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102 君とトントントンとニャンニャンニャン

「うん、良い味」


 狭い台所から、聞き慣れた声がする。あぁ、そうか。帰ってきて、すっかりくたびれた俺は眠ってしまったんだ。


 と、カチンとガスコンロのスイッチを切る音がして。ほどなくして、エプロンをつけた雪姫が戻ってきた。


「冬君、起きた?」

「あぁ、うん――」


 頷く間もなく、雪姫が胸に飛び込んでくる。流石に、俺の右肩に配慮して、加減しながらだったけれど。


「ゆ、雪姫?」


 コテンと俺の額に頭を寄せる。


「む?」

「へ?」

「冬君、体温測るよ?」

「え? 全然、大丈夫――」

「それは体温を測ってから、私が判断します」

「う……」


 こういう時の雪姫には、頭が上がらない気がする。


 ――冬希ってさ、下河の尻に敷かれているよね?

 ニッと笑って、そんなことを光に言われたことを思い出す。


 ――ゆっきの愛情って、重いを通り越して、時に敵対した人を粉砕するもんね。かみにゃんも大変だよねー。

 そうニヤニヤ笑って、黄島さんも言うけれど、正直、俺は首を傾げるばかりで。


 多分、普通に考えたら、雪姫の気持ちは重い。でも、正直な気持ちは「愛しさ」が勝ってしまう。純粋に愛しいんだ。これまで生きてきたなかで、ココまで自分を想ってくれた人を俺は知らない。


「37.2℃かぁ。ま、痛み止めが切れてくる時間かもね」


 雪姫は我がことのように息をつく。


「ご飯、一応作ったんだけど、無理はしないでね?」

「あぁ、うん。味噌汁の匂いはしたから。ごめん――」


 とん、と指で唇を塞がれる。


「冬君。『ごめん』はいらないよ? 私がしたくてしてるの。他の誰にも譲りたくないの。むしろ、他の誰かに冬君がお願いをしたら、私、怒るから」


 ちょっと、頬をふくらませそう言うから。あぁ、とちょっと悔しくてタメ息が漏れる。左手でしか、雪姫を抱き締められない。それが残念だって思う。でも――。


「ありがとう」


 そう言う。雪姫は満面の笑顔を浮かべて、頷く。


「よろしい」

 そう微笑んで。


「味噌汁はネギと豆腐。あとは鯵の焼き魚。ほうれん草のおひたし。肉じゃがも作ってみたの」

「それは……」


 ゴクリと唾を飲み込む。反射的にお腹が鳴ったのは、雪姫が作ってくれたご飯を前に、抵抗のしようがなかった。


「良かった。食欲はありそうだね。でも、無理して食べたらダメだよ?」


 ニッコリ笑って雪姫は言う。


「良い時間かな? そろそろ準備しちゃうね」


 壁にかけてある時計を見ながら、雪姫は言う。今日は、爺ちゃん、婆ちゃんが仕事が終わってから、ウチに来る予定なのだ。そこで、下河家とともに、今後について相談をする予定になっていた。


 確かに、今ぐらいのタイミングで夕食を食べておいた方が良いのかもしれない。雪姫がこうやって傍にいてくれることは嬉しい。でも、高校生同士の恋愛で考えれば、あまりに不健全と誰もが否定すると思う。とにかく、この左手だけでなんとか生活ができるようにならないと。これ以上雪姫に心配をかけないためにも――。


「冬君、あのね」


 そう雪姫が俺の目を覗き込んで言う。見透かされたかのように、奥底まで見られて。それから、雪姫の唇が、俺の唇に触れて。思わず、目をパチクリさせる。


「お爺さんとお婆さんとお話をしても、私の答えは変わらないよ。誰にだって、この役目は譲らないから。絶対に譲ってあげないから」


 それからまた唇が触れて。何度も、何度も触れて。これはマズい――理性がもう崩れそうだった。


 雪姫が真剣に心配してくれているのに、俺ときたら欲望に火がつきそうで。そんなヨコシマな感情を抱く自分がイヤになる。

 見れば、ルルは尻尾を目に当てて、見ちゃいられないね、と言わんばかりで。


(どうせなら耳も閉じておいてくれよ)


 ピンと、立った両耳を見ながら思う。

 でも、今は――って、思う。


 体をよじって、雪姫の唇に触れようと思った瞬間だった。ドアチャイムが鳴る。それから、トントントンと3回、ドアを叩く音がして。


「今日は邪魔ばかり入るんだから。冬君、ちょっと待っていてね」


 ぷくぅと頬を膨らませて。それから、玄関に向かう。


 痛み止めの影響か。

 それとも、痛み止めが切れかけて、微熱がある影響なのか。


 雪姫に、すっかり溶かされてしまった余韻なのか。


 何にせよ、脳が痺れたかのようにまともに思考していない気がする。チャイムの後のノックする人――って、雪姫、ちょと待って? 待って?!





