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何でも屋 H・M・Oの依頼簿  作者: ゆうき
8章 メンバー同士の対決②
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番外編➤のり子と愛里の恋バナショッピング-3

 ※この話はすべてフィクションであり、実在の人物・地名・事件・建物その他とは一切関係ありません。

 ※番外編のため会話メインです。

  2022/11/4 19:30 某衣料品店、レディースエリア

 の「そうねぇアタシなら…参考程度に聞いてほしいんだけど、まずは勉強を頑張るわね。アタシから恋バナふっかけておいて変だけど、まずその彼と同じ学校に行けなかったらガッカリだものね。」

 愛「それはもちろんそうですね、そのために私も家で自習とか頑張ってますから。」

 の「そこから先だけど、そんな男子は愛里ちゃんの予想以上にモテると思うわ。ライバルだってもしかしたら、10人くらい増えるかもしれない。でもアタシなら、ぶつかるだけぶつかってみる。」

 愛「当たって砕けろ、ってことでしょうか?」

 の「あはは、砕けちゃだめよ?『恋を成就させるために当たる』のよ。アタシは学生時代、友達と好きな人被ったら正直に打ち明けてたわ。アタシもその人のこと好きだから、お互いに頑張りましょうって。どっちが選ばれても恨みっこなしよって。」

 愛「正々堂々と勝負、ですか。なんかのり子さんって感じですね。」

 の「嘘ってね、結局バレちゃうのよ。どんなにうまく相手を騙せたと思ってもどこかで必ずね。そのとき相手を『嘘つかれてたんだ。このウソで騙し通せると思われてたんだ』って失望してしまうの。もちろん優しい嘘もあるけど、アタシはお互いにイヤな思いをしないためにあまり嘘はつきたくないかな。」

 その気持ちなんとなくわかるなぁ、という反応の愛里。

 の「人間素直が一番よ、その方が可愛げがあるものね。それに昔から女は愛嬌って言うし、素直に愛嬌よく振舞っていれば結構なんとかなるものよ。もちろん、時と場合によるけどね。例えば怒られてるときにヘラヘラ笑っても火に油だし。って話が脱線したわ、とにかく第一にまず志望校合格を目指して勉強する。そのあとはもうアピールあるのみね。」

 愛「じゃあもう一つ参考までに、のり子さん流のアピールとは?」

 の「アタシはそうね、休日の何でもないときに連絡取るかな。どうでもいい相手とは連絡したくないでしょ?だからまずそこで反応を見る。愛里ちゃんの話を聞くと今はそこまで仲良いわけじゃなさそうだから、まずはスマホを使って距離を縮めるところからスタートかな。」


 愛「なるほど、でもまずは志望校合格を目指して恋愛は置いておきます。ところでのりこさん、このお店たしか20時までだった気がしますけど…。」

 気づけばあと15分ほどで閉店である、恋バナに夢中になりすぎたのだ。のり子は愛里に行くわよと声をかけながら、防寒着コーナーへ足早に歩き出した。


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