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人生日記  作者: セラ
2/6

父親

私の父親は良く姿を消す人だった。家にいたのも月に居たのも月に一度か二度のことだった。


 私が齢8歳の時のことだ。私に弟ができた。家族は皆喜んだし、私も嬉しかったのを覚えている。

だが何より嬉しかったのは弟ができてからは父もよく家にいてくれる様になったことだった。

私ようやく家族としての生活ができると思いを馳せていた。

 二ヶ月後父親は姿を消していた。母親からは死んだと伝えられた。

 私は泣くことも怒ることも出来なかった。何も感じなかった。







ありきたりなフィクション。

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