得意としている。敵から情報をしぼりだすというか他者を追い詰めるのが好きらしい。私に拷問についての知識を色々聞いてきたから色々教えてやるとシックルは自分なりに改造して拷問しているらしい。もちろん器具とかはつくらない。怖いしな。
「シズク様。うちもシズク様は島の外に出てもいいと思います。なんせシズク様の才は素晴らしいんですから島の外だとかなり良い生活ができるはずです。わるい虫はうちが排除しますから」
シックルは私に言うと私は
「いや私はそういうの面倒だから島の外には出ないの。私が作ったもので島の外に住んでいる人間たちが潤っても私のことを始末しに来る。私の才は危険だと言ってね。私はただ好きに研究したいだけだし島にいればそんなことに巻き込まれるひつようもない」
「ですがシズク様」
「この話はもう終わり。私は研究に」
私は研究に戻ろうとすると島の城壁から爆発音が聞こえる。
「な、なんだ!何が起きて」
私は取り乱していると空を見てオウドーが
「貴様ぁ!なんのつもりだ!マグナ!」
「ふっはっは!お前は目障りなんだよ!オウドー!だから殺しにきたのさ!」
オウドーは空を飛んでいる水色の鱗の龍に言う。オウドーの知り合い?
「なんでオウドーの知り合いが?」
「我はお前を育てていたからだよ。シズク。もう隠しきれなくなってきたんだ。龍が人間を育てているなんて前代未聞だからな」