「タコさん?」

「雪ん子ちゃん?!」


 やって来たのは、田島辰彦さん。雪姫のお父さん、下河大地さんの後輩。町内の青年団の一員にして、元安芸疾走疾駆集団【朱雀春風】鉄砲玉(マグナム)の異名をもつ、タコさんだった。


 情報量が多すぎて、何を言っているか分からないでしょう?


 大丈夫、俺も何を言っているのか全く分からないから。やっぱり思考が回らない。でも、タコさんが来る時はロクな用件じゃないことを思い出して――慌てて立ち上がった俺はベッドから、ものの見事に転げ落ちたのだった。



「痛ッてぇぇぇぇ!」


 タコさんを放り出して、雪姫が駆けつけてくれたのは言うまでもなかった。







■■■






「粗茶ですが」


 本日、2回目の粗茶。2回めのどくだみ茶。大國に出した時よりも、より濃く抽出されていて。タコさんは、そんなどくだみ茶を、さも美味しそうに飲み干す。


「うん、苦い。もう一杯!」


 なんのCMだよ、と思った俺はきっと悪くない。コポコポ、雪姫は容赦なく、茶碗に注いでいく。


「ちぇっ、もっと濃くしとけばよかった」


 小声で言っているの、聞こえているからね、雪姫さん? 折角の時間を邪魔されて、腹に据えかねる様子で。雪姫はかつてないほど不機嫌だった。


 ――せっかく、冬君と二人きりなのに。

 だから、雪姫さん。声に出ているからね?


「なんで、タコさんが、冬君のお部屋に来るの?」


 言葉にする度に温度下げるの止めてね?


「実は俺と冬坊は、お付き合いをしていて――」


 タコさん、そういう冗談は笑えない。雪姫も、真に受けないの。


「雪ん子ちゃん、うち【TA()JI-MA(ジーマ)HOUSE(ハウス)】だし。大家だぜ、俺っち?」


 ドヤ、と白い歯を見せてサムズアップしてみせる。


 正確にはタコさんのお父さんが俺の大家さんなのだ。絶賛、後継修行中ではあるみたいだけれど。急遽、進学先をこっちに決めた時、右も左も分からない状況で、田島さんによくしてもらったのは、本当にありがたいと思う。


「大家さんが、冬君のところに来る意味が分からないよ」

「えっとぉ。冬坊って、食生活がなってないから、俺っちが栄養管理をしてあげないとぉ、って感じ? 俺っちの料理に、冬坊の大腸マジ鷲掴み〜?」


 ウザい。言い方がウザい。そして、何から突っ込んで良いのやら。雪姫さんは、いちいち反応しないの。その視線で人を殺せそうだからね?


「まぁ、本当はさ。冬坊が大変な状況って聞いて、差し入れをって思ったんだけどさ。元気出して欲しくてて、ね。でも、雪ん子ちゃんがいるのなら、必要なかったかな? ま、後で楽しんでよ」


 と、紙袋を持ち上げる。俺はさぁっと血の気が引く。毎回、お断りをしても持ってくるんだ、この人は。お願いだから、雪姫の前で、それを見せないで――。


「見せて」

「「え?!」」


 雪姫の目が据わっている。拒否権を許さない、そんな人を視線で殺せる目つきだった。愛情が人一倍強い雪姫のことだ。タコさんが毎回置いていく、DVDを見たら、機嫌がより永久凍土に下降していくのは間違いない。


 女子高生から人妻、素人、海外まで。毎回、いろいろなジャンルをチョイスして置いていくのだ。


 いわゆる、大人にならないと見ちゃいけないムービーだった。


 タコさんが来る度に、持って帰ってもらうのに一苦労で。いや、そりゃ俺も男なワケで。それなりにお世話にはなったけど、さ。


「……タコさん、これはどういうこと?」


 終わった。俺は雪姫にお説教されるのを覚悟した。おもむろに、紙袋から取り出したのは――カップラーメンだった。


「へ?」

「いや、だってさ。冬坊、骨を折られたんでしょ、雪ん子ちゃんとケンカして。それなら、片手でも食べられるように、って思ってね」

「私は折ってないもん!」

「冬坊、浮気はダメだぞ」


 ポンポン、俺の肩を叩く。


「痛ってぇぇぇ!」


 ワザとか。この人、絶対にワザとだよね?!


