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67 彼に告げる。「俺にも背負わせてよ」と彼が言う。


噴水が吹き上がるのを見ながら。

 冬君の手の温度を感じながら。


 ついさっきまで重ねていた唇の感触が残っていた。私は幸せの残滓に触れる。イヤな感情に引き摺られそうになるけど。


 自覚はしていた。私は本当に冬君が好きだ。依存していると思う。


 もしも、なんてことを考えた時があった。

 もしも冬君に嫌われて――冬君のいない世界で。他の誰かを好きになることがあるんだろうか、と。物書きの他愛もない空想を描いたことがあった。

 でも、そんな世界は――。


(想像ができない)


 今日のことを重ね合わせるのは無意味だって思う。それでも、他の人に触られることがこんなに気持ち悪いって思わなかった。触れられるのなら、冬君が良い。冬君じゃなきゃイヤだ。心の底からそう思っている。


 だから――。


 意地を張って強くあろうとした、昔の雪姫(わたし)も。

 閉じこもって震えていた、冬君に出会うまでの雪姫(わたし)も。

 冬君と出会ってからの、素顔が晒せた雪姫(わたし)も。


 全部、私だって言ってくれたは冬君だって思う。言葉だけじゃない。態度も。空気も。寄り添ってくれたことも。いつも一番に私のことを考えてくれることも。どれをとっても、私にはかえがえがない。そう思う。


 そんな冬君だから――。


 閉じこもったままじゃイヤだ。冬君の隣は誰にも譲らない。私が知らない間に、冬君が誰かに笑いかけているのは耐えられない。


 虚勢を張り続けるのも違う。だって私は強くない。今だって、心が折れそうになるけれど。それでも、冬君が隣にいてくれるから、踏み出そうって思える。

 あなたの隣が私だから。だからこそ、誰が見ても相応しいって思われるように。その第一歩、絶対に踏み出さないといけないから。


 だから――。

 まずは私のことを晒す。


 何から、触れよう。


 心の中のカレンダーをめくりながら。時計の針を逆に進めながら。

 思い出すだけで、やっぱり心が折れそうになるけれ――ど?

 ふわりと、微笑んで冬君が私を抱きしめてくれる。


「ごめん。俺が甘えたくなった。このまま、話を聞いても良い?」


 彼の心音を聞きながら、私は胸のなかでコクコク頷く。過去はもう終わったことだ。今の私には冬君がいる。


 意地を張って強くあろうとした、昔の雪姫も。閉じこもって震えていた、冬君に出会うまでの雪姫も。冬君と出会ってからの、素顔が晒せた雪姫も――手を重ねる。


 みんなで、時計の螺子を回す、そんな映像(イメージ)が目蓋の裏側に映る。

 冬君がいるから。


(だから私たち、怖くない――)





■■■





【小学校5年生8月】


 あの時の私は怖いもの知らずだったのかもしれない。幼馴染のみんな――冬君に知られたくなかったクソガキ団のみんなとと、この夏も走り回っていた。


 私がどんな子だったのかと言うと、人見知りで引っ込み思案なのに、海崎君と彩ちゃん、瑛真先輩、それから圭吾君に引っ張ってもらって――何でもできる気になっていたんだと思う。


