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親友
私が何かをした覚えはないが私は数多くの汚名をつけられた。小学校を卒業する頃には10は超えていた気さえする。
中学校への入学を果たすと私の環境はガラリと変わった。私を知る人間より知らない人間が増えたからだろう。新たな環境では私にも信頼できる友達というものができた。
中学生になってからは昔の失敗を踏まえた生活を心掛けた。だが今度はその生活態度を馬鹿にされる様になった。誰が話したのか昔の汚名を被せて。
幸い信頼できる友達は私の事を信じてくれていた。
ありきたりなフィクション。