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親殺し  作者: 大新楼
1/4

プロローグ

フィクション

2011年、夏



事件が起きた。



都内の閑静な住宅街で、ごく普通の家庭が凶行による悲鳴と血で染められた。

少年A(14)が父親である本馬 隆俊さん(43)を殺害。

凶器は台所に置かれたフルーツナイフとみられている。

遺体には深いものから浅いものを合わせ、およそ40近い刺し傷があることから、深い恨みがあったとして警察が動機を調べている。

母親の幸子さん(39)と妹は警察に保護されたが、少年Aは少年院送致となったが、少年法の関係でおそらくは1〜2年程で出てくることから、少年法に対する疑問や改正を求める声が出ている。


なお少年Aは中学校ではいわゆる不良で、生活態度などが注意されていたが、一方で成績などに関してはトップクラスという一面もあり両親から将来を有望視されていた。

家族仲は良好で妹とは特に仲が良かったと近所の人間は語っている。




この記事はある新聞の記事の切り抜きである。


この事件は翌日の全国紙の新聞の全ての一面に躍り出た。



親が子を殺す事件はあっても、子が親を殺すのは稀だ。

しかも14歳。

刺し傷40箇所という私怨。


これらの要因が重なり、事件には拍車が掛かった。






少年Aは極寒の北海道の地の少年院に送られた。




刑期は






2年





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