 空手を始めたのだって、彩ちゃんに誘われたから。自分から選択したワケじゃないのに。勝負へのこだわりも無かった。ただ、できる気になっていただけだったんだと思う。


 あの日もそうだった。


 みんなと自転車で走り回っていると、男子に囲まれていた青柳(あおやぎ)君を見つけた。

 身長が私より低くて。眼鏡をかけた、いかにも気弱そうな人で。だから自分と重ねていたんだと思う。


「青柳、ちょっと金を貸してくれたら、それだけで良いから――」


 私は最後まで聞くまでもなく、その輪のなかに飛び込んでいた。


「あぁ! もう雪姫!」


 海崎君が呆れたように声をあげる。


「ゆっき、私も行くよ!」


 便乗するように彩ちゃんが。圭吾君は、無言で私達の後をつきいてきてくれた。


「な、またお前らかよ――」


 と海崎君に向けて、荒々しく殴りかかろうとしたので、その拳を私が受け止めた。


「下河、毎回毎回、良い子ぶりやが――(ツゥ)ッ、痛い、()ってー! 痛い! 雪女、馬鹿力女、離せ、離せって!」


 私はそんな声は聞こえないように、青柳君に目を向けた。


「し、下河さん……」

「青柳君、もう大丈夫だからね」


 私は安心させるように、笑ってみせた。




【中学校1年生5月】


 中学生になれば色々と変わってくる。幼馴染との交流は変わらないと思っていたが、周りの目は大きく変わる。男の子と女の子が一緒にいることが、奇異に映るらしい。


 まして近隣学区、小学校3校が、中学校で合流する。人間関係は大きく変化した。

 始めに、圭吾君が男の子のグループと一緒にいることが多くなった。

 彩ちゃんが女の子のグループに。

 そして――。


「下河さん、好きだ。付き合ってくれないか」


 人生で初めて告白され、私は困惑していた。この人は生徒会長だ。みんなに慕われるそんな人。その一方で、私には何もない。可愛くないし、彩ちゃん達がいたから何でもでいると思い込んでいた。そんな私を好きという意味が分からない。そもそも好きという感情がよく分からない。周囲の女の子のように、恋バナができたら良いんだけれど、それすら気持ち悪いと思っていた。

 だから――。


「ごめんなさい」


 私は頭を下げて、踵を返して――たまたま居合わせたんだろう、海崎君と目があった。

 私は、この日を境にもう一人、幼馴染との時間が希薄になってしまったのだった。




【中学校2年7月】


 みんなと疎遠な日々が続く。正確には彩ちゃんが、こんな私にも時間を保とうとしてくれたが、女の子グループが私と関わるのをよく思っていないようだった。

 瑛真ちゃんを瑛真先輩と、呼び方が変わって――距離が遠くなった。でも、瑛真先輩は、変わらず接してくれていた。でも、一学年上の距離と壁は大きかった。

 その間も、私のなかの正義感だけは、鼓動を打つように眠らなかった。


 ――道路を横列で歩くの危ないよ。

 ――買い食いはともかく、ゴミを散らかすのどうかと思う。

 ――中学生がタバコとかダメでしょ?

 ――弱いものイジメはいけないと思う。


 その度に関わる人達は、うんざりとした顔をする。

 その顔ぶれのなかに青柳君がいたことがショックだった。





 そうこうしていると、新型ウイルス感染症が流行して、まずお父さんが感染。次にお母さん、次いで空、私も感染した。あの時の高熱と呼吸苦は忘れないが――でも、まだあの時の方が楽だったのかもしれない。


 ――下河ってさ、良い子ぶってるけどさ、アイツが病原菌だよな。

 ――本当、マジそれ。下河菌。感染するから近寄るなって感じ?

 ――彩音もさ、同情で声をかけるの良いけど、釣り合ってないよ? 彩音が感染したうから、マジやめときなって。

 ――ちが、ゆっきをそんな風に言うな……。

 ――はいはい、黄島は良い子だね。

 ――本当に感染っちゃうよ。

 ――もうやめて!


 私はそっと彼らから離れることにした。もう私が何を言われても良い。でも彩ちゃんにまで、悪影響が及ぶのは本意じゃない。

 だったら、病原菌のままでも良い。そう思った。





【中学3年生10月】


 たくさんのことがあったと言えるし、何もなかったとも言える。私は一人で過ごすことが多くなった。瑛真先輩が高校に進学したことも大きい、私に関わってくれる人がいなくなった。


 時々、悪意ある言葉をこれみよがしに囁かれるけれど。雑音だと思えば、そこまで辛くない。ただ、溜め込んでいるせいだろうか。不特定多数の人の前では、息苦しさを覚え――過呼吸になることがあった。


 それだって、この時は休めばすぐに落ち着いた。だから大丈夫と誰にも弱音を漏らすことはなかった。


 ただ子ども会では、彩ちゃんと海崎君が今までのように手伝ってくれる。今までの惰性であるとしても、幼馴染の姿が見れるのは嬉しかった。ただ――私からはほとんど声をかけない。


 子ども達に囲まれていたのもあるけれど。私は海岬君と彩ちゃんの関係を邪魔したくなかった。

 そう眺めるように二人を見ていると、そっと空が私の隣に立つ。


「空?」

「姉ちゃん、何かあれば言ってよ。俺は何があっても、姉ちゃんの弟だから」


 空の真剣な表情に、私はクスッと笑みを零してみせた。


「変な、空」

 そう言い切って。


(――かなわない)


 心のなかで思いながら。弟には、自分の置かれている状況を見抜かれていた。もっと、感情を凍りつかせて。どんな痛みも麻痺させないと。人に心配をかけるくらいなら、まだそっちの方が良い。そう思った。





【高校一年9月】


 瑛真先輩と同じ高校に行くことができた。唯一、当たり前のように自分と接してくれるのが先輩だったから。


 先輩を追いかけるように、文芸部に入ったのも必然だった。海崎君と彩ちゃんが入部したことに驚いだけれど。私は瑛真先輩と話す以外は、本を読んだり小説を書いて過ごした。先輩に勧められて、カケヨメに投稿を始めたのもこの時期だったと思う。


