セカンズは無双する
「おらおら!どくですどくです!みんな死ぬです!」
セカンズは雨竜島に向かってくる船を何隻も落としまくる。
いやー。私からみるといい図だけど敵さんからみると地獄絵図だろうな。
私はセカンズが満足するまで待っているとセカンズは1人だけ親玉らしき男を連れて帰ってくる。
「ボスー!あちちゃんと仕事した!褒めて褒めて」
「はいはい。よしよし」
私はセカンズの頭を撫でてやるとセカンズは嬉しそうに耳をパタパタさせ尻尾はふるふると激しく縦に上下していた。
「お前ら。俺を生かしてどうするつもりだ」
セカンズが連れてきた親玉らしき男は俺に聞くがどうするつもりだとか言われてもなぁ。
「セカンズ。こいつはどうしたらいいかワンナから聞いてないの?」
「ワンナ様は捕虜を捕まえてボスに渡してじんもん?しろって言ってた!」
じんもん、尋問か。何を尋問すればいいのやら。とりあえず当たり前のことをきいとくか。
「なんでこの島を狙いにきたの?」
「そりゃこの島に宝が眠ってるってうちの依頼人から聞いたからな。そこに住む人を1人残らず殺せば更に報酬金をくれるってなりゃそれははりきるさ」
え?この島に宝なんてないよ。目玉ならいるけど。
「お前バカだろ?」
私は親玉らしき男に言うと親玉らしき男は私を睨んで舌打ちしてくる。
「バカで悪いのかよ。生きていくうえではなんでもしないとやっていけないんだよ。俺たちの住む世界ではな。盗みなんて上等だし殺しもいくらだってするさ。生きるためにな。だが俺の組織もそこの獣人のせいでもう壊滅だ」
「可哀想なやつだな。お前。この島に宝は居ないし住んでる人間は私だけ。そして宝じゃなく五龍王の一角、雨龍ならこの島に住んでいるよ」
私は雨龍と言う言葉を出すと親玉の男は顔を青ざめながら私に謝る。
「す、すいやせんでした!この島には金輪際近づかないので俺の住む村に雨を降らせないのだけはやめてください!どうか、どうか!」
態度がかなり変わったな。オウドーって人間からしたらそんなありがたい存在なのか?
「我は人間族に生贄を貢がせているのは雨を降らせてやるためだ。人間族の街の天候は我々五龍王が管理しているからね」
人間体になっているオウドーが私の近くに近づきながら言ったあと捕虜になっている親玉の男に近づき
「雨はちゃんと降らせるよ。生贄は毎回くれているから。でも息子に迷惑をかけたおいたに対しては報いを受けさせないとね」
「え?え?え?」
オウドーは親玉らしき男の頭を掴むと島の外に向かって思いっきりぶん投げた。




