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何でも屋 H・M・Oの依頼簿  作者: ゆうき
1章 アパート女性絞殺事件
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番外編➤川島田のり子の日常-1

※この話はすべてフィクションであり、実在の人物・地名・事件・建物その他とは一切関係ありません。

※各キャラの背景などを描いていけたらと思います。推理パートではないので興味ない方はすみません。


日常系は登場人物と筆者(天の声)が会話する形で進んでいきます。

今回は の➤のりこ 天➤天の声

 "アパレル女性 絞殺事件"解決から2週間後。今日はまだまだ残暑も続く9月上旬の日曜日、何でも屋H・M・Oは依頼が全く入っていない日のメンバーは自由行動制である。女性メンバー川島田のり子が休みを取っているようだから、密着してみようと思う。


 の「何よこんな朝早く、まだ6時よ?メイクもしてないんだからあっち行きなさいよ。すっぴん見たら閲覧料で10万もらうからね」

 基本的に気は強いが面倒見のいい女性、それが川島田のり子である。そんな彼女の休日は朝5時に起き、メイクするところから始める…少し終わるのを待とう。


 天「"できる女"のり子さん、休日の今日はご予定が?」

 の「買い物がてら、事務所の備品やお茶を買いにね。来客用のがもうないからねー半分以上警部さんが飲むんだけど。必ず緑茶だってうるさいのよ。」

 天「事務所の開業準備と戸締りは男性陣が担当して、のり子さんは備品周り担当なんですね。」

 の「そういうこと。だから戸締りなんかも押し付けてるわけじゃないの、アタシ的には分業ってところね。コピー用紙とかは重いから、男連中に頼むけど。業務用通販って手もあるけど、そんな頻繁に頼まないし、送料考えたらこうやって自分たちで調達した方がいいのよ。さ、行くわよ!」


 10:30、新宿の四ツ谷デパート到着。早速買い物か?

 の「ばかねアンタ、まだ一日は始まったばかりよ。今買ったら手荷物になって一日持ってなきゃいけなくなるでしょうが。お昼頃までは品定めで、買うのは夕方~夜のもう帰ろうってときよ。限定品なんかは見つけ次第買っちゃうけどね」

 天「では、見るだけってことですか?」

 の「"ウィンドウショッピング"、ね。そんなんだからモテないのよ?」カッカッとヒールの音を立てながら颯爽と歩くのり子。自信の表れだ、と筆者は思っている。


 服やバッグを見てまわるのり子を観察して、筆者は気づいた。

 天「のり子さん、店員のことあしらいまくりですね。」

 の「だってどうせお世辞だもの、店員は『おススメする』のが仕事なのよ?似合ってません、なんて言うわけないじゃない。"落ち着いたお色味もお試しになって~"とか"こういったシルエットが今流行で~"とか、結局決まり文句しか言わないのよね。それにアタシ、自分でほしい物は自分の目で選んで買いたいタイプだから。」


 キャラ立ちさせすぎたような気もするが、まぁH・M・Oは3人しかいないからこれくらい強烈でいいのかもしれない。

 ちなみに筆者は某女優のルックスをのり子のイメージにしている。美しいが男勝りなほど気が強いのが玉にたまにきずである。


 と、12:30のり子がデパートを出た。どこに行くのか?


 の「新大久保のあたりへ、お昼がてらね。」

 天「ん?のり子さん韓流好きでしたっけ?」

 の「そうじゃなくて、韓国の食べ物とか歌手とか、根強く人気でしょ?だからなんでそんなに人気なのかを自分なりに消化するために行くの。見てもいないのに批判するなっていうのと一緒ね。一回は自分の肌で感じてみないとね。」


 なんでもかんでも女のカンでごり押しするわけではないようだ。



22/12/02 全体的に体裁を修正。(会話文の後を改行)

いつも閲覧ありがとうございます。感想・評価・指摘などありましたらよろしくお願いいたします。

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