 中学校の時の話を知らない人も多い。でも、同中の子も多い。何かを囁かれているのを感じた。そして 時々悪意を向けられるのを肌で感じる。


 でも、それだけ――そう思うことにした。

 今、この瞬間も。


 家へ帰る途中の住宅街で。

 私はとある生徒から、ホースで水をかけられていた。


「ごめん、花の水やりをしていたら、間違っちゃったわ」


 彼ら彼女らは楽しそうにキャハハと笑う。

 私は呆然と、その光景を見ていた。もう何も考えられなかった。こういうことがもう何回と続いている。ただ体が濡れるだけなら。それであの人達の気が済むのなら。そう思う――。


 と、ホースの水が至る所に撒き散らされ、彼らに降り注ぐ。


「え?」

「ちょ、やめ。お前、何のつもり――」


 彼らからホースを奪って、逆に放水する人が一人。


「空?」


 私は呆然として、その光景を見ていた。


「何のつもりはこっちが言いたいよ、先輩たち。俺の姉ちゃんに何をしてくれるの?」

「病原菌の弟? どうりで揃って、病んだ顔を――」


 問答無用で、空がバスケットボールを顔面に叩きつける。


(ツゥ)ッ、てめぇ、何を――」

「だから、コッチの台詞だって。先輩たち、かなりダサいこと言ってるの分かってる?」

「あぁ?!」


 威嚇するように声をあげるが、空はまるで動じていない。遊ぶようにバスケットボールでドリブルを続る。囲もうとするが、空はその包囲網を抜けては、その顔や腹にバスケットボールを叩き込む。


「このクソガキ――」


 再度、人海戦術で囲むように空を捕まえようとするから私は――空の手を引いて、この場から全力疾走で逃げ出した。


 たん、たん。

 バスケットボールが、転がる音が鼓膜を震わすのを聞きながら。






 久しぶりに走った気がする。

 ごめん、って思う。


 息が苦しい。

 ひゅーひゅー言う。


 誰にもバレないように、誰にも気付かれないように頑張ってきたつもりだったのに。

 心配をかけたくなかった。


 ――雪姫はお姉ちゃんだから、みんなのこと頼んだね。

 ――クソガキ団の奴らは心配だけど、雪ん子がいるから安心だね。

 ――雪姫はしっかりしているから、心配いらないもんね。

 ――本当に頼りになるよ。また色々助けてね。


 みんながそうやって、私をお姉ちゃんとして認めてくれていたのに。

 そんな寄せられた信頼はガラガラと音を立てて崩れていく。


 私はお姉ちゃんだから。


 みんなのために頑張らないといけないから。

 でも、息が苦しい。

 もう、辛い。


 お姉ちゃんなのに、空に危険な目に合わせてしまった。私はお姉ちゃん失格で――。

 思考はグルングルンと、回る。


「あのさ姉ちゃん」


 と空が言った。


「姉ちゃん失格とか、そんなこと無いから。俺は姉ちゃんが居てくれて良かったって思うこと多いよ。そりゃケンカした時はムカつくけどさ。姉ちゃん、何気に強いし」

「……」


 私は俯く。

 今、そんなことを言うなんてズルい。


「分からないって思っていたのなら、姉ちゃんホンモノのバカだからね。父ちゃんも母ちゃんも、本当に心配しているから」

「え?」


 私は呆然とした顔で空を見ていたと思う。空は小さく息をついた。


「だからバカだって言ってるの。一緒に住んでるんだから、当たり前じゃん。むしろなんで分からないと思ったの?」


 私は唇を噛む。私は……だって私は……お姉ちゃんだから――。

 だからしっかりしないと。背筋を伸ばして、俯いた顔なんか見せられない。みんながもう愛想を尽かしていても。私に何もなかったとしても、私はお姉ちゃんだから――。


「みんなの姉ちゃんじゃなくて良いから、俺の姉ちゃんでいてよ」

「……空?」


 私は唖然として、弟を見る。


「弟が姉ちゃんを守っても良いじゃんか。正直、外で良い子を演じる姉ちゃんは好きじゃなかったよ。だって、家じゃあんなに笑ってくれるのに、さ。外じゃ全然笑ってくれないし」

「ん、うん……」


 まさか弟からこんな風に言われるとは思ってもいなかったから、気恥ずかしさで顔が熱くなる。


「姉ちゃんの真っ直ぐなところ、俺は好きだよ。でもね――」

「空?」

「……それで姉ちゃんが傷つくのは違う気がする。だったら、無理しなくて良いと思うんだよね。言うだけのヤツもさ、守られることが当たり前のヤツも放っておけばいいよ。俺は姉ちゃんが、元気ならそれで良いから」

