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10歳に

「主人様。もうひとつのこれは何ですか?」


 ワンナは私に腕輪を渡して聞いてくると私は


「それは奴隷の腕輪。奴隷心臓よりはいい出来ではないけど。もしも君たちみたいな魔力暴走におちいりそうだったやつをなおせて現地でおちつかせるときにそれを使いなさい。そうすれば多分はめられた人はおちつくから。ちなみにはめられたら私の奴隷になるけど」


 私はワンナとに言うとワンナは


「主人様は天才でございますね」


 天才?そんな言葉で片付けないで欲しいな。私は研究した成果でこいつを作ったんだ。私はそんな地頭がいい方ではない。失敗だって何度もしている。試行錯誤してできたものが奴隷心臓の次に出来のいいこいつだ。


「ワンナ。私は天才って言葉が嫌いなんだ。君の体に埋めた奴隷心臓、それに今わたしたボタン型の通信機器、奴隷の腕輪が私が試行錯誤して作ったもの。天才なんて言葉で片付けないでくれ」

「それは申し訳ありません主人。それでは私達はもういきます。次に帰ってくるさいには主人の満足のいくような素材、それと情報を持ってまいります」


 ワンナは私に頭を下げるとセカンズ、ミドルミを連れ島の外に出ていく。ワンナ達が島の外に出た後私は1人研究を続け、研究室に篭り、たまにはオウドーと会話をしたりしあっという間にワンナ達が島から出てさらに3年が経った。

 私も10歳になりこの3年の間に自衛のための訓練、島に城壁をつくったりとしていた。もちろん私は指示するだけで主にオウドーに頼っていた。


「なぁシズク。なんで我ばかり働かされてるの?我父親だよね?」

「それに関してはごめんよ父さん。でも頼れるのは父さんしかいないんだ」


 私がオウドーに言うとオウドーは分かりやすく動いてくれる。扱いやすいというかオウドーの子の私からすれば私がいなくなればいいように扱われるんじゃないかと感じる。

 そうして生活を続けて数日後に私の通信機器に連絡がくる。


「ボス!お疲れ様です!」


 私をボスと呼ぶのはセカンズだな。どうしたんだ?


「どうしたセカンズ。何かあったか?」

「ボス!ワンナ様からお願いがあるのです!一度あちが島に戻るです!」


 セカンズが私に言うとそこで通信がきれて城壁の壁がひとつへこむ。


「ボスー!帰ってきたです!」


 え?まだ通信きれて数分しかたってないよ?何ですぐ島の外に?それにせっかく作った城壁をへこませないで欲しいんだけど


「セカンズ。通信さっききれたばっかなんだけど?」

「島のそばで待ってたです!でもこの壁が邪魔で入れなかったです!だから体当たりしたです!」

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