「冬君は浮気なんか、しないもん!」

「そう思っているのは雪ん子ちゃんだけだって。男は他の女の子に目移りしちゃうから」

「しないもん、絶対にしないもん!」


 ぎゅっと、雪姫が俺を抱きしめる。だから、痛い。マジで痛い。タコさん、雪姫を煽るの、本当に、ヤメ、て。肩も痛いし、ち、窒息する――。


「冬君は浮気なんかしないし、タコさんのお節介もいらないの!」

「まぁ、そんな雪ん子ちゃんには、これを渡しておこうね。円満の秘訣って、ね?」


 ぽんと、雪姫に手渡しのは、避妊用のゴムだった。ちょ、ちょっと? 高校生に何を渡そうとしてくれるの?!


「むー」


 視線は怒っているのに、その手が箱を手放さないのは、雪姫さん……どうして?


「俺っちのお節介はいらないんだっけ?」


 ニヤニヤ笑って言う。


「あ、でも、壁は薄いから。お隣さんの事を考えて、ほどほどに、ね?」


 タコさんの言葉に、雪姫の忍耐リミッターは、限界を迎えて、ぷるぷると体を震わせる。


「……タコさんのばかぁ!」


 袋に入っていた、カップラーメンを投げつける! ちょっと雪姫さん、食べ物を粗末にしちゃダメだって。


「あ、冬坊。一番、下にお前の好みのヤツ入れておいたからな!」


 ニッと、笑ってサムズアップ。そして、逃げるように、玄関へ走り去っていった。好みって、コンビニ限定の塩豚骨ラーメンのヤツかな、そんなことを思った俺は浅はかだった。


 雪姫がおもむろに紙袋から取り出したのは、DVDのパッケージで。



 パッケージには、

『年上にゃんにゃんパラダイス~お姉さんだってにゃんにゃんしたい~』

 デカデカとそう書かれていた。




 ちょ、ちょ、ちょっと、タコさん?! 何を紛れ込ませているのさ?


「……ふ、ふ、ふ……冬君のばかぁ!」

 容赦なくDVDのパッケージが俺の顔面に投げつけられたのだった。




■■■




「冬君は大人の女性が好みだったんだね」


 ぶすぅっと、頬を膨らませる。こうなった雪姫を溶かすのは、なかなか難しい。ようやく口をきいてもらえるようになっただけ、まだマシなんだけど。


「だから、あれはタコさんの押し付けで。別に全然好みじゃないし。俺、年上は苦手だって、前にも言ったよね?」

「……そういう問題じゃないもん」


 ポカポカ、俺の胸を叩いてくる。振動が響く……痛い……。と、思っていたら、視界がぐるんぐるん回った。


(へ?)


 雪姫に押し倒されたんだって、今さらながら気付く。幸い、ベッドの上だから痛みは、右肩以外なかったけど。


「……知っているよ」

「え?」

「私だって、知識はあるから知ってるもん。男の子がそういうことが必要だっていうこと」


 ぶすーっ、ぶすーっと頬をさらに膨らませて。


「でも、どんなカタチだって。そういう風に作られたモノだって、冬君が他の女の子をそういう目で見るのはイヤだ!」

「……」


 二の句がつげないっていうのは、こういうことを言うのか。雪姫が自分のブラウスのボタンに手をかける。慌てて、それを止めようとして――手が払われて。


 一つ、二つとボタンを外していく。

 その指先が震えているのが見えて――俺は、左腕で。でも、雪姫の全部を包み込むように抱き締めた。


「冬君……?」


 雪姫が目をパチクリさせる。


「おバカちゃん」


 クスクス笑って、それから雪姫の頬に唇を寄せれば、流れ出した感情の跡を感じて。俺は目尻にまた唇を添える。


「男だから、そういうことに興味があるのは、否定しないよ。そういうカタチを望まないって言ったら、やっぱり嘘だし。でもね、それは今じゃない気がするんだ」


 どんなに、知識があったって。軽はずみに経験するのは――欲望任せに、体を重ねるのはダメな気がする。まして、短い時間でも、俺たちを許してくれた大地さんを、裏切るような真似はしたくない。