「……」


 この時、空の言葉が本当に嬉しかった。私たちに限らず姉弟(きょうだい)の関係は難しいと思う。それは兄でも妹でもきっと変わらない。一緒に住んでいるからこそ鬱陶しかったり、距離を置きたくなる時がある。近くて遠い。それが姉弟な気がする。

 だからなおさら、そんな弟からの言葉に救われた気がした。

 と――。


「あ!」


 私ははっとする。


「なに、姉ちゃん?」

「そ、空のバスケットボール。あそこに置いてきちゃった!」


 あれは空が誕生日にお父さんに買ってくれたモノだ。空が大事にしていたことを私は知っている。慌てて来た道を戻ろうとする私を、空が引き止める。


「え?」

「大丈夫だから」

「そら?」

「姉ちゃん、大丈夫だから」


 空は私を安心させるようにニカッと笑ってみせた。





 この次の日、空がバスケ部を退部した。

 高校生とケンカをした、その責任をとるからと。


 それを私が知ったのは、一週間後。愕然として、目眩を覚えた。


 空の好きな時間まで私が奪ってしまっ――「違うからね」空に見透かされたように言われたのを今でも覚えている。


 ――違うからね。俺が自分で選んだし、後悔もしてないから。勝手に姉ちゃん、勘違いしないでよ? バスケは飽きたし、ゲームをしたかっただけだから。

 そう空は強く言い切る。

 素直じゃない空の物言いに私は唖然として――つい微笑が溢れた。


「ありがとう」


 だから私は素直に言えたんだ。

 この日を境に、空が私の高校まで迎えに来てくれた。放課後だけは、悪意ある囁きに解放された瞬間だった。

 




 この一ヶ月後、天音翼ちゃんが転校してくる。下河空の物語が動き出していくのは――また別のお話。


 それは新作――。

【あの空へ、その翼で】

 に書いていくとして。


 私は深呼吸をする。

 冬君に伝えなくちゃ。


 あの日のことを。

 あの時のことを。


 あの時のことを触れるのは、やっぱり少し勇気が足りなくて。今さらながら、怖気ついてしまっていた。ちゃんと伝えるって決めたのに、本当に情けない。


 と――。


 ふわりと、髪を冬君が撫でる。ちゃんと傍にいるよと、その目が微笑んで。そう言ってくれているのが分かった。


 ただその目には動揺と――怒りの感情で火が点いているのを感じた。決して逃げない。惰性じゃない。冬君は目を逸らさず、私にしっかりと向き合ってくれる。その意志をヒシヒシと感じた。


 私は、冬君の首に手を回して距離を埋めるように擦り寄る。

 こんなに幸せで良いんだろうか?

 


 ――ねぇ、あの時の雪姫(わたし)

 ――なぁに、今の雪姫(わたし)

 ――冬君がいるから怖くないよね。

 ――そうだね、今の雪姫(わたし)。私ね、今までって、冬君に出会うために必要だったって思ってるの。運命の伏線って言ったらクサいかな?

 ――そんなことないよ。だって私もそう思ってるもん。

 ――だからさ。

 ――うん。

 ――そろそろ、ね。

 ――時計の螺子を回してさ。

 ――勇気を出そうよ。



「「だって私には、冬君がいるから」」





【5/1(土) 19:20】



 カチンカチン。時を刻むのは、噴水公園の時計。

 トクントクンと鼓動が聞こえる。


 あなたの心音に、包み込まれて。


 意地を張って強くあろうとした、昔の雪姫(わたし)も。

 閉じこもって震えていた、冬君に出会うまでの雪姫(わたし)も。

 冬君と出会ってからの、素顔が晒せた雪姫(わたし)も。


 全部、私だって言ってくれたのは冬君だから。


 噴水がライトアップされて。水飛沫が光の雨のように、私達に注いで。屈折して、いたる所に光の(シャワー)が散って、注いで、拡散して、それが眩しくて。

 まるで私達を照らすスポットライトのようだった。


「傍にいる、一緒にいるよ。だからさ、俺にも背負わせてよ」


 そう冬君が囁く。

 コクンと私は頷く。――嬉しくて、嬉しくて。


 そんな冬君だから。

 冬君が一緒だと感じられるから。

 錆びついた時計の螺子を回す勇気がもてる。


 瞼の裏側で、今の雪姫(わたし)と、昔の雪姫(わたし)が手を重ねて。

 意を決して、螺子を回す。

 錆びついた時間を、勇気を振り絞って動かしていく。




 ――だからさ、俺にも背負わせてよ。

 その言葉に背中を押されるように。


 光の雨(シャワー)を浴びながら、私達は時の扉を開く。重い重い、錆びついた扉を。

 

 

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