6章 お昼をかけた戦い-2
※この話はすべてフィクションであり、実在の人物・地名・事件・建物その他とは一切関係ありません。
2022/10/10 11:00
「後から答えを変えただろ!とか疑われないように、答えはこの紙に書いて私が持っているわ。じゃあ出題するわよ。」
のり子が2人に出した問題はこうだ。
・突然の事故で下半身不随になってしまった不幸な女性がいました、名前をジョディといいます。ジョディはまだ20歳になったばかりで、人生これからなのに…と自分のことをベッドの上で悲観していました。入院当初は会社の同僚などもお見舞いに来てくれていましたが、3週間もするとほとんどお見舞いは来なくなりました。彼女の身内も遠方に住んでおり、頻繁には来られないのです。ジョディはますます寂しい気持ちで過ごしていました。
・そんなとき、ジョディの親友であり同じ大学のクリスティーヌという女性が事故のことを聞きお見舞いに来てくれました。どうやら大学の授業やバイトの都合でなかなか来られなかったようです。
行きたい場所へ行けず、やりたいこともできず意気消沈しているジョディの現状を知ったクリスティーヌはこう提案しました。
「あなたが行ってみたいところや、やってみたいことを言ってくれたら、私が代わりにやってスマホの動画で見せてあげるわ。疑似体験ってやつね!」
と言ってくれました。ジョディはクリスティーヌの心遣いに感謝しました。
・クリスティーヌは、ジョディが温泉はどんなものか知りたいと言えばそこに入りにいき動画を撮り、〇〇が食べたいと言えばそれを食べるところを撮影しジョディに動画と共に味や食感のレポートをしました。ジョディはそれを聞きながら、いつもイメージで楽しみ私も健康になったら楽しもうと思っていました。
・しかし後日、クリスティーヌは自ら命を絶ってしまいました。どうしてでしょう?
22/12/02 全体的に体裁を修正。(会話文の後に改行)
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※画像が多いのと↓の回答が長文なので、本文はを少なめにしています。スクロールしまくりになるので。
※また読者には答えを先に提示しておきます、それを知ったうえで3人のやりとりを見るか、一緒に推理して楽しむかはお任せいたします。以下ネタバレ。
・ジョディとクリスティーヌは親友である。だが二人の間には大きな溝がある。実はクリスティーヌには彼氏がいるのだが、それに嫉妬しているジョディはクリスティーヌの彼氏の悪口を陰であることないこと言いまくっていたのである。さらにそのことを偶然にもジョディが事故にあった日に突き止めてしまったクリスティーヌ。内心ジョディのことが憎いクリスティーヌは、彼女が自分の人生に悲観していることを知ると残酷な復讐を思いついた。スマホの画面や面会時の会話を通し、「私は自由であなたは不自由」という現実を突きつけ続けた。ジョディも最初はおもしろがっていたがだんだん自由なクリスティーヌがうらやましく、そして疎ましくなってしまいついに自害した。とある女性の復讐劇をのり子さんは題材にしているのですね。