 何より、雪姫が受け入れられない。そう感じたんだ。


「タコさんが冬君、浮気をするって……他の女の子に目移りしちゃうって……」


 タコさんなりの冷やかしだと理解するけど、今日の雪姫にはかなり突き刺さったらしい。今度、ちょっとお灸が必要な気がしてきた。少なくともタコ殴りは確定だよ。


 でも、今の最優先事項は、雪姫だから。

 だから、言い方を変えてみた。


「俺は、雪姫の前にどんな格好良い人が現れても、絶対に譲るつもりはないけど――」

「それは、私だって!」


 雪姫が無理やり、言葉を奪う。現在進行形で、今も言葉を奪われて。でも、そうされながらも俺は、雪姫の髪をこの手で梳く。


「冬君が、いつも私に遠慮するクセに!」


 酸素がようやく喉元に流れ込んで。渇望するのに、名残り惜しいと思ってしまう。


「うん、だから遠慮しないようにしなくちゃ、って思ったんだ。同じようにね、なし崩しはイヤだから。雪姫と一緒に進んでいきたいの」

「冬君?」

「怖いでしょ、今?」


 雪姫が目を大きく見開く。当たり前だって思う。だって、俺だってそう思うから。雪姫はきっともっとで。バレンタインデーのあの日。きっと踏み潰されたのは、チョコだけじゃない。雪姫の大切なものが、容赦なく踏み潰されたんだ。


「でも、でも――」

「焦らなくて良いんだ。俺は雪姫と一緒に歩くって決めたから。絶対、隣は他の人に譲らないし。雪姫と一緒に同じ景色を見たいって思うから」


「……幼馴染だからって、遠慮しない? 勝手にいなくならない?」

「一緒にいる。だって、俺には雪姫が必要だから。それを本当に痛感したんだ」

「私にとって、冬君。あなたは半身だから。重いって言われても、何て言われても、絶対に離さないから」

「うん」


 雪姫を抱きしめる。片手しか動かせないのがモドカシイ。もっともっと、この子を包み込んであげたいのに。雪姫は自分の目にだけ映したいって言う。逆だ、逆なんだ。幼馴染の誰も、その目に映したくない。ただ、俺だけ見て欲しいって思ってしまう俺は、本当に欲張りで――。








 どこか、遠くで、ドアチャイムが鳴り響く。そんな残響音も、溶けてしまって。

 体が半分、麻痺してしまったかのように。

 どこか、遠い世界のお話のようで。

 妙に現実感がなくて。




■■■






「冬希兄ちゃん?」

「お兄さん……お姉さん?」

「あ、いたいた。どうせ、また二人っきりの世界になっていたんだしょ。本当に、ちょっとは自制ってものをさ――」





■■■





 ――ちゃりん。



 鈴が鳴るように。

 落ちたのは、鍵だった。多分、空君に貸したこの部屋の鍵で。

 今さらながら、ようやく現実に引き戻される。


 乱れた雪姫の髪。

 はだけたブラウス。


 撹拌された感情のせいで、その白い頬が紅潮していた。その目が潤んでいる。まるで雪姫に組み伏せられているその姿を見て、二人はイメージを抱いたんだろう?


 視線を空君と天音さんに向けて。

 髪を掻き分ける。


 チロッと舌が唇を舐めて。それから雪姫もようやく――気付く。




「そ、空?」


 目をパチクリさせて、少しずつ現実感を取り戻していく。


「……あ、ごめん。いや、ちゃんと、チャイムは鳴らしたんだけど。まさか、その最中って知らなくて……」

「へ?」


 空君に言われて、雪姫も自分がどんな姿なのか。どんな誤解を受けているのか、ようやく気付く。慌てて、離れようとして――でも動けないのは、先程と交わした約束が、雪姫のなかで楔になってしまったかのようで。

 雪姫は、まるで凍りついたように動かない。


「そ、空君。お邪魔しちゃダメだよ……また時間をずらして、来よう?」

「あ、うん。そうだね。えっと、頼まれたものと。今夜、両家の顔合わせで、着る服ね。母ちゃんが、チョイスしたから。ほら櫻郷の本家で結婚式があった時に姉ちゃんが来たヤツ! こ、ココに置いておくね!」


 早口で言う空君の顔に、ありありと「気まずい」って書いてある。


「そ、空! ちが、これは違わ――ないけど、ちが、違うから!」


 慌てて雪姫が言うけど、もう時すでに遅し。俺は諦観の境地だった。


「お姉さん、オトナです……」


 真っ赤になりながら。両手で顔を覆いつつ、指の隙間からこちらを伺う、天音さんも好奇心が旺盛らしい。


「ちが、本当に、違う、違うから!」

「兄ちゃん、姉ちゃんをよろしくね。ココまできたら、本当に冬希兄ちゃんじゃないとダメだと思うから」


「それは合ってるけど、そういうことじゃなくて。合ってるけど、合ってない!」


「大丈夫、父ちゃんには内緒にしておくから」

「だから、そういうことじゃないのー!」

「おあー」


 ルルが楽し気に鳴いた気がしたのは、きっと気のせいと思いたい。人間だったら、かなりワルい笑顔を浮かべている気がする。



 


■■■





「違わないけど、違うからぁぁぁっ!」

 そんな雪姫の声が、近所迷惑になりそうなレベルで響いたのだった